今日は、仕事納めです。
仕立て屋さんが、仕立て上がったお着物を持ってきて新しい着物の仕立てをお願いいたしました。
気になっていた上前の柄合わせ、何とかきれいになりました。
昔の付下げですので、合わせたいところに合わせる柄を描いてなくて
なかなか苦労致しました。
後ろは、こんな感じです。
次にお願いいするのも付下げです。
確認中です。
寸法を見て柄合わせがどうなるか、確認中です。
仕立て前から一つ一つ丁寧に、確認して地直しに入ります。
昔から、むらたやの仕立ては、厳しいと言われています。
それは、先々代の女将さんがとても厳しく仕立て屋さんを育てあげたからです。
お客様にとっては大変いいことと思いますが、仕立て屋さんは大変だったと思います。
それを物語るようにある仕立て屋さんは私に本音を漏らしました。
『代替わりをせずずーっと女将が先々代のままだったら、私(只今70才)仕立ての仕事辞めていたと思う。・・・でも春枝さん(先々代女将)がいたからここまでの腕になれたのだとも思うから、感謝はしているのよ。』と・・・・
私自身が仕立てが全く分からないとこからの出発でしたので、しっかりとした仕立て屋さんがいらして感謝をしています。それは、先々代のおかげなのだと皆からしっかりと教わりました。また、若い仕立て屋さんにも十分に先々代の教えを従業員さんが教授して頂いてますので『仕立物を見る目が厳しいので大変だけど腕を磨かせて貰って感謝してます。』と言って頂いてます。私も重ねて感謝です。
新しい年を迎えるために大掃除や設えを変えました。
左・・・総柄の小紋
右・・・宝づくし柄の小紋
中・・・柄で段々に描かれている名古屋帯
ウィンドーです。飾る着物はすぐ決まったのですが、
なかなか花が上手に生けれなくて苦労しました。出来上がった時は外も暗く
フラッシュの光で上手に写真が撮れませんでした。
皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。
きもの むらたや
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平成29年は、1月5日から営業いたします。