商品詳細
吉野間道は名物裂の一種で、江戸時代に茶人や大名たちに愛されていた柄です。茶道において茶道具の袋や、掛け軸の表装などに使われています。また、帯の柄などにも使われていてとても茶道と深いつながりのある柄です。しかし、合わせ方によって粋にもオシャレにもなります。
【品 質】
・大光織物 謹製
・日本製
・六通
・金茶がベースの生地
・吉野間道
・生地幅 :約30.5㎝
【用 途】
柄の少ない付け下げや色無地、江戸小紋、とび柄小紋や紬にどうぞ。お茶席や観劇、ご友人とのお食事会、研修会や発表会、展覧会、コンサート等のお席に是非どうぞ。着物の種類や柄行によって着用シーンは幅広く様々です。
【年 代】
年齢はあまり問いません
【吉野間道】
江戸時代に作られた伝統的な織物の一種です。この織物は、吉野地方(現在の奈良県)で発祥。特に高級な帯や着物の生地として知られています。特徴的な縞模様が織り出されており、複雑な組織の技法で作られた独特のデザインが魅力です。吉野間道の「間道」という言葉は、縞模様やストライプを意味し、横糸と縦糸を異なる色で織り合わせることで、規則的な縞模様が現れます。この技法は、シンプルながらも奥く深く美しさを持ちながらも、控えめで気品がございます。
【大光織物】
西陣織が最盛期だった昭和38年「今江染色」を創業しその後、「織屋さんからの注文を待っているだけでなく、こちらからニーズを積極的にとり込んでいきたい」ということで織物を手がける「大光」を立ち上げられました。
織屋としては新参者とおっしゃっておられますが、、伝統や格式にとらわれず自由な発想でどんなことにでも挑戦されている姿は、素晴らしいものだと思います。
老舗店のような歴史に培われた物でなく、今の時代に合った「柔軟な姿勢とチャレンジ精神」で柄づくりをされておられます。お客様のあらゆるニーズにこたえられる度量の深さとスピード対応が特徴だといえます。
また紋紙店などとアイデアを出し合いながら、着物や帯のデザインも手がけておられます。例えば、これまで“派手もの”に使われていた柄を、シックな“洒落もの“ に使うなど、よそではまねのできない斬新で大胆なデザインが人気を得ています。