商品詳細
こちらの袋帯は、正規に仕入れたものですが、反端(帯を仕立てると隠れるところ)の生地が引けています。あと数か所染色飛びがございます。さほど気になるものではないとは思いますが、通常の価格ではお売りできないと判断しましたので、ご承知の方にと思い「訳あり商品」のカテゴリーにお入れしました。
白っぽい生地に薄くぼやかしてブルーグレー色が配置してありバランスのよい品格の中にも、金彩はあくまでも 派手ではなく、その控えめな色彩が、あなた様の ムードをより一層引き立ててくれます。 優雅に装飾 されたお柄は、計算されて配してある中央の三つ続きの円のような細かい精密な柄は、きものを引き立たせてくれます。 見る人に重たい印象を感じさせない女性ならではの、 気品豊かな一品です。 場所に合わせて、黒留袖、訪問着、 付下げ、色無地、江戸小紋などのお着物をお選び下さい。
【品 質】
・加納幸 謹製
・西陣織工業組合品質表示証紙No.440
・絹80%、レーヨン、ポリエルテル・指定外繊維(和紙)20%
・日本製
・六通
・生地幅 : 約31.0㎝
・長さ : 約4.4m
【用 途】
訪問着や付け下げやとび柄小紋や江戸小紋に合わせられます。入園・卒園・入学式・卒業式などの準礼装や、改まったパーティーや会食・お茶会などで活躍できるお薦めの帯です。又、着物の種類や柄行によって着用シーンは幅広く様々です。
【年 代】
若い方が正装できちんと締められても、ご年配の方が粋に締められても見ている側は納得・安心できる帯です。年代幅は広く上品に着こなせます。
【加納幸 について】
加納安治郎が明治22年に亀屋佐兵衛のもとから別家。
長男の嘉一郎が引継ぎ、業を盛んにしたところから実質上の創業者ともいえる。
嘉一郎の二人の息子のうち、弟の幸一が昭和24年7月に独立し、『加納幸』を興す。
製品の幅はきわめて多岐にわたり、まず、儀式用の丸帯を手掛け、次にカジュアルなおしゃれ帯(8寸)、儀式用の袋帯を手がける。
昭和51年6月、銀座小売店に修業に出ていた将資(現社長)が入社し、銀座で培った感性と経験を元に都会的なセンスを打ち出した袋帯を創作し、伝統とモダンを融合させた加納幸スタイルで業界内で確固たる地位を獲得した。
現在では帯だけに留まらず都会的な独特の色使いとシックな感覚を全面に打ち出し、従来の和装の概念にとらわれないイメージの物創りにも力を入れている。
ご使用上のご注意
◆硫黄を含んだものに触れると金銀糸箔が変色することがありますのでご注意ください。(ゴム製品等)
◆高熱アイロン及び蒸気アイロンは金銀糸箔を痛めますので使用しないでください。
◆保存中ビニール袋・香水等は、使用しないでください。
◆汗湿気は、変色の原因となる場合がございます。
◆陰干しを時々してください。
◆引き箔には、三椏の和紙を使用しておりますが、折れや摩擦にご注意ください。
◆当製品に関することはご遠慮なくお問い合わせください。