春のお勧めの小紋と名古屋帯

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「三寒四温」

今頃の時期を言いますが、今年は寒さが勝っているのでこの言葉は
どうかしら?と思ってしまいます。の
2月から3月に使う言葉なのでこれから少しずつ温かくなればこちらの言葉も
生きてくるのかと・・・・・・・・・・

今こちらの小紋ですと寒く感じます。でもほんわかと柔らかい感じが何とも言えず
春らしい感じがします。帯も結びやすい八寸です同系でまとめてみました。
帯締め帯揚げで楽しめます。

博多織紋八寸名古屋帯【協和織工場謹製・本場筑前博多織】

 

板場型友禅染 小紋 正絹【幾何学模様】紋意匠生地 変わり七宝柄

 

全体を板で張り幾何学模様で染めてございます。四角の柄で丁寧に
銀で縁取っております。型染めですので全体に同じ柄が続いています。
お色も明るくて洒落ています。ミント系の地色、生地は変わり七宝柄
です。それに四角をバランスよく並べ模様化して御座います。お色が
爽やかですので春には白っぽい帯で秋にはお色の濃いめの帯にと楽
しめます。

 

特選西陣織九寸名古屋帯【小森織物謹製】「有職柄七宝に若松菱 六通」

 

こちらの帯ですとメリハリが利いて良い感じかと思います。

しなやかに織り上げられたチョコレート色をベースにした帯地。
その中に細やかに七宝や若松菱を施し、おめでたいお席に良いお柄と
なっております。

 

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職段文に菊づくし 六通」

しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を交互に
段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。段々によっ
て、菊の表情が変化してお太鼓に出す部分を変えると雰囲気も変わります。
単色使いですので上品に仕上がっております。

 

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・唐華・六通」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。帯自体は
とても軽く締めやすいですが、柄は大変重厚感があります。綺麗な
黄色のお色に唐華を施してあり、格高い名古屋帯となっております。
小紋は勿論、無地、江戸小紋、柄の少なめの付け下げ等に合わせて
頂けます。

型染小紋(正絹)[油滴天目茶碗のイメージで作られた]

小紋は油滴天目茶碗をイメージして、茶碗の黒い釉中に油の点滴に似た
小さな丸い斑点を型染で縦ストライプの紋意匠白生地に色々なお色で施
してございます。ここで4色以上のお色を使っていますので、型紙も4枚
以上使っていることになります。全体にちりばめてから、上から一色お
色を重ねます。そうすると深みのある素敵なお色になります。正に油滴
天目茶碗の様に趣のあるお品となっています。

帯は川島織物の名古屋帯です

高級小紋[伝統工芸士雅号:木永栄絹作 遊心]

地色が青丹色で一反の生地に色々な江戸小紋柄を施してございます。その柄
を絞りの伝統工芸士の木永栄絹先生がより良く上品にしてくださいました。
まさに、お茶会にふさわしい小紋です。

八寸の帯にあわせてございます。

西陣の九寸名古屋帯で合わせるとしたら、

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「院蔵特殊織裂・グレー色・総柄」

やや淡いグレー色を基調として、縦にやや濃いグレーストライプの
オシャレ感を演出しています。 柄は正倉院の御物にある唐花模様の間に
七宝模様の柄が施されています。 しかも全て柄のある全通の帯という、
贅沢な逸品。 品格のある柄ですので気軽なお茶席にお奨めの一品です。
観劇、趣味の会にもどうぞ。

SALE価格の時はお稽古や研修会などにも気兼ねなくお締めください。
重宝するお品です。

お勧め振袖ご相談会~お茶会向き小紋と名古屋帯~

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寒さの厳しい年です。

仕事をしようにも思うように体が動きません(寒くて)
温かいお茶を飲んでもちょっと経てばすぐ冷めます。

いつになったら思い存分動けるのでしょう。

そんな中でもお直しをとおっしゃるお客様がいらしてくださいます。
「衿の繰り越しをきものと襦袢を合わせて欲しい」というご要望。
着物を触るより襦袢の方がお値段がかからないので着物に合わせて
襦袢を直すことと致しました。多少着物の袖付けがほどきか出てい
たのでそこも一緒に直すということも受け合いました。

着用は6月ですが、早めにおっしゃってくださっているので
助かっています。

 

今は2月10日 大学でいえば春休みでしょうか。早い方は来年のお振袖
を決めていらっしゃる方は多いかと思いますが、まだの方。まだまだ間に合います。ご要望があればある程度そぐうように度力いたします。

こちらは、お買い求めもレンタルも可能です

レンタルセットで合わせてみました。

こちらもレンタルです。お着物は特徴のある「波」お色は茶系写真より
渋めです。お袖はあまり見ないかぶせとなっています。

本来、レンタルの振袖でかぶせのお袖はあまり見かけません。

最近は、振袖を買われる方よりレンタルの方が増えてきています。
買われる方を待っていても、いくらいいお品でも振袖が「かわいそう」
と思い、レンタルでお出しすることと致しました。

こちらのお品も3回貸してトントン4回目から少しの利益が見込まれ
るかと思います。

先日レンタルされたお品も勿論そうです。そちらも御所解き文様で細かい
柄行きや金加工。手の込みようが違います。

このように飽きないお品、特徴のあるお品を揃えております。

これからのちょっとしたお茶会の小紋はこちらはいかがですか?

手描き 糸目 友禅 着尺 正絹 [紋意匠生地 松の柄]

笹蔓文様の紋意匠に松の柄というおめでたい着物です。松は飛び柄で
施されています。上品に描かれていますので帯の邪魔も致しません。
逆に帯が着物を引き立てます。

お色は葡萄茶色でなかなかシックなお色です

九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】「忍冬唐草文・パープル地・六通」

優しくて気品のある神秘的な紫を地色にお柄は「忍冬唐草文」で
お柄は上品にまとめてございます。お着物に対して邪魔をせず尚且つ
趣味性を漂う、洗練された表情をしていますので、ひと味違う着物姿
を演出してくれる逸品の帯です。同系色でまとめていますが、濃淡が
はっきりとしていますので帯締めで全体をまとめてください。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

白をベースに正方形のドット柄が幾何学的に配してあり、数色の
お色で施されてございます。おしゃれで粋な感じを表現してござ
います。博多織伝統の平織を利用した織物でございます。

 

正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製】 綾羅織 全通

「よろけ模様」を二重だてにして織上げ、幻想的な帯の表情を作り上げ
ました。まさに独創的な袋帯です。しかも総通しの全通ですので、お太鼓
の部分をあまり気にしなくてすむ安心なお品。軽くて、しなやかな締め心地
どのようなお方にもお薦めできます。 カジュアルな訪問着、付下げ、小紋など、
幅広いコーディネートでお楽しみいただけます。 お茶席などにもぴったりな
ひと品です。

 

正絹西陣織袋帯 【陰山織物謹製・箔屋清兵衛】 全通

多くのお着物愛好家さんやお茶をたしなんでいらっしゃる皆様ならば
ご存じの陰山織物。一般的には『箔屋清兵衛』の名で知られています。

山鳩色に近いお色が地色です。それに色々な名物裂文様が施されています。

箔を自由に綾なし深みある彩りで織り成された、お値段以上の風格が漂う
仕上がりですのでお茶のお席に結ばれたり、お稽古にも気兼ねなく結んで
いただけるお値打ち品です。柄も名物裂文様ですので正にお茶席のために
織られたお品ともいえるでしょう。お茶会に是非どうぞ。

 

春のお茶会~北出与三郎監修小紋と板場友禅小紋そして名古屋帯

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2月はショッピングサイトを初めた月です。
写真の撮り方見せ方は全くの素人ですので未知の世界に踏み込んだ「むらたや」を
どのように成長させていくかが難問でした。

お客様とのやり取りは、対面のように手際よくはいかず手こずることも度々。

一番の難問は寸法です。
cmと尺では多少の誤差も出ます。こちらが疑問に思っていることを問いましたら
積極的に応えてくださる方が多く助かっております。
そんなサイト「きものむらたや」に成長させていただいたのはお客様のお陰と
思っております。【感謝】

 

立春も過ぎ少しは寒さも和らぐかと思いきや、今は本当に寒い日が続いています。
しかしそれも来週には少しずつ春を感じる日も増えてくるかと思います。

「春」になればやはりお茶会。大寄せのお茶席の企画を耳にする事が多くなり
ます。

お彼岸もございます。いわゆる彼岸会。春と秋の2回(春分、秋分の日の前後)
ご先祖様の供養、法要お墓参りがございます。お茶会を催すにもこの頃が季節的
に良いかと思います。ただ、お道具は仏ぽいものでなく、春を感じさせるお道具を
選ばれたら宜しいかと思います。

三月は「利休忌」がございます。
利休は秀吉の怒りに触れ、天正19年2月28日70歳で自刃しました。その日を
利休忌と定め2月28日に営まれていましたが、今は3月となっています。
利休の血統を受け継ぐ三千家では、「利休忌」には画像の前に供茶をし門弟と共に
利休を偲ぶ。
「忌」となりますので精進が主となるようです。

ひな祭りもあれば、お花見もございます。行事は目白押しです。

気軽に小紋。でも品が良くて綺麗な感じが良いですね。

そこでこちらをお勧めいたします。

北出与三郎監修 小紋 [紋意匠生地 花菱文様に変わり七宝】正絹 日本製

紋意匠は花菱柄です。時に変わり七宝とも思えるいう地柄になっています。
柄の雰囲気は、まさにお茶席向きと言えます。色と柄を使い過ぎず仕上げ
ている様は、お茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただける帯合わせ
が楽しくなる小紋です。着る方の年代層の幅も広く、まさにお薦めのお品
です。地紋と飛び柄を同じ柄にしている所がオシャレです。
見方によっては、落ち着いていてお茶席にお勧めです。

 

合わせる帯として
九寸名古屋帯がお勧めです。

九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】「忍冬唐草文・パープル地・六通」

1854年の創業以来、実に150年。その妥協を許さない物作りは大勢の
キモノ通の方には定評のある人気ブランドの機屋さんです。 優しくて
気品のある神秘的な紫を地色にお柄は「忍冬唐草文」で お柄は上品に
まとめてございます。お着物に対して邪魔をせず尚且つ趣味性を漂う、
洗練された表情をしていますので、ひと味違う着物姿を演出してくれ
る逸品の帯です。こちらでしたら皇室御用達の北出与三郎監修の小紋
を合わせたら正式なお茶席でなければ十分お召しいただけて上品に
なると思います。

しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を交互に
段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。段々により、
菊の表情が変化します。お太鼓に出す部分を変えると雰囲気も変わります。

おとなし目になりますが上品に気品高くお召しいただけます。

【北出与三郎】について
北出与三郎氏作の色無地がございますが、それは榊染めで生地に皇室の方のお印(おしるし)を地紋に織り込んだものとして知られています。
北出与三郎氏は西陣の名工で、特に紋意匠の技術に秀でており、皇室にもゆかりのある織物を手掛けていました。皇室の方々のお印を地紋に取り入れた色無地は、格式が高く、特別な場面で着用されることが多いです。この色無地は、肩山には地紋がなく全体はすっきりとシンプルながらも、地紋に繊細な意匠が施されていて、上品で洗練された雰囲気を持っています。(北出の本袋帯も有名です。オランダ線の所が丸北マークとなっています)
※本袋とは袋帯の一種で、本袋帯は織りの段階で筒状に織られるため、縫い合わせがなく、裏地も表と同じ織りの柄が続いているのが特徴です。帯の全体が一枚の生地で織られている帯のことを指します。通常の袋帯は、表と裏の2枚の生地を縫い合わせて作られます。
本袋帯は格式が高く留袖、訪問、無地着紋付などに合わせられます。

板場型友禅染 小紋 正絹【幾何学模様】紋意匠生地 変わり七宝柄

全体を板で張り幾何学模様で染めてございます。四角の柄で丁寧に銀で
縁取っております。型染めですので全体に同じ柄が続いています。お色も
明るくて洒落ています。ミント系の地色、生地は変わり七宝柄です。
それに四角をバランスよく並べ模様化して御座います。お色が爽やかです
ので春には白っぽい帯で秋にはお色の濃いめの帯にと楽しめます。

 

こちらの小紋(板場友禅染)同じところで染めた染名古屋がこちらです

流石にこちらを合わせるとくどいので、すっきりとシンプルに
そして粋にお召しいただきたいです。

小紋は、八寸名古屋帯を合わせてみるとか。それもシンプルな帯を
帯の方は、紬やお召しに合わせたらいかがでしょう。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。博多織の名門処の新柄です。
真の良い洒落帯を作っておられ、しなやかなハリと締め心地の良さを
持つ上質な博多織の帯です。小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段
使いのお着物にもおすすめです。こちらの、八寸名古屋帯は、白をベース
に正方形のドット柄が幾何学的に配してあり、数色のお色で施されてござ
います。おしゃれで粋な感じを表現してございます。博多織伝統の平織を
利用した織物でございます。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多琥珀織 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

こちらの八寸名古屋帯は、幾何学模様が全体に織り出されています。小さな菱重ねの模様がびっしりと並び、菱の中には十字の形が織り込まれ、とても立体的に見える不思議な織りです。本絹の糸だけで織られとてもしっかりとした打ち込みで、手に触れていても心地良く独特の美しさがございます。
銀色寄りの白の色でそれがまた上品に映ります。実際にお着物と合わせられるとお綺麗ですし合わせやすいと思います。

パールのような光沢が大変魅力的帯となっております。そこがシンプルですが洒落ていて板場友禅の着物には粋にお召しいただけるのではないかと思います