商品詳細
紺色にブルーグレーがかった地色に葡萄唐草の文様が刺繍で描かれています。日本が誇得る貴重な文化遺産である染・織・繍の最高峰の技術を千二百年にも及ぶ歴史のなかで禁裏の厚い庇護のもと、技を継承、『紫雲会』同人の監修の許に駆使し創作した逸品です。葡萄唐草の文様がふっくらとした唐織にて丁寧に織り上げられております。上品に華やかにお召いただける逸品です。『山口美術織物』の見事な唐織の技術の高さを是非お手元にてお確かめ下さい。
【品 質】
・山口美術織物 謹製
・西陣織工業組合品質表示証紙No.176(山口成織物)
・絹85% 、レーヨン・ポリエステル・指定外繊維使用15%
・日本製
・六通柄
・生地幅 : 約31.0㎝
・長さ : 約4.5m
【用 途】
結納、披露宴、宮詣り、お茶席、発表会、展覧会、パーティーやレセプッション、観劇やコンサート等の着用シーンに是非お締め下さい。色留袖、訪問着、付け下げ、無地、江戸小紋等に合わせてください。粋におしゃれになること間違いないでしょう。
帯に色々なお色の糸が使われていますのでおきものに合わせやすく、帯締めも帯揚げも載せて合わせやすいという利点がございます。是非一本お持ちになられるといざといいう時に重宝します。
【年 代】
若い方からご年配の方まで品よくお締め頂けます。
【葡萄唐草】
葡萄の蔓を唐草文の主軸とし、実と葉を配した文様です。古くからヨーロッパなど世界各地に伝わり、芳情の象徴として文様化されました。現在でも代表的な唐草文様の一種として袋帯や友禅染などの意匠に広く用いられております。葡萄だけが写実的に描かれれば秋の文様となりますが、唐草と取り表されると正倉院に由来する古典文様として季節を問わずに使えます。
【山口美術織物として】
1992年に会社設立をし、伊勢神宮にて平和と五穀豊穣を願って意匠された几帳「天恵日輪豊穣文」「天恵月煌豊穣文」と卓飾(テーブルセンター)を奉納。又は、東京霞が関旧華族会館において第一回紫雲会同人会作品展を主催、唐織きもの「唐織御衣」を発表。東映創立五十周年記念作品『千年の恋 ひかる源氏物語』(主演:吉永小百合)において十二単や束帯など平安王朝期の衣裳を復刻、映画衣裳・キャンペーンの着物を製作協力する。テレビ『大奥』の衣装制作、監修協力をする。