商品詳細
藤の花をモチーフに笹や華文を組み合わせ、蔓の持つ強靭さと咲き乱れる豊稼さはともに吉兆のお柄として多々用いられてきました。藤の花はたわわに集まって咲き強い印象を感じさせます。
地色はチョコレート色とボルドー色を組み合わせた上品なお色で太い絹糸を用いた唐織で優美な豪華さを表現しております。岡文織物の見事な唐織の技術の高さを是非お手元にてお確かめ下さい。
【品 質】
・岡文織物 謹製
・西陣織工業組合品質表示証紙No.172
・絹 100%
・日本製
・六通柄
・生地幅 : 約31.0㎝
・長さ : 約4.4m
【用 途】
結納、披露宴、宮詣り、お茶席、発表会、展覧会、パーティーやレセプッション、観劇やコンサート等の着用シーンに是非お締め下さい。色留袖、訪問着、付け下げ、無地、江戸小紋等に合わせてください。粋におしゃれになること間違いないでしょう。
【年 代】
20代から50代までの方に品よくお締め頂けます。
【藤の花文様】
藤は繁殖力が強く、他の樹木に絡みながら伸べていくことから長寿、子孫繁栄の象徴とされています。又、「ふじ」は不二、不死に繋がると言うことで、平安時代には栄華を極めた藤原氏が名前や家紋に取り入れました。そのためか、公家社会では様々な装束に藤の文様が用いられいていました。他の多くの花が上向きに咲くのに対し、下向きに花穂が垂れ下がります。そのことより、描かれた藤の花は天と大地を繋ぐものとされ、神や仏が地上に降臨する時の雲を意味すると言われています。
【岡文織物】
元禄3年,西暦1690年に初代が西陣にて織物業に携ったことからが始まりです。
戦国の匂いも消え、江戸時代も落ち着いてきた時代ですので、町衆の文化も広がり、華やかな雰囲気が世の中に立ち込めていたよき時代で、そのころは寺院の衣服である「法衣」を織っておりました。六文字屋の屋号は「南無阿弥陀仏」の「六文字」から名付けられたそうです。