商品詳細
お茶をされる方には、欠かせない色無地。急に思い立ってもなかなか気に入ったお品が見つかりません。そこで私どもがお勧めするのが白生地からお好きなお色に染めるという企画です。生地は最近値上がりしております。先日も色無地のご注文がございました。その時にも既に値上がりしており問屋さんも困っている様子。待っていても一度値上がりしたものは下がりません。そんな世界です。ならば今の内に(お値段が変わらないうちに)色無地の企画を打ち出しました。
こちらはセールとは別になります。
ただし、お色はお好きなお色にお染いたします。染め方によってお値段が変わります。引き染となりますとお高いですが、炊きぞめにされると少しはお値段が違いが出る可能性があるかもです。
紋ですが抜き紋と縫い紋でもお値段が変わってきます。
せっかく白生地からお染になるのでしたら抜き紋がと思いますが、TPOをお考えになられて縫い紋でしたらあまり気張らなくても良いので縫い紋を好まれる方もいらっしゃいます。
そこは地域性もございますのでよくお考え下さいませ。
染めるお色に迷われたらご相談に乗らせていただきます。
【引きぞめ】
方法:生地に直接筆や刷毛で染料を引いて染める技法です。手作業で行うため、技術力が求められます。その分だけお高くなっています。大切な一枚と思われたら引きぞめでされるのが宜しいかと思います。
【炊きぞめ】
方法:染めたい布を染料の入った釜や鍋で煮て染め上げる技法です。染料が布全体に均一に行き渡って染め上がります。無地でしたら均等に染めるので炊きぞめでも大丈夫です。
【品 質】
絹 |
100%使用 |
生地 |
丹後ちりめん |
日本の絹
スタンプ |
有り |
柄 |
葡萄唐草文紋意匠生地 |
生地幅 |
約38㎝ |
【葡萄唐草文】
葡萄の蔓を唐草文の主軸とし、実と葉を配した文様です。古くからヨーロッパなど世界各地に伝わり、芳情の象徴として文様化されました。現在でも代表的な唐草文様の一種として袋帯や友禅染などの意匠に広く用いられております。葡萄だけが写実的に描かれれば秋の文様となりますが、唐草と取り表されると正倉院に由来する古典文様として季節を問わずに使えます。
【紋意匠】
生地のひとつで地模様のあるもの、そのように織られたものです。また、織られた地模様そのものを指すこともあります。
経糸に駒撚糸、地緯(じぬき)に強撚糸、絵緯(えぬき)に生糸や諸撚糸、柞蚕糸などを用いた緯二重織縮緬です。緯糸が二重になって織り出されることにより、光沢のある地紋がはっきりと浮き出て見えて、染めるとその地紋が引き立ちます。紋意匠の生地は、色無地や色留袖、訪問着、小紋、羽織、コートなどに用いられます。もともとは意匠糸(太さや色の異なる2本以上の糸をからみつかせた糸の総称。フープが出ていたり、太さのむらがあったりします。ファンシーヤーン、飾り糸)を使用したため、この名になったといいます。