商品詳細
西陣織証紙番号NO.286番。【吉村織物】謹製の袋帯です。玄人好みの上質なお品を作る帯屋さんとして有名です。山桃の樹皮を煮出した染色液を化学染料に配合して染め上げた糸を使用して、「よろけ模様」を二重だてにして織上げ、幻想的な帯の表情を作り上げた、まさに独創的な袋帯です。しかも総通しの全通ですので、お太鼓の部分をあまり気にしなくてすむ安心な品。軽くて、しなやかな締め心地は、どのようなお方にもお薦めできます。 カジュアルな訪問着、付下げ、小紋など、幅広いコーディネートでお楽しみ下さい。 お茶席などにもぴったりなひと品です。
【品 質】
・吉村織物 謹製
・西陣織工業組合品質表示証紙No.286
・絹 60%以上、ポリエステル(金属糸風)15%、
指定外繊維(紙)15%、レーヨン10%
・日本製
・全通柄
・生地幅 : 約31.0㎝
・長さ : 約4.4m
山桃(楊梅)の樹皮から抽出し凝固したエキスを細かく砕き科学染料と混合液として先染めいたしました。柔らかさと〝こく〟のある色彩がひと味違う『上質』を漂わせます。
【用 途】
しゃれた柄の付け下げや、無地付け下げ、江戸小紋に合わせて、パーティーや観劇、謝恩会、レセプション、発表会、展覧会、お茶会、お稽古、旅行、コンサート等色々な場で締めることができます。
スリーシーズン用となっておりますので、軽くて単衣に合わせても全体が重たく感じず使いやすい逸品です。
【年 代】
こちらの帯は、20代から上は、いつまででもお締め頂ける重宝な帯です。
【吉村織物】
西陣の帯問屋さんの間で通称「吉織(よしおり)」と呼ばれる老舗機屋さんです。玄人好みの上等なお品をつくる帯屋さんとして有名です。また、近年西陣でも自社で織らない出機(でばた)形式になっていくなか、しっかりと自社工場を持ち、内機(うちばた)で常に織り手さんとコミュニケーションをとりながらこだわりの創作を続けておられます。(号機の名もきちんと記されております)