商品詳細
紋意匠は花菱柄です。時に変わり七宝とも思えるいう地柄になっています。 柄の雰囲気は、まさにお茶席向きと言えます。色と柄を使い過ぎず仕上げている様は、お茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただける帯合わせが楽しくなる小紋です。着る方の年代層の幅も広く、まさにお薦めのお品です。地紋と飛び柄を同じ柄にしている所がオシャレです。
見方によっては、落ち着いていてお茶席にお勧めです。
【品 質】
絹 |
100% |
証紙 |
北出織印 北出与三郎 監修監修の証 |
日本の絹
スタンプ |
有り |
生 地 |
丹後ちりめん |
柄 |
変わり七宝 花菱文様 金彩加工 |
色 |
淡藤色が地色のお色、花菱文様が
そのお色に染められた生地です。
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量 目 |
720g |
長 さ |
13.2m |
生地幅 |
約38.0cm |
【北出与三郎監修】
皇室御用達友禅作家として皇室の御用をつとめられている北出与三郎さん監修の小紋です。北出カラーはロイヤルカラーともいわれており、上品で優しい色彩が多くの方を魅了されております。丹後ちりめんの上質な生地は、光沢がございます。しっとりとした肌触りですので好まれる方が多いです。
★北出与三郎氏作の色無地がございますが、それは榊染めで生地に皇室の方のお印(おしるし)を地紋に織り込んだものとして知られています。
北出与三郎氏は西陣の名工で、特に紋意匠の技術に秀でており、皇室にもゆかりのある織物を手掛けていました。皇室の方々のお印を地紋に取り入れた色無地は、格式が高く、特別な場面で着用されることが多いです。この色無地は、肩山には地紋がなく全体はすっきりとシンプルながらも、地紋に繊細な意匠が施されていて、上品で洗練された雰囲気を持っています。(北出の本袋帯も有名です。オランダ線の所が丸北マークとなっています)
そのような素敵な皇室御用達の北出与三郎氏の監修した小紋は落ち着いた雰囲気のお着物です
【用 途】
お茶会、発表会、展覧会、パーティーやレセプッション、観劇やコンサート、同窓会やご友人とのお食事会等のように着用シーンは幅広いです。お色は淡い藤色ですので上品にお召いただける小紋です。白っぽい帯を持ってこられると、優しい雰囲気になります。メリハリのあるお色を持ってこられても、出過ぎず、引っ込み過ぎずおきものに合うと思います。
【年 代】
年齢は問わないお品です。若い方から、ご年配の方まで帯によって変わります。
【花菱紋】
菱形の中に花びらを4枚描いた文様で、花菱を4つ集めて1つの菱形にしたものは「四花菱」と言います。
菱形は縄文時代から使われており、平安時代に公家の有職文様となったことで幾何学文様の代表となり親しまれてきました。ちなみに「菱」は、家紋でも使われています
【七宝】
同じ円を円周の四分の一ずつ重ねていく文様。染織品や工芸品に多用される大変馴染み深い文様。
七宝文とは、同じ円を円周の四分の一ずつ重ねていく文様で、輪繋ぎの一種です。「七宝」は仏教で金、銀、瑠璃、玻璃、珊瑚、瑪瑙、真珠の貴重な宝を指しますが、いつからかこの文様の名になりました。上品な華やぎを求められるパーティーなどに、品格漂う華麗な存在感を身に付けていただける作品です。
【紋意匠】
生地のひとつで地模様のあるもの、そのように織られたものをいいます。
経糸に駒撚糸、地緯(じぬき)に強撚糸、絵緯(えぬき)に生糸や諸撚糸、柞蚕糸などを用いた緯二重織縮緬です。緯糸が二重になって織り出されることにより、光沢のある地紋がはっきりと浮き出て見えて、染めるとその地紋が引き立ちます。紋意匠の生地は、色無地や色留袖、訪問着、小紋、羽織、コートなどに用いられます。
・お仕立てを伴う場合:詳しくはこちらをご覧ください。
・八掛のお色は、お任せいただければお選びします。
もしくは、見本帳をお送りいたします。
・ご不明な点は、お電話かお問合せよりご連絡ください。