商品詳細
大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。博多織の名門処の夏帯です。こちらのタイプの織は特別で社長しか織れないとお聞きしました。しなやかなハリと締め心地の良さを持つ上質な博多織の帯です。小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段使いのお着物にもおすすめです。
こちらの、八寸名古屋帯は、アイボリー系のベージュお色一色です。しかし織柄で帯の良さを表現してございます。
【品 質】
・大倉織物
・機屋誠之輔 謹製証紙 有
・紋八寸なごや帯
・日本製
・全通
・絹:95% ポリエステル指定外繊維(紙)5%
・生地幅 :約31.0㎝
・平織
【用 途】
お茶会、観劇、趣味の会、発表会、展覧会、コンサート、ご友人とのお食事会等にどうぞ。色無地、江戸小紋、とび柄小紋、紬、等々楽しめる一品です
【時 期】
こちらの八寸の帯は織がしゃれていて普通の夏物のような感じを受けません。が夏の帯として織られています。通常では6月、7月、8月という所でしょう。しかしながら、見た感じ5月の終わりころから9月のはじめころ迄は大丈夫な気もいたします。
季節を重んじる厳しい世界では、6月から結ばれるのが無難ではございます。
また、帯は先取りといいますので、9月は夏物ではなくても良いともいえます。
締める時期は短い気もしますが、お色といい織で柄を表現しているところから、合わせやすい帯ですので重宝することは間違いないとは思います
【年 代】
年齢は問いません。
【博多織物】
760年間織りつがれた伝統織物です。しなやかさと丈夫さを合わせ持つのが博多帯の特徴で、又、絹鳴りと呼ばれる締める時に絹が擦れて鳴る「キュッキュッ」という独特の音も特徴です。身支度をする時にこの音を聞いて清々しい気持ちになる、気が引き締まるという方もいらっしゃいます。その秘密は、ずばぬけて高い密度の経糸、その数約6,500本を使用し、一寸間の中に50回往復させて丹念に織り上げる所です。
※博多織の職人からすれば「鳴かせてこそ一人前」という言葉が受け継がれていると言われています。
【大倉織物】
昭和48年創業。以来博多織の原点である平地八寸なごや帯をはじめとし袋帯、半幅帯と独自の織の表現を追求。原材料にも妥協せず愚直なまでに創業当時の製法を守っている。現在は、「誠之輔」ブランドとして博多織を追求し博多織770年の伝統技術を継承するとともに新商品作りに励んでいる
【帯の保存とお手入れ法に関するご注意】
〇帯はお締めにならなくても、春と秋の二回湿気の少ない天気の良い日に陰干しをして下さい。
〇ご着用後は、体温や湿気を発散させるために、数時間陰干しをして下さい。
〇帯をおしまいになる場合は、湿気の多い所や風通しの悪い所はお避け下さい。汗・湿りは変色やカビの原因になる事がございます。カビが生えるとしみ抜きをしても落ちない場合がございます。
〇おしまいになる時は、ビニール袋の使用やにおい袋を直接帯に置いたり、香水をかけたりすることはおやめください。変色の原因になる場合がございます。
〇乾燥剤・防虫剤は直接帯に触れないようにしてください。二種類以上の乾燥・防虫剤を使用しますと変色、シミの原因になりますのでご注意下さいませ。
〇汚れやシミ等が付着した場合は、早めにお買い求めの呉服店か百貨店、専門の洗張りシミ落とし店にご相談くださいませ。ご家庭での洗濯はできません。