商品詳細
ベージュの地色に鳳凰の柄と花のようなそうでないような異国を思わせる柄行です。名物裂だけあって、締めやすく、また一般の袋帯と違った味わいがございます。上品にそれでいてきもの選びに苦労しない帯だと思います。 袷のお着物にはもちろん、9月の単衣のお着物にも締めていただけます。 着用期間の長い袋帯として、とても便利なひと品です。 あらゆるシーンのお出かけにお使い下さいませ。
【品 質】
・廣部商事 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№2293
・絹90%、指定外繊維(金属糸風)10%
・日本製
・六通柄
・名物裂唐花鳳凰柄
・生地幅 : 約31.0㎝
・長さ : 約4.4m
【用 途】
お茶席、お稽古、観劇、会食、パーティーやレセプション、入卒など色々とお締め頂けます。付け下げ、無地、江戸小紋や普段使いでない小紋等に合わせてください。
【年 代】
20代からいつまででもお締め頂ける重宝する帯でございます。
【唐 花】
中国から伝えられた花形文様で形は様々なものがある。特定の花をさすものではなく、例えば牡丹のような形の唐風の花などを唐花とよんでいる。
【鳳 凰】
鳳凰は麒麟、亀、龍とともに四霊とよばれる想像上の動物で、喜ばしいことがあると出現すると古代中国では考えられていました。鶏のように冠をもち、尾が長く、羽毛は五色に彩られ、鶏と孔雀を組み合わせたような姿で表現されています。日本に古墳時代の末には鳳凰の文様が伝えられ以来、さまざまな工芸品にとりいれられています。とくに鳳凰を円形にあらわす団鳳凰文や、二羽を向かい合せに配する双鳳凰文などがよく見られる文様です。こちらの帯は、後者となります。鳳凰は、梧桐の木に留り、竹の実を食べ、霊泉を飲むという、聖獣らしい伝説的な生態で語られており、とくに桐と鳳凰の組み合わせは鳳凰にふさわしく、絵画などにも表わされています。