商品詳細
西陣織の老舗の機屋さんの袋帯です。銀地に菊や変わり七宝を施した正統な帯に仕上がってます。落ち着いた雰囲気の帯ですのでお茶席や式典などにお締め頂けます。黒留にお締め頂いても上品になると思います。
【品 質】
・織匠小平 謹製
・西陣織工業組合品質表示証紙No.9
・絹 80%、ポリエステル 10%、指定外繊維(紙)5%、
レーヨン(金属糸風)5%
・日本製
・六通柄
・生地幅 : 約31.0㎝
・長さ : 約4.4m
【用 途】
黒留、色留袖、訪問着、付け下げ、無地、江戸小紋等の正装準礼装のお着物に合わせてお締め下さい。出席する場は、多種多様で披露宴、パーティー、お茶席、観劇、式典等色々とございます。
【年 代】
30代から上はずっとお締め頂けます。
【織匠小平プロフィール】
西陣織の老舗です。
明治維新の折 嵯峨屋定吉が織物業を営み、いつ頃創業したかは詳細は不明ですが、江戸時代前期ではないかと思われています。主に公家の装束を制作する。明治33年に小平早太郎が帯屋を創業、主に丸帯などを製造する。
昭和2年に第一回西陣織競技会で丸帯が受賞する。第二次大戦中は帯地製造を中止して海軍将校の肩章、軍艦旗(綴れ織りなどの艦長室に飾るもの)
などを製造することとなる。
戦後は、小平機業店として帯屋を再開する。西陣織工業組合発足時に小平安治郎が帯地部役員を務める。戦後第一回競技会で知事賞を受賞する。
上京区紋屋町より手機工場があった北区鷹峰に移転する。その後小平託司が(有)織匠小平を設立して帯屋として創業110年以上を迎える西陣の老舗です。
【お客様に帯の保存とお手入れ法に関するご注意】
◆帯はお締めにならなくても、春と秋の二回湿気の少ない天気の良い日に陰干しをして下さい。
◆ご着用後は、体温や湿気を発散させる為に、数時間の陰干しをしてください。
◆帯をおしまいになる場合は、湿気の多い所や風通しの悪い場所はお避け下さい。汗、湿りは変色やカビの原因になる事があります。カビが生えるとしみ抜きをしても落ちない場合があります。
◆おしまいになる時は、ビニール袋の使用やにおい袋を直接帯の上に置いたり、帯に香水をかけたりする事はおやめください。変色の原因になります。
◆防虫剤は帯に直接触れないようにして下さい。二種類以上の防虫剤を同時に使用されますと変色シミの原因になりますのでご注意下さい。
◆帯に加工されている金属糸風繊維のある部分にには、薄紙をあてておしまい下さい。又、硫黄分を含んだもの(輪ゴム等)に触れると金属糸風繊維が変色する事がありますのでご注意下さい。