新春のお茶席の着物と帯~お勧め小紋と名古屋帯

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お正月気分もやっと抜けたような気も致します。
その代わり外は雪が舞い肌寒く底冷えがします。私どもの地域は田舎ですので
人の行き来はもっぱら車です。その車もあまり見ません。やはり流行りの風邪や
インフルエンザが関係しているのでしょうか。

お陰様で寒さに耐えれば良いだけで病院にお世話になることもなく過ごすことが
できています。ともあれ【感謝】でしょう

 

お勧めの小紋のご紹介です

☆特選 小紋 正絹 京友禅 [ 北斎模様柄 陰浅葱色 ]

西陣織九寸名古屋帯【山田織物謹製】「雲どりに七宝や青海波・六通」

地色は金茶系で正統派の古典柄の名古屋帯です。お色が濃くても淡くても
合うお色の帯です。どちらかというと落ち着いた印象を感じます。
静かなお茶席にはとてもしっくりとくる帯と思います。

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多琥珀織 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。博多織の名門処の新柄です。
真の良い帯を作っておられ、しなやかなハリと締め心地の良さを持つ上質
な博多織の帯です。
こちらの八寸名古屋帯は、幾何学模様が全体に織り出されています。小さな
菱重ねの模様がびっしりと並び、菱の中には十字の形が織り込まれ、とても
立体的に見える不思議な織りです。本絹の糸だけで織られとてもしっかりと
した打ち込みで、手に触れていても心地良く独特の美しさがございます。
銀色寄りの白の色でそれがまた上品に映ります。実際にお着物と合わせられ
るとお綺麗ですし合わせやすいと思います。
パールのような光沢が大変魅力的帯となっております。

八寸名古屋帯 【大光織物 謹製】「吉野間道・六通」

吉野間道は名物裂の一種で、江戸時代に茶人や大名たちに愛されていた柄です。
茶道において茶道具の袋や、掛け軸の表装などに使われています。また、帯の
柄などにも使われていてとても茶道と深いつながりのある柄です。しかし、合
わせ方によって粋にもオシャレにもなります。

京染高級小紋[染着尺・総柄]

お茶席や新年会、初釜や炉開き弾き初めなどおめでたい場にどうぞ

小紋なのですが柄付けが総柄でまるで訪問着のように見える小紋
です。しかし仕立てると柄はずっと続いて後ろになったときに柄が
下向きになるので小紋となりますので付け下げや訪問着とは全く
違います。が、金も使用されていて華やかになっていますのでお稽古
にはもったいないお品といえます。できればお茶席にお召しいただき
たい上品なお着物です。小紋とはいえ付け下げくらいの格のあるお品
ですのでしゃれ袋を合わせても大丈夫です。重たすぎる(重厚な)袋帯
ではないお品をお勧めします。

 

こんな感じの帯で合わせたらいかがですか
☆特選西陣織九寸名古屋帯【小森織物謹製】「有職柄七宝に若松菱 六通」

しなやかに織り上げられたチョコレート色をベースにした帯地です。
その中に細やかに七宝や若松菱を施し、おめでたいお席に良いお柄と
なっております。何処を出されても良いですので結びやすいです。

 

☆九寸名古屋帯【佐々木染織謹製】「市松に陽と陰の唐華文様・青蘭色」

唐華を施して華やかに織り上げています。帯地は黒。裏は黒地に御召御納戸色
で立湧柄に菊菱が施されています。メリハリは利くとは思いますが好き嫌いが
はっきりするタイプの帯かと思います。

 

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・市松に四季の花」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。
帯自体とても軽く締めやすいですが柄は、大変重厚感があります。お色を
考えると、透けない単衣のお着物に合されるととても素敵になります。四季折々
の草花やおめでたい柄を施してありますので、スリーシーズンお召いただける
大変重宝する逸品です。
こちらを合わせると、同系色ではございますがおめでたい雰囲気が着物と帯に
感じられメリハリを帯締めや帯揚げで作ると面白いかとも思います

上品で格のある帯です。ちょっとしたお茶席には良いお品です。