商品詳細
紹巴という、しなやかな帯地に優雅なムードのあるぶどう笹蔓文で、唐草と共に松・竹・梅・桜を感じさせるおめでたい柄を施してございます。ワンランク上の帯姿を楽しみたいお方にぴったりです。帯地のお色もきれいなブルーで 品格の中にもおしゃれ感がある帯となっております。お茶席やお稽古事、観劇、など…またパーティーなど様々なお席にお使いください。
【品 質】
・藤原織物 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№107
・日本製
・六通柄
・絹:90% ポリエステル:5%
レーヨン(金属糸風):5%
・紹巴のぶどう笹蔓文
・きれいなブルーの地色
・生地幅 :約35.0㎝
【用 途】
お茶席、発表会、展覧会、パーティーやレセプッション、観劇やコンサート、旅行やご友人とのお食事会等着用シーンは幅広いです。無地、江戸小紋、とび柄小紋、紬等に合わせてください。粋におしゃれになること間違いないでしょう。帯が淡い色ですので、濃い目のきものに合わせたらメリハリが効いておしゃれに粋に着こなせます。同系のお色を合わせたらおとなしく上品に着こなせます。
【年 代】
30代から60代の方までおしゃれにお締め頂けます。
【紹巴織】
「紹巴・しょうは」という名の由来に明確な史実がないのは残念ですが、一説では千利休の弟子の「里村紹巴」から名をとった説があります。 高級品として代表的な「つづれ織」に似ていて、緯糸(ぬきいと)が経糸(たていと)を包み覆うような織り方であり、緯糸によってのみ、柄デザインや配色を織り上げています。よってきもの着用の帯として、締められた時、他の織物の帯と比較すると、緯糸同士の摩擦が大きいので「絹鳴り」がして、ゆるみにくく、締めやすいのが特徴となっております。
更に、最高級の国産絹糸のみが持つ、しなやかさと柔軟性、伸縮性に優れ、織物として薄くて、軽くて型くずれしにくい、最高の帯の風合いと締め心地です。
【笹蔓文】
中国より伝えられた名物裂です。笹の細い枝に、いちご文ともいわれる松毬と六弁の小花文様がついた唐草文の一つです。
【唐 草】
蔓草の蔓や葉が絡み合って曲線を描く文様で、花や果実をあしらったものです。歴史が古く、古代エジプトに生まれ、日本には中国を経て奈良時代に伝えられました。今なお本来の異国風な趣がある。姿形から永くつながり、絶えず続くものと考えられているため、吉祥文様として四季にこだわらず身に着けることができるので重宝されます。又、抽象的な華を描いてますのでいつでもお締め頂けます。
【藤原織物】
西陣織の織元の中でも名門中の名門です。とりわけ唐織に於いて非常に有名です。問屋間は勿論のこと高級呉服店などでも扱われてます。それと共に有名なのが紹巴織です。西陣九寸帯の中でももっとも格式を感じさせます。
利休の弟子でもあり、茶人のほかに歌人でもある里村紹巴氏が好んだ仕覆やふくさの裂の多くは、地組織の縦糸とは別に、
柄をあらわす縦糸が織り込まれた二重縦組織の織物のことを、「紹巴織(しょうはおり)」と呼びます。
このように厳選しこだわりを持って制作をされる老舗機屋です。