商品詳細
名門帯屋ならではの洗練された柄。桐と花喰鳥や笹と菊、紅葉と鹿、流水と水草といった組み合わせでそれぞれの段のパーツを美しく施しています。色々な色の糸を使っていますので無地でも色々なお色が選べます。付け下げや訪問着に合わせても決して引けを取らないボリューム感がございます。お慶びの席などでしたら、この上ない後姿を演出してくれます。 全てのフォーマルな着物に最高の演出をしてくれる重宝なひと品です。
【品 質】
・京藝 謹製
・西陣織工業組合品質表示証紙No.1893
・絹80%、
綿・指定外繊維(和紙)ポリエステル(金属糸風)20%
・日本製
・六通
・段中柄花喰鳥と桐、紅葉と鹿、梅と笹など
・生地幅 :約31.0㎝
・長さ :約4.4m
【用 途】
結納、披露宴、宮詣り、お茶会、発表会、展覧会、パーティーやレセプッション、観劇やコンサートやご友人とのお食事会等のように正式な場所から準礼装なおきものをお召になられるというお席でお締め頂ければと思います。色留袖、訪問着、付け下げ、無地、江戸小紋、格のある小紋柄等に合わせてください。おしゃれに、どなたがご覧になっても安心していただけるお品となっております。
【年 代】
20代から60代の方にお締め頂ければと思います。
【花喰鳥】
花や樹枝をくわえて羽ばたく鳥の図柄で、鳥が幸せを運ぶという意味から縁起が良いといわれ古くから吉祥文様として用いられています。鳥には鳳凰、鸚鵡(オウム)、鴛鴦(おしどり)、尾長鳥、鶴など、また牡丹の花や空想上の花、宝相華(ほうそうげ)など当時流行していた図が多く、こちらは、桐の図柄に鳳凰が施されています。正倉院宝物の図柄にある花喰鳥は、官職のしるしとした組紐、綬帯(じゅたい)やリボンをくわえたものとなっています。
【京 藝】
西陣織元の京藝は明治24年創業の老舗工房です。着姿をイメージして作られるモダンなデザインの帯は京藝ならではの表現力のたまものです。デザインだけでなく、締めやすく肌になじみやすい帯としても定評があります。
【使用上の注意】
金銀糸(箔)には、特に細心のご注意を。
◆極端な折り曲げによる着付けは、使用素材(特に金銀箔)を傷め修復できなくなります。
◆長い爪での扱いは十分ご注意ください。爪が織組織に引っかかり糸の浮きなどの組織を損傷することがあります。
◆爪自体を傷つけないようにご注意ください。
◆金銀糸(箔)使用の製品の場合、ゴムなどの硫黄分を含んだものに金銀糸(箔)が触れると変色することがございます。
◆商品は、堅牢度など厳しい審査に合格したものですが、多量の水分、多汗により色落ちの原因になります。
◆シミや汚れが付いたときは、早めにシミ抜きの専門店で修理して下さい。(香水、化粧品、ペンキや樹脂のシミ、汚れはほとんど取れない場合がございます。)家庭での洗濯はできません。
【片付けるとき】
◆着用後は、体温や湿気を発散させるために、数時間陰干ししてから片付けてください。また、ブラシ等でほこりを落としてください。汗、温もりは変色やカビの原因になります。
◆シワがひどい時は、裏からあて布をして、ごく低温アイロンをかけてください。高温アイロン、蒸気アイロンは使用糸を傷めますから、使用しないで下さい。
◆商品への直接の樟脳など防虫剤や香水の使用は絶対に避けてください。シミになったり変色することがあります。
【長期保存の場合】
湿気が溜まらないように。
◆ビニール、ナイロン系繊維での密封包装は、湿気が溜まりやすく変色の原因となります。たとう紙などの和紙で包み保存されることをお薦めします。特に金銀糸箔のある部分には、薄紙をあてておしまい下さい。(通気性のある和紙の選択にも十分考慮して下さい。)
◆商品は着用されなくても、乾燥した時期を選び、時々風通しの良い所で衣装箱ともども陰干しして下さい。