商品詳細
特別価格商品
【唐織】綾織地の上に、さらに多彩な色糸を使い、柄を刺繍のように立体的縫い取りで織り出す技法で豪華絢爛な織物のこと。錦地の中で最も高級とされる織物です。当時は、将軍など限られた人の装束や能装束として用いられ、現代でも能の女役の上着類は見事な唐織となっております。そんな見事な帯が何故だかずっと箱の中で眠っていました。(トホホ)
気が付きましたのでSALEに良いわと思い、また、皆様が良い帯ねとおっしゃって下さるので自信を持ってサイトに出そうと思った矢先、色糸が多少のやけに気が付いてしまったのです。結ぶには全く問題のないとは思いますが「心が痛み」
こちらのお品はこのようにしっかりしたお品ですが、先日ブルーのお色がたれ先とお太鼓辺りを比べると多少違っていま悩んだあげく「異例の特別価格商品」決心しました。当時20万の札(税抜き)がついてました。かなり高い値で問屋さんから仕入れたようです。しかしながら、ここは心を鬼にして原価を切って出すことにしました。
【品 質】
・大光織物 謹製
・西陣織工業組合品質表示証紙No.2362
・絹
・日本製
・霜島芯の世界 彩り天目
・六通柄
・生地幅 : 約31.0㎝
・長さ : 約4.4m
【用 途】
お茶会、結婚式、披露宴、宮詣り、発表会、展覧会、パーティーやレセプッション、観劇やコンサート、ご友人とのお食事会等正式な場所から趣味の会の集まりでというお席まで着用シーンは幅広いです。黒留袖にも映えますし、訪問着、付け下げ、紋付無地の格の高いお着物にも合いますし、江戸小紋やとび柄小紋にも合わせられます。そんな重宝する袋帯です。
【年 代】
年代は問いません。
【大光織物】
西陣織が最盛期だった昭和38年「今江染色」を創業しその後、「織屋さんからの注文を待っているだけでなく、こちらからニーズを積極的にとり込んでいきたい」ということで織物を手がける「大光」を立ち上げられました。
織屋としては新参者とおっしゃっておられますが、、伝統や格式にとらわれず自由な発想でどんなことにでも挑戦されている姿は、素晴らしいものだと思います。
老舗店のような歴史に培われた物でなく、今の時代に合った「柔軟な姿勢とチャレンジ精神」で柄づくりをされておられます。お客様のあらゆるニーズにこたえられる度量の深さとスピード対応が特徴だといえます。
また紋紙店などとアイデアを出し合いながら、着物や帯のデザインも手がけておられます。例えば、これまで“派手もの”に使われていた柄を、シックな“洒落もの“ に使うなど、よそではまねのできない斬新で大胆なデザインが人気を得ています。
帯の保存とお手入れに関するご注意
◆金銀紙・箔を痛めますのでドライクリーニングは絶対やめてください。(特に塩素系溶剤は変色の原因となります。)
◆高熱アイロン及び蒸気アイロンは、金銀糸箔を痛めますので使用しないで下さい。あて布をして布をして、低温でアイロンかけをして下さい。
◆硫黄分を含んだものに触れると金銀紙箔が変色する事がありますのでご注意ください。
◆保存の際には、ビニール袋の使用やにおい袋、防虫剤(樟脳)等を直接帯の上に置いたり、帯に香水をかけたりする事はおやめください。へんしょく、シミの原因になる場合があります。
◆日陰で虫干しを時々して下さい。
◆シミ、汚れ等を落とす場合呉服のしみ落とし加工専門店にお出しください。