商品詳細
「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。帯自体とても軽く締めやすいですが柄は、大変重厚感があります。お色を考えると、透けない単衣のお着物に合されるととても素敵になります。四季折々の草花やおめでたい柄を施してありますので、スリーシーズンお召いただける、大変重宝する逸品です。
【品 質】
・となみ織物謹製
・西陣織工業組合品質表示証紙No.452
・日本製
・六通
・佐賀錦織
・生地幅 :約35.0㎝
【用 途】
お茶席、パーティー、レセプション、発表会、展覧会、観劇や入園・卒園、入学式・卒業式、又は、謝恩会やコンサート等の改まったお席に重宝するお名古屋帯です。着物の種類や柄行によって着用シーンは幅広く様々です。柄の少なめの付け下げ・無地・江戸小紋等に合わせて下さい。
【年 代】
30代から70代まで、きものによって変化をつけることができます。
【となみ織物】
嘉永3年(1850年)、初代 礪波宗介が富山県砺波より入洛し、生糸・組紐業「仙福屋宗介」を創業されました。
大正8年(1919年) 蘆山寺通千本西入にて西陣織の製造卸業を開業され、昭和48年(1973年) 現社名「となみ織物株式会社」を設立されました。 嘉永3年の創業以来、150年以上も続く、織物の製作・製造に携わっている歴史ある西陣の老舗織元です。
西陣の織の技術が進化していく中で、ものづくりに拘り、手彫りによる紋図の製作や、西陣ではもう2~3社しか使っていない和紙の紋図製作などの伝統を残し、単に西陣織の意匠やその文様の創作だけではなく、その拘りは伝来の衣装である能衣裳にまで及んでいます。先達から受け継がれている能衣裳の復元を国立能楽堂より受け、人間国宝の宝生 閑 監修のもと、技術認定されるまでに至りました。技術功績をのこす老舗織元です。
【佐賀錦織】
金、銀、漆を貼った特製の和紙を細く裁断したものを経糸、絹の撚糸を染色したものを緯糸として丹念に織り上げられています。紋様は多種多様であり、大変根気のいる手仕事で精緻技術を必要とするため一日わずかしか織ることができません。絢爛豪華で気品のある優雅な美しさを秘めております。