7月の花といえばすぐ思い浮かべるのが「あさがお」でしょうか。
小学校の頃夏休みの植物の観察をさせられた記憶が強く夏の花の
イメージです。
成長をしてきて色々な花を知りました。でも私が一番好きなのは
「ひまわり」です。
茶花は可憐で素敵な花が多いです。何度も失敗続きの「利休梅」
葉っぱは元気でも花は絶対咲かない「高砂芙蓉」地におろしても無理。
友人から咲いた花を貰って過ごす日が多いです。
今は、紫陽花が多いです。
しまねは、紫陽花の品種は結構揃っていて素敵なものがおおいです。
ただ、次に上手に咲かせようと思ってもなかなか上手くは行きませんが(T_T)
夏の着物と紫陽花などの夏の花、取り合わせは素敵です。絵にもなりますよね。
それも良いですが、蓮の花も良いです。朝茶事を兼ねて蓮見の茶会を開くのも
風流がございます。
社中だけでの茶会でしたら小紋で宜しいかと思いますが、お客様をお呼びして
ともなると絽の無地辺りはお召しになられても宜しいかと思います。
【紗の小紋】
紗の着物を着るシチュエーションとして
- 茶会: 夏の朝茶事や夕涼みの茶会に最適です
- お出かけ: 涼しげで上品な装いが求められる場にぴったりかと思います。
- お祭りやイベント: 夏の行事にて、見た目も涼やかかと思います。だからこそ
お色は爽やかな優しいお色が好まれます。
代わりに帯がメリハリのある濃いめや統一感のある同系、見た目にも涼しい
そんな帯が好まれます。
蓮の花ことばには、「清らか」「神聖」などがございます。
蓮見の茶会は、夏の風物詩として蓮の花が咲く早朝に行われる茶会です。
お色:蓮の花に合わせて、淡いピンク、白、淡いグリーン、ブルーといった
自然の中に溶け込むような柔らかい色合いが適してると言えます。
素材:絽又は紗
格式 :本来でしたら略礼装として、訪問着や付け下げが適してるのでしょうが
夏の朝の茶会ということなので、あまり堅苦しくない色無地や小紋が良いかと
思います。
帯
名古屋帯:涼しげな夏の名古屋帯がお勧めです
袋帯 :控えめなデザインの袋帯
八寸名古屋:涼しさを感じさせる夏の八寸も良いです
(気軽に結べます)
夏にお召しになられるのですから汗には注意してください。
その時は良くても、後日汗ジミとして浮いて出たりします。
お手入れなどまとめたものはこちらより ワンポイントとしてまとめて
ございます。
夏にお勧めは「東レの着物」です
洗濯機で洗えるというのが一番。
汗をかいたらその日に洗う。雨に打たれてもその日に洗える。
毎回綺麗な状態でお召いただけます。
東レの小紋
絽
東レの生地は最高級ポリエステルきものとして、フォーマルな装いから
普段のお洒落着まで愛用されている「シルック®きもの」です。洗濯機
で洗えるので、天候を気にせず着用できます。
【品 質】
・生地 東レシルック
・夏のきもの 横絽の小紋
・色 白縹色(しろはなだ)
・生地幅 約38.0㎝
【品 質】
・生地 東レシルック
・夏のきもの 横絽の小紋
・色 淡いピンク
・生地幅 約37.5㎝
【品 質】
・生地 東レシルック
・夏のきもの 横絽の無地
・色 淡い千草鼠
・生地幅 約40.0㎝
【品 質】
・生地 東レシルック
・夏のきもの 横絽の無地
・色 淡紅藤色
・生地幅 約40.0㎝
正式なお茶席でも雨がひどかったり裏方のお手伝いの場合にお勧めが
こちらの東レのお着物(夏・横絽)です。
本来ですと正絹が一番ですが、夏の場合汗をかきます。どうしても汚れ
シミ、汗シミが気になります。ほおって置きますと確実に厄介なシミとなります。
シーズンごとにシミ落としなどに出される方はそれほどではないですが、
どうしても忘れて箪笥に仕舞って次の年に出した時にこんなところにシミがあった
かしら???となってしまいます。
そのシーズンのシミはそのシーズンに何とかされた方が良いです。
(正絹の場合)
東レの着物は別で、お家で洗えますので逆に助かります。
着用をどのようにするかをお考えになって上手に組み合わせてお召しになるのも
1つの手段かもしれません。
今、7月の終わりですが早い方は七五三の準備をされます。
先日も宮参りのお着物を使って袴セットと羽織のご注文がございました。
今、袴セットはございませが、羽織だけというのは作ってないんですね。
要するに出ないということなんでしょう。レンタルが増えましたからねぇ~
どうも、羽織だけ貸してもらうなんてことはしていないようで、貸すならすべて。
貸さないなら、すべて持ってきてください。らしいです。
いやぁ~割り切ってるわ~都会は。と思ってしまいました。
そうもいかないのが田舎です。ない物は仕方がないですが、何とかなるようにと
努力はいたします。今回も羽織と長着がセットであったのですが、バラシて羽織
だけお売りすることといたしました。今紋入れに出しています。
袴セットは注文すみです。
残った長着は、そうですね。私共のサイトに出しても良いですし
異例の特価価格商品でお安く出しても良いかもと思っております。
三才に帯ではかわいそうということで被布をおっしゃられる親御様
というか、おばあ様がおいでです。確かにそれも一理ございますが
お写真を撮るならやはり帯が可愛いです。
中寸の帯にされておきますと七歳まで結べます。
私の娘は4年生までは使っておりました(お箏のときに)
一つ身は、女の子は三歳の時に使えます。
男の子は五歳の時に使えます。
お宮参りは、一般的には生後1ヶ月頃と言われています。具体的にいえば
男の子は生後31日目、女の子は生後32日目が目安とされています。しかしながら
お子様の体調が一番と私は考えます。そして家庭の事情でしょう。しきたりもご
座いますが、それより大切なことを優先してくださいませ。
赤ちゃんは抱っこされて祝い着(祝いの色や柄が施された着物)を着用というより
掛けてもらいます
神社で神職による祝詞(のりと)を上げてもらい、赤ちゃんの健康と成長を祈願
します。
儀式の後に、神社からお札やお守りを受け取ることがございます。これらは赤ちゃんの成長を見守るためのものです。
七五三は、一般的には毎年11月15日です。ただ、都合に合わせて10月中旬から11月中旬までの期間に行うことが多いです。
こちらは、
3歳は 男女ともに行う地域もあれば3歳の女の子だけ祝う地域もございます。
女の子は髪を伸ばし始める「髪置き」の儀式も兼ねております。
5歳は主に男の子が対象で、初めて袴を着る「袴着」の儀式を行います。
7歳は 主に女の子が対象です。初めて帯を締める「帯解き」の儀式を行います。
七五三の時期には、細長い袋に入った千歳飴を子供たちに渡します。千歳飴は長寿と健康の象徴です。子供たちの成長を願う意味がございます。