商品詳細
人間国宝・蒔絵 大場松魚先生の袋帯をご紹介します。空想上の鳥とされている鳥が織り込まれていて段重ね中に金・銀と優しいグリーン色と気品あるパープルの糸でそれぞれの文様を施しています。名門「となみ織物」ならではの技術で素晴らしく上品で明るさのある袋帯に仕上がりますた。無地から留袖までの、フォーマルなお着物に合わせて下さい。気品高くお召いただけます。
【品 質】
・人間国宝・蒔絵 大場松魚の世界
・となみ織物 謹製
・西陣織工業組合品質表示証紙No.452
・絹75%、
ポリエステル・レーヨン・綿・指定外繊維(和紙)25%
・日本製
・平文花鳥段重
・六通柄
・生地幅 : 約31.0㎝
・長さ : 約4.4m
【用 途】
結婚式、披露宴、お茶会、結納、パーティーやレセプッション、観劇などで着用できます。留袖、色留袖、訪問着、付け下げ、無地などに合わせてください。上品に格高くお締め頂けます。
【年 代】
20代から70代までかなり幅広くお締め頂けます。
若い方なら、華やかな着物にお締め頂き、年齢を重ねていくと着物を引き立ててくれる正装用の袋帯です。
【人間国宝・大場松魚】
漆芸の第一人者の松田権六氏に師事。漆器に金や銀などの薄板を張りつける「平文(ひょうもん)」技法を得意とし、伊勢神宮式年遷宮神宝の制作や、国宝・中尊寺金色堂の修復に携わる。1978年紫綬褒章受章。82年、蒔絵(まきえ)の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
【となみ織物】
嘉永3年(1850年)、初代 礪波宗介が富山県砺波より入洛し、生糸・組紐業「仙福屋宗介」を創業されました。
大正8年(1919年) 蘆山寺通千本西入にて西陣織の製造卸業を開業され、昭和48年(1973年) 現社名「となみ織物株式会社」を設立されました。 嘉永3年の創業以来、150年以上も続く、織物の製作・製造に携わっている歴史ある西陣の老舗織元です。
西陣の織の技術が進化していく中で、ものづくりに拘り、手彫りによる紋図の製作や、西陣ではもう2~3社しか使っていない和紙の紋図製作などの伝統を残し、単に西陣織の意匠やその文様の創作だけではなく、その拘りは伝来の衣装である能衣裳にまで及んでいます。先達から受け継がれている能衣裳の復元を国立能楽堂より受け、人間国宝の宝生 閑 監修のもと、技術認定されるまでに至りました。技術功績をのこす老舗織元です。
【帯の保存とお手入れ方法】
(貴方の大切な帯を末永くお使いいただくために)
◆硫黄分を含んだもの(ゴム製品等)に触れると金銀箔が変色することがありますのでご注意下さい。また、帯に加工されている金銀糸箔のある部分には薄紙をあてておしまい下さい。
◆高熱アイロン及び蒸気アイロンは金銀箔を傷めますので使用しないで下さい。なお、ビニール・ナイロン系の密閉保存はお避け下さい。変色の原因になる場合がございます。
◆保存の際は、湿気の少ない場所を選びお片付けください。防虫剤、香水等のご使用は変色の原因となる場合があります。ご注意下さい。ご着用後は、体温や湿気を発散させる為に、数時間の陰干しをしてください。汗、湿りは変色やカビの原因になる事があります。カビが生えるとしみ抜きをしても落ちない場合があります。
◆帯はお締めにならなくても、春と秋の二回湿気の少ない天気の良い日に陰干しをして下さい。
◆汚れやしみ抜きは専門店にご依頼ください。ご自分でなさる場合には、揮発性良質ベンジンをご使用ください。尚、家庭での洗濯はできません。