商品詳細
雪輪の柄を白すみれ色や若芽色や白藤色でいくつも重ねて織り込まれています。丈夫な生地で上品な地紋柄のようになっておりますので無地感のお着物として、羽織や道行にと重宝するお薦めのお品です。この度ご紹介するのは、今までのお召と違って、ごわごわ感がなく染の着物のようにしなやかで着崩れしにくく裾さばきが良い風合いいとなっています。
【品 質】
・絹 100%
・生地 丹後ちりめん印あり
・日本の絹スタンプ 有
・色 若芽色や白菫色など
・地紋柄 雪輪重ね
・生地幅 1尺5分(39㎝)
【用 途】
お茶席やパーティー、レセプション、発表会、展覧会、観劇、旅行、コンサート等の幅広くお召いただけます。縫い紋をお入れし無地感としてお召になるのも良し、しゃれた感じでお召しになるのも良いと思います。すると着用範囲は広がります。染名古屋や九寸名古屋帯で気軽にお締め頂いたり、洒落袋帯をお締め頂いても宜しいかと思います。
【年 代】
30代から70代くらいで帯を変えて気兼ねなくお召いただけます。
【お召しについて】
縦横とも強撚糸の先染めの糸で織り上げた平織の織物です。徳川家の11代将軍である家斉(いえなり)が、好んでお召しになられたことにより「お召」と呼ばれたという事です。縦糸につよい撚りをかけた八丁撚りという糸を用い、横糸にも一般の縮緬よりも撚りのつよい御召緯という糸を使うことによって、縮緬独自のしぼがより大きく、はっきりとあらわれるところに特色がございます。一般に和服では織りよりも染のものが格が高くなります。お召しは、織物の中で格が高いので、略礼装で着用できます。洋服で言うと、タキシードまで必要ないけど、スーツ着用のパーティーなどにお召し頂けます。お茶席のフォーマルとしても、洒落感でお食事をされても宜しいので重宝します。
【お召しの生地】
撚りが強い強撚糸の糸を経(たて)、緯(よこ)に使用しているためちりめんよりもシボが大きくはっきりしています。
また、 通常のちりめんは、織り上がった段階でセリシンを取り除いていますが、お召は、糸の段階でセリシンを取り除いて、先染めしていますので、コシがありシッカリした生地になっております。最高級の先染め平織の着物です。お召し縮緬も同様です。織物で最も格が高いため付け下げ訪問着や色無地ならば略礼装としてお召いただけます。
【縫い紋について】
ケシ縫い |
ほとんど、目立たないような縫い紋です。
玉結びで縁取るようなイメージです |
マツイ縫い |
一般的な縫い紋です。抜き紋で白く抜く部分の縁取りを色糸で表します。 |
スガ縫い |
ボリュームのある縫い紋です。
抜き紋で白く抜く部分を刺繍で埋めます。 |
※平安紋帳に無い紋の場合には、別途料金が発生いたします。
詳しくは当社までお電話もしくはお問合せ下さい。