秋には、もみじが赤く染まり木の実が実ります。温かみのあるお色や柄を
お召しになると季節感がでます。紅葉は春の楓が赤くなりそれが紅葉とな
ったものです。「紅葉」は、平安時代から夏の癒やしや秋の収穫を願いた
い時観賞するようになったそうです。温かみのあるお色を選ぶと秋らしさ
を増します。
眺めて楽しむのが「秋の七草」です。
1月7日は五節句のひとつ「人日(じんじつ)の節句」で、人を大切にする
という節句。お正月のご馳走で胃腸を休めると同時に寒い季節に薬効のあ
る七草を食べることで邪気を祓って人を病気から守り、その年を健康で過
ごせるようにという想いが込められた大切な風習なのです。
お色?どんな柄の着物を着たらいいのかしら?と悩んでしまいますよね
どうでしょうか?秋晴れのすんだ空の下でなら濃い(くすんだお色)お色
も素敵に見えるということです。
これらの九寸名古屋帯を合わせられても素敵です。
秋月洋子監修 [格子柄・ダーク・ブラウン色]
気軽にお召しになる小紋やコート、道行などにいかがですか?
おしゃれに粋に着られます。お色が秋らしく柄は、特別感はなく
いつでも大丈夫です。だから逆にコートなど作っても面白いかも(*^-^*)
帯を合わせるとしたら好き好きがあります。
半幅で気軽に結ばれるのもよし。メリハリを取るのもよし。グレーの名古屋帯
を持ってきてみました。とても地味になりますが、帯締めを明るめにされると
の色素を含む染料(車輪梅のエキス)を混入させることで一層のコクとキレ
のある染を実現。それを、濵ちりめんに草木染で全体には江戸小紋の万筋、
その上からいろいろな柄を短冊の中にあしらっています
色々な柄を施してあるところにおしゃれなところ粋なところがございます。
お色もいい加減です。ですから帯も合わせるのに楽しめることでしょう。
私でしたら【泰生織物】
中間どころで、どんな着物のお色にも合わせやすい帯となっております。
所々にふっくらとした柔らかな質感のモール織が施されていて、表情が
豊かでオシャレな名古屋帯となっています。
ください。染め替え仕立て直しなどもきっと色々と相談に乗ってくださ
います。勿論、私共も同じです。お近くならば是非お寄りくださいませ。