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秋の単衣から冬へお薦め着物と帯2022

◇秋のお薦め単衣のきものと帯

 

文字通り秋が立つで夏の名残を楽しんみ感じて「残暑」と使われるのですが今は、早く夏の暑さが和らいて欲しいと願うばかりです。

とはいえ、九月は勿論透けない単衣です。帯は先取りですので袷用です。

 

昔の帯は、芯も厚く重たく感じていました。

 

しかし、今現在は、スリーシーズン 結ぶことができる軽い帯がございます

 

まだまだ日差しが厳しく暑い日には 軽くて結びやすい帯をお勧めいたします。

 

着物には決まりごとがありますのでそれに沿ってお召し頂けると間違いはない のですが、九月は単衣と言えど暑く感じます。

無理をせず、楽しく着物を着て頂きたいと思います。


例えば、 襦袢を絽にして(半襟は普通タイプ)衿が絽でなければ九月の単衣にも使えます。

 

 

  ≪単衣におすすめの小紋≫
 

 

 

今年は少しずつですが色々と行事も開催されつつあります。喜ばしいことです。ならば秋には 「きもの」で出席なんて素敵ですよね。
今までお茶会など我慢をしていた方に是非おしゃれをして楽しんでいただきたいです。
 

 

 

 

[紋意匠に華文様/Japanblue]
[紋意匠に飛び柄桐竹鳳凰紋・寿光織]
☆左の小紋は春はもちろんですが、九月の単衣時期も重宝する小紋です。
柄も小さくとび柄ですので 気を遣わないよそ行きにもなります。
勿論袷にされても構いません。
着用期間が長いと評判です。

 

☆右は、地色は灰桜色で優しいお色です。ピンク系ですが若い方にというわけではなく、お似合いの方は結構いらっしゃること思います。生地幅も一尺以上ございます。裄のある方にもある程度安心してお仕立いただけるのではないでしょうか。

 

 
[天然草木染江戸小紋・車輪梅染・紅藍舎]
[網代のきもの(伝統工芸品)西陣着尺]
☆左の小紋は柄が濃藍色染・流水短冊万筋です。秋のお茶会にいかがですか。
これからのお茶席に最適です。
それだけに限らずの単衣時期も重宝する小紋です。

 
☆右は、風合いと着心地の良さをお楽しみいただけます。こちらを羽織やコートにもでき、用途が多彩です。
季節や格も 問わないので気軽にお召いただけます。
 
 

≪単衣に合う帯≫
九月は帯は先取り。だから袷用の帯を結びます。でもまだまだ暑い九月の単衣時期に合わせる帯はなるべく
負担の少ない軽い帯にしたいものです。かといって、薄ペラいお茶席に向かないような帯でも困ります。
こちらの帯はいかがですか?柄に格もあり、織り方にも格がございます。お薦めです。

 
 
[特選西陣織九寸名古屋帯【藤原織物謹製】「紹巴 天平菱華文 六通」]
[特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】「鱗模様・織成なごや」]
☆左の名古屋帯は、「紹巴・しょうは」織です。天平菱華文 六通の柄ですので格がございます。
九月の単衣のお着物から袷のお着物に合わせて結んでください。お茶席に重宝すると思います
 
☆織成(しょくせい)とは綴織の一つです。古くは正倉院に伝わる「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から
再現された格式の高い技法です。軽くてしなやかで、綴織に準ずる格式をそなえていますので、「お茶席向きの装い」
と言って間違いないです。
 

 

名古屋で格があってもやはり袋帯が良いわとおっしゃられる方にはこちらはいかがですか

 

秋の単衣にお勧めの袋帯です

 
[西陣織袋帯【ふくい謹製】 「雪輪の柄・六通」]
[正絹西陣織袋帯 【高島織物 謹製】 鎖美織全通]
☆左の袋帯は、こげ茶色をベースに雪輪が施されています。
こちらは、薄くて軽い帯ですので、長丁場のお茶会や同窓会などに気軽に結んで頂けます。
濃いお色ですが秋にに淡いお色の着物を着用された時に合わせやすい帯となっております。
☆右は、鎖美織りの全通のしゃれ袋です。
全通でよろけぼかしのような柄付ですのでどこでお太鼓を作っても大丈夫です。
お太鼓の柄を気にせずに結べるので、普段から気兼ねなく結んで頂きたいお品です。
 
 
 
 
 
 

“きものむらたや” お薦めの袋帯です。

 
[特選西陣織袋帯【織悦謹製】 「ルーマニア立菱縞文、有悦織」]
[正絹西陣織袋帯 【洛陽織物 謹製】 「輪(リン)・粋の極み」]
☆左の袋帯は、裏地も表と同じ織機で織られたものです。
表と裏が同じ糸、織機を使っているということはとても手間がかかっているということなのです。
また、帯が大変しなやかです。
そして表と裏の狂いが少ないです。
☆右は、オフホワイトの生地に細かい柄付で松竹梅を施してございます。
お茶席にはうってつけの袋帯です。
勿論、観劇や式典などにも結ぶことができます。
 
 
 
 
 
[特選八寸名古屋帯【繧繝霞・博多織物・全通】]
[特選型友禅染帯 きびそ【川村久太郎作・松煙染】]
☆左の袋帯は、見る角度によって色合いが異なり楽しめます。紗でも羅でもないですが透け感があり
一年中結べる重宝する帯です。一本持っていると重宝するお品です。
 
☆右は、「きびそ」とは、お蚕さんが一番初めに吐き出す糸のこと。緒糸とも呼ばれています。
本来はごわごわと硬く繊度が不安定なため、生糸を引く際に取り除かれる。しかし上手にその糸を
使ってもじり織ではなく従来の羅の粗さをイメージして経糸緯糸に太糸、細糸をバランスよく織り
あげた生地に幾何学文様の柄で染めたお品です。

 

単衣のお茶席向き着物と帯について

 

立夏も過ぎると単衣時期が間近に感じられてきます。今頃は何を着ていいのか悩む頃と思います。
処暑も過ぎ9月になると又悩みます。

 

ただ、小物をについては法則があります。帯と小物(帯締め・帯揚げ・半襟)は同じ季節で統一させるということです。

例、帯が夏帯ならば、絽の半襟・レースの帯締め・絽の帯揚。秋の単衣の場合は冬の帯・塩瀬の半襟・冬物の帯揚・冬物の帯締めです。

 

 

※着物には、「袷」「単衣」「夏の着物(薄物)」がございます。

袷・・・・・反物を着物に仕立てる時に裏地(胴裏と八掛)を付けたものをいう

単衣・・・・反物を着物に仕立てる時に裏地(胴裏と八掛)をつけないものをいう

夏物・・・・仕立ては単衣と同じですが、「絽」「紗」「麻」といった透け感のある素材で仕立ててある

 

※茶道が大切にしているマナーがもう一つあります。

それは「季節感」です。そのため、着物も季節に合ったものを着ることが大切です。

特にご存じでないのが羽織の紐です(黒羽織)正式なのは
籠組の平組です。メッシュぽいのでぱっと見夏物の感じがするかもしれませんね。だからご納得いってから
お買い求めいただいてもらっています。(お値段もしますし)

 

 

[単衣の付さげ~9月~]

 

 

 

 

[高級付け下げ [正絹未仕立て]  
[高級付け下げ [正絹未仕立て・松波]
 
左右ともお色が淡いので単衣向きの付けさげです。
☆左は、「松」「笹」「紅葉」の古典文様が施されていて、柄が主張せず明るくお召いただけます。
☆右は、吉澤織物で濵ちりめん。四季を重んじる茶道の世界感には重宝するお着物です品よくお召いただけます。

 

 

  [付下げに合わせる帯]

 

[西陣織袋帯【大光織物謹製】]   
[夏<絽>・西陣織袋帯【京都イシハラ謹製】]
 
6月の単衣の付け下げにお勧めの袋帯です。
☆左はスリーシーズン用にとメーカーさんが作った帯です軽くて締めやすく重宝します。爽やかなブルーが生きてます。
☆右はグリーン系の絽の帯で金糸のエ霞や雲取りの中にユリや紅葉や波、華文様で施しています。絽の帯ゆえ涼しさを感じさせる柄行となっています。

  
 

 

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