50代からの着物と帯

投稿日:

秋の結婚式に訪問着はいかがですか。

10月からは袷の時期ですので訪問着をお持ちの方は多いと思います。
しかし9月の結婚式となると、「どうしよう単衣まではないわ。」と
おっしゃられる方も多いです。
そこでボリュームのある訪問着や付け下げはいかがですか。

こちらは、メーカー名【株式会社 菱健】
昭和24年創業。一貫して「自らの感性を磨き、付加価値の高いものづくりに
徹し、良品廉価で販売し、もって和文化発展に寄与する。」というポリシー
をお持ちの企業です。制作理念は「本流にこだわる」であり、大量生産・大量
販売というものづくりではなく京都に在籍する伝統工芸士や職人が持つ「ハンド
メイドの味」を活かし、きものに表現するものづくりにこだわっている企業です。

50代とは、お歳なのかお若いのか丁度半ばに位置するお歳ではないでしょうか。
そもそも今の50代は、昔に比べて断然お若いし、若く過ごそうと意志と努力が
ございます。そんな方にお薦めの訪問着です。とてもしっかりした生地で加工も素晴らしいです。

こちらも菱健の付け下げです。
加工も素晴らしく上品にお召いただけて、結婚式やお茶席にはぴったりです。
出しゃばらず、控えめ過ぎず、存在感を出す。大変難しいことですが、良い
ものをお召しになられたり、コーディネイトが素晴らしかったりすると自ずと
目を引きます。


西陣老舗機屋【帯清謹製】の最高級袋帯です。
こちらのような袋帯をお締め頂くと着姿が一層映えます。
又、黒留袖にも合わせられる格の高い袋帯ですので重宝致します。
金銀糸箔ですので光沢感があり華やかです。柄も、松・梅・桜や
四季折々の草花、そして風景を思わせるように水辺に船や橋の一部分
を入れ込んでいて、何時お締め頂いても対応できるような柄行となっ
ています。

西陣織袋帯【京藝謹製】「鞠に華文と四季の花」です。

流れるように菊柄の毬や華文様の毬、桔梗や椿や桐などを施し、図柄の
区切に七宝を連ねたりして手の込んだ柄行となっております。帯の地色は、
黒系統ですが金色やブルーグリーンを散りばめている様な生地ですので
高級感がございます。お慶びの席などに、この上ない後姿を演出してくれます。
上品で、それでいて女性らしいやわらかさを感じさせる袋帯に仕上がりました。

貴方は、お着物と帯をどうお選びになっていらっしゃいますか?

どう選ぶかは難しい所ですが、何が必要なのか?どこへ着ていくのか?
今は取り立てて着るときはないけど今後の為にとお考えのあなたには、
どのようなシュチエーションでお召しになることが多いのかをお考えに
なってお選びになられることをお薦めします。

~結婚式のおよばれ~

上品で繊細で派手すぎずお召いただけます。
刺繍の部分が素敵ですので結婚式だけでなく歌舞伎やパーティーに
お召し頂けます。又、結納のお席でお母さまがお召し頂いても宜しい
と思います。

こちらの帯で合わされたり


格のある帯ですので格の高い着物(留袖・訪問着など)にお召いただけます。



となみ織物謹製の袋帯です。
訪問着や黒留袖もお締め頂けます。又、紋付無地、付け下げなど
いろいろとお締め頂けます。

~お茶席~
お点前をされる方はにお薦めは、大人しめでいて格のある付け下げに
袋帯の装いで重ね衿はされない方が宜しいと思います。

これからですと、初釜の時にいかがですか。
もちろん、結婚式にもお召し頂けます。

お薦めの帯は、

こちらの観世水に花筏が施してございます袋帯です。
お色からいい、着物と帯の統一感がございます。着物より濃いめの帯で
全体を締まった感じに見せています。

少し地味と思われる方には、こちらをお薦めします。

地色は地味目に思えますが、華文を施すことにより華やかに感じます。
着物とのバランスも良く秋から冬にかけてお締め頂くと落ち着きます。
淡い着物がグッとしまった感じになります。

~気軽なお茶会~
野点風のいつでも誰でも入れるお茶会のお運びをされる場合は
こちらの小紋をお薦めします。


合わせている帯は袋帯です。大人しめに合わせてみました。

又は、こちらの小紋はいかがですか。

柄が流れるように施してあり上品でいて柄に動きがあるのでお召し頂いて
所作がとてもきれいに見えます。

 

お客様のご意見で「長く着れるお着物が良い。」や「何にでも着れる
着物が良いわ。」とおっしゃられます。
おっしゃられることも十分わかりますが、1枚の着物でというのは無理
がございます。最低限のルールと、年齢をお考えいただきお選びになら
れることをお薦めいたします。

 

きもの むらたや 

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TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

 

 

江戸小紋と袋帯

投稿日:

江戸小紋の柄は、型紙に模様付けされたものです。
表現される柄によって型紙の彫り方が違います。
鮫文様は江戸小紋の代表選手のようなもので、小さな点の連続で
図柄が構成されているのが特徴です。

色々ある文様の中でももっとも古くからある人気の文様ですので、
着物をよくお召しになる方ならお持ちになっているかもしれません。

円を描くように点が並んでいるので、茶道をする人や子供のお宮参り、
卒業や入学などの式典、友人や親戚の結婚式などの着物によく選ばれ
ています。鮫小紋は半円形を重ねた文様になっていて、半円形の曲線の
積み重なりが光を反射するので、着物の動きに合わせて美しくしなやか
な輝きを醸し出します。遠目で見ると光沢のある色無地に見えるのです
が、近くで見ると細かい匠の技に思わず感動します。


鮫小紋


青海波鮫小紋にたたき文様


七福神


家内安全

こちらのように、文字を彫った型紙もございます。
こちらも遠目から見ると無地に見え、一瞬ですと何の柄かしらと考え
させられます。よくよく見ると文字が施されているのが分かります。

誠に粋なお召し物と思います。こちらの江戸小紋に洒落袋を合わせて
みてはいかがですか?


角通し
通し文様も江戸小紋の柄の1つで、角通しは細かい正方形が縦横に連続した
模様になっています。角通しは、鮫、行儀と並んで小紋三役の1つとして数
えられていて、先端が正方形の彫刻刀で彫り抜いた錐彫りの型紙で染められ
ています。縦にも横にも筋を通すという意味を角通しは持っているので、非常
に格の高い文様です。同じ大きさ、同じ間隔で並んでいる模様を通しと呼び、
角通しは中の模様が正方形ですが、丸通しは中の模様が丸になっています。


行儀
行儀の柄は、斜め45度に小さな点々が規則正しく配列されています。
規則正しいことにより行儀作法の「礼を尽くす」という意味を持つ文様
です。45度は大切な相手にに挨拶をする時の最も丁寧なおじぎの姿と
いわれています。折り目正しく礼を尽くす。そんな振る舞いにふさわし
い文様といえるでしょう。


万筋
縞を染める型紙は、大変高度な技術が必要で、単に縞を彫っただけでは、
型紙がヒラヒラして、染める時にヘラがあてられません。だからこそ
「糸入れ」という作業が施されています。
まず第一にあらかじめ型地紙を2枚にはがしておいて、その2枚を重ねて
縞を彫ります。 彫り終わったら2枚にバラして、その間にに絹糸を横に
何本も張ります。 そして縞がずれないように2枚を柿渋で張り合わせます。
この技術は、重要無形文化財にも指定され、大変高度です。
今ではとっても稀少な技術となっています。


大小あられ
大小あられは、江戸小紋の文様の中でも人気の高い文様のひとつです。
薩摩藩島津家のお定め柄でした。
鮫(さめ)・行儀(ぎょうぎ)・通し(とおし)の江戸小紋三役に、
縞(万筋)・大小あられを加えて江戸小紋五役といいます。
三役、五役の文様は紋を入れることで略礼装とすることができる「格」
のある文様です。
紋をいれずに、お好みの名古屋帯などで気楽にお召し頂けます。
品よくお出かけの時に宜しいのではないでしょうか。


西陣まいづる謹製  袋帯
青海波の柄を洋風にアレンジした都会感覚の柄になっております。
江戸小紋にあわせてお締め頂くと着用の場が広がります。


小森織物謹製の九寸名古屋帯です。
柄は菊の文様でベージュと紫系のお色の段々となっております。
格の高い帯ですので江戸小紋や付け下げ、無地に合わせられます。


加納幸謹製の袋帯です。
薄いベージュ色の地に、細やかな鹿の子絞りのような柄で、ランダムな
市松模様を配置した上品なお品です。


志都香謹製
銀白地に熨斗の柄で色の配色のブルーが綺麗に施されています。
江戸小紋でも紋付の着物に合わせられと略礼装となり重宝します。

色糊調整

江戸小紋について詳しくは→こちらからどうぞ

きもの むらたや 

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普段に良い小紋と名古屋帯

投稿日:

お稽古や観劇、同窓会や友人との食事会などいろんなシーンで楽しめる
のが小紋の良さです。ちょっとしたパーティやおでかけにと気軽に着て
行ける着物ですので1枚あるととっても便利です。

きものむらたやでは、そんな一枚をお探しのあなたにお薦めしています。


橘と桐と菊の柄です。流れるように描かれていて質の高いお品ですので
お茶席や同窓会、観劇と色々とお召いただけます。

こちらのような格のある名古屋帯はいかがですか。
柄は、松です。おめでたい柄ですので、初釜にお締め頂けます。
帯締めで全体を締める感じにされると品よくバランスも良いと思います


となみ織物謹製です。ブルーグレーの地色がお着物をより一層の
上品さをだしています。

 


こちらは、七宝柄で七宝の中に絞りのように施してあります。全体的に
みますと大人しめですが、上品で生地の質も良く重みのある一枚です。
とび柄となっておりますので、帯で工夫を凝らして色々なお色の入った
名古屋帯やしゃれ袋が映えるのではないでしょうか。


こちらの白綾苑大庭の名古屋帯は、いかがですか。
白綾苑大庭の帯といえば、袋帯で正統派の代表とされています。
その機屋が名古屋帯を作られました。

どちらの小紋も名古屋帯も格があり、いざという時のお出かけにお茶席にと
お召し頂けます。

織りの着物とはまた一味違ったやわらかな風合いが魅力の小紋です。
気軽に街着としてや、格式張らない場でも、はんなりと着物で決めたい気分のときに楽しめる小紋のお薦めです。


蛍ぼかしのとび柄小紋です。何気ない日常も、着物をサラッと着こなす時に
いかがですか。着物を着るだけで気分は華やぐものです。

合わせる帯は、こちらの帯はいかがですか。

シンプルですが、帯もあまり柄柄していない方がバランスも良く
品よく気軽にお召いただけます。着用時期を問わないので合わせ
やすいと思います。

こちらのような名古屋帯で合わせても宜しいと思います。
柄は、お太鼓柄になりますが。単調な柄ですが、日本の世界遺産にも
認定されている日本の伝統工芸美濃の和紙を使い、和紙に色とりどり
の箔を貼り付けたものを橫に裁断し、横糸として織り込んである工夫
された名古屋帯です。普段にお召いただいた時にお締め頂くときっと
お褒め頂けるお品に間違いございません。

 

きもの むらたや 

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これからの着物と帯(小紋と名古屋帯)

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10月も半ばが過ぎ季節は冬に入りました。
寒くなると一枚上着が欲しいですね。
私は、最近上着として二部式の上を袖を短くして仕立てました。

普段には重宝します。しかし、これから考えられる、
七五三、炉開き、忘年会、新年会、初詣や初釜など色々とございます。
その間にも、観劇、コンサートなど趣味でお出かけなどにも重宝する
着物と帯をご紹介いたします。


小紋はピンク地に牡丹唐草模様です。ピンクといえハッキリくっきりの
色ではないですので、若い方だけとは言えません。黒の地色の名古屋帯を
合わせていますので落ち着いた感じになります。そして普段着だけでなく
観劇、コンサート、気軽なお茶会などにお召いただけます。

こちらは、お召しです。無地として重宝する一品です。お洒落に粋に
お召いただけます。
お召しといえば、少し張りがありシャリ感がございましたが、最近は
サラッとした風合いでお茶席向きのお召が良く出ています。
京都から出張で来られる問屋さんも「お召しばっかりですよ。」
さすがに『お召し』のみだけ売れているとは信じていませんが、
多分、お召がよく売れているのではないでしょうか。

こちらもお薦めのお召です。(雪輪重ね)のような地紋になっています。
こちらは、お茶会、お稽古など上品に装う時に是非どうぞ。

どちらも袋帯、名古屋帯ともにお締め頂けます。
例えば、

こちらの名古屋帯と合わせられたら、普段気軽に、お食事会やお稽古
同窓会、これからですと忘年会などに重宝しますよ。


こちらのような袋帯を合わせますと、お茶会やどこかお出かけしたい
気分になります。画像では分かりにくいですが、写真と違って
締めやすく合わせやすいお品です。粋にお召いただけます。


名古屋帯は白綾苑大庭の帯です。格があり合わせやすいお品です。
小紋は流れのある淡い色です。上品にお召いただける小紋です。


これからの時期温かみのあるお色も良いのではないでしょうか。
こちらの小紋は、秋月洋子監修 [格子柄・ライトピンク色]です。
生地は「丹後ちりめん」を使用し、 すぐれた技術を持った職人さんと、
伝統的な古典の良さに、いま着たいという感覚をあわせもつ「ふだん着」を
作りたいという「秋月さん」の想いが込め得られた一品です。
伝統的でもあり、現代感覚にも通用する格子の柄となっております。
このような着尺でコート、道行を作られる方もいらっしゃいます。

普段着にお出かけにと重宝し、コートにしても違和感がなく逆におしゃれになる
素敵な小紋です。合わせている帯は洒落袋帯です。
ご質問お問合せがございましたらこちらまでご遠慮なくどうぞ。

只今小紋セール中です。
詳しくはこちらより→https://www.kimono-murataya.com/
ホームページのトップページとなります。

きもの むらたや 

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お茶席の着物と名古屋帯

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先日お茶会に行ってまいりました。
お道具も素敵で思わず写真を撮らせて頂きました。
こちらは、お煎茶(松月流)です。

設えもお考えになってお招きする気持ちが伝わってまいりました。

この日をはじめとし、お煎茶、お抹茶(裏千家)、お抹茶(表千家)と
続きました。

どのお茶席もお道具が素晴らしくて、色々とお聞きしました。
残念ながらカメラを忘れたり、カメラを持っていっても充電してなかったり
でこの後は、写真がございません。皆様に是非ご覧いただきたいと思って
おりましたが残念です。
初めて拝見するお茶碗もございました。
お抹茶(裏千家)は、お茶碗が出雲焼で、どっしりとしたお感じで
次席の方は京焼で豪華絢爛な染付でした。棗は、大棗で動物の柄に螺鈿が
張ってありしゃれていました。

表千家さんもまた、お茶碗からお棗や水差しも素敵で目の保養をさせて
頂きました。

お運びをされる方は、無地だけでなく、少し柄のあるとび柄小紋などを
お召しになられている方が多いように感じました。遊び心をお出しになられ
ている方もいらっしゃって、楽しませていただきました。

気軽なお茶会でしたら、こちらの
江戸更紗あたりをお召し頂いても素敵です。

主張しすぎず、控えめ過ぎずと丁度いい感じになるのではないでしょうか。


こちらのような名古屋帯で合わせても宜しいかと思います。
軽くて締めやすく真冬と真夏以外はお締め頂けます。


こちらは七宝柄の名古屋帯で、小森謹製の帯ですので生地もしっかりしていて
七宝の紫色が江戸更紗の柄のお色にあってバランスが良い合わせ方です。
帯締めを濃いお色にして全体を締めると感じにすればバランスが良くなるのでは
ないでしょうか。

こちらのようなこげ茶の名古屋帯で合わされても全体が締まっていいです。

 

きもの むらたや 

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お茶席にあう着物と帯

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天気が良いのは、今日までと言うことですが、明日からは
実感はさほどないのですが段々と秋めいてくるのでしょうか?
お茶会も今週末から来週にかけてございます。

そんなお茶事茶会の装いについてです。
茶席は、お茶やお菓子からお道具、しつらいまで主催する方(亭主)の
思いが込められています。お客様を思いながらどうおもてなしをしようかと
誠心誠意の心でご準備をされます。
招かれた方は、会の趣向に合った装いを心がけると共に、大切なお道具類を
傷つけないように気を配ることが大切です。

[着物と帯]
お茶を初めて習う方、あるいは初めて茶会に出かける方にお薦めが
一つ紋付きの色無地又は江戸小紋です。色無地の着物は、帯を変えることで
様々なお茶会にお召いただけます。
格のあるお茶会は、訪問着や付け下げ、色無地などに袋帯をお締め下さい。
小紋や紬は、ごく親しい方のお茶会などにお召いただくのが宜しいかと思います。
ただ、最近無地では寂しいとおっしゃられる方もいらっしゃって、そんな時は
とび柄小紋にしゃれ袋などを合わせられる方もいらっしゃいます。
お出かけにも良い装いとなります。
≪お茶席向きの訪問着と袋帯≫

帯を変えずに着物に変化を持たさせてみました。

かなり重みのあるお着物です。帯は白地の袋帯で高島織物謹製です。
留袖に合されても十分なお品です。

≪付下げ≫

≪お薦めの帯≫
左の辻が花の付け下げに

中央の付け下げには

右の付け下げ
柄が少なめですのでメリハリのある格の高い袋帯を選びました。

≪左より色無地・無地のぼかし(斉藤三才)・紬≫

≪無地付け下げ(坂井教人作)かたくり底柄≫

上の無地付け下げに華やかな【となみ謹製】の袋帯を合わせてみては
いかがですか。

[衿元]
お茶会の際の衿元は清潔感のある白半襟を用いましょう。
たまに「刺繍衿や色半衿はどうかしら?」と尋ねられます。こちらは少し
華美になりがちで茶室の雰囲気とそぐあない場合がございます。注意して下さい。
留袖や色留袖、訪問着など格のある着物の場合は、白半襟を多めに出すと
品格と重厚感のある装いとなります。
衿元を詰めすぎ折ると若い方ですし、下げ過ぎないほうが良いです。

きもの むらたや 

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これからお嫁入りの方の為に揃えるもの

投稿日:

これから、嫁ぐあなたにお薦めのお着物です。
最近は、「着物着ないからいらない。」「着物の手入れが大変だし・・・」
色々と理由を付けて嫁入りのお仕度に着物を作らない方もいらっしゃいます。

確かに色々と面倒かもしれませんが、あれば必ず着用されます。
又、嫁ぎ先によっては、着物が必要だったと後になってお買い求めされる方も
多々いらっしゃいます。

今回は、嫁入り仕度として最小限必要なものや地域によってあった方が良いものをご紹介します。

[喪服セット]

人によっては葬儀の時着ないからいらない・・・・・とおっしゃられます。
確かに着ないからといわれれば必要ないと思われがちですが、
今は、いらないと思うだけで、後々「作っとけば良かった」と大抵の方が
おっしゃられます。
できれば、お家のお道具としてご持参された方が宜しいかと思います。

嫁ぐときに留袖を持たせられる親御様も少なくないです。
その時に留袖にするのか色留にするのかを迷われます。

若い時は、色留をお召しになって、年齢を重ねたら(40を超えたら)
黒留に染めなおす。そんな方もいらっしゃいます。

[色留袖]

シルバーグレー色に四季の花が施されています。季節は問いません。

以前染め替えをご希望された色留袖です。

染め替えた後、黒留袖にかわりました。

色留をお持ちですとこのように黒に染め替えができます。
今からお嫁入りの方はお若い方が多いと思いますので、色留袖をお作り
になられるか、染め替えはしたくないからとおっしゃられる方には。
黒留をお薦めします。

[色留袖]

[色留袖]

[黒留袖]

帯によって雰囲気が変わります。また、年齢によって帯を替えることにより
長くお召いただけます。

同じ留袖ですが、帯を派手にすると違います。

黒留袖は、あまり作り変えることはございません。この辺りの地域では、
嫁ぐときに作って持っていきその着物を大切に保管してお子様の結婚式や
ご身内の結婚式にすべてその留袖をお召しになる方が多いです。ですから
十分お召いただいてます。大切にされているとお嬢様に譲ることもできます。

先日お越しのお客様は、色留袖を二枚お買いになられ、お母様と寸法がほぼ
同じですので出る場所によって貸し借りをするわとおっしゃられた方も
いらっしゃいます。
いずれ、どちらかをお嬢様用の黒留袖にして1枚は色留として残しておくと
いうことです。

[訪問着]
お薦めの訪問着は色々とございますが、ネットに載せている中で言えば

 

こちらの訪問着は、手描き友禅の上、色々な絞りをの技法を使って柄を
施してございます。
ピンク地で若々しく見えますが、半身がベージュ系のお色ですので長く
お召し頂ける色使いとなっております。
締める帯を替えることにより表情も変わります。
柄は絞りを使ってますので華やかでどの方がご覧になっても納得がいく
素晴らしいものと一目でわかります。

[無地付けさげ]
いざという時は、無地が一番重宝します。
こちらは、無地より格が上がります。
坂井教人作  かたくりの図柄を生地に織り込んでいますので、無地感の
付下げの柄付となっております。肩山は、無地となっていますのですっきりと
した印象を受け、帯も合わせやすくなっております。

こちらは、上の着物と色違いで綺麗なベージュです。
名物裂の袋帯をあわせてみました。
所によってはお通夜の席は、必ず無地をお召しになる地域もございます。
そんな時の為に無地(紋付)をお作りになったら宜しいかと思います。

着物を着られる時は必ず晴れとは限りません。
できることなら雨コートと道行は持たせて差し上げたら宜しいかと思います。
よく言うのが、雨コートは2度作ったら良い。初めは若い時に、次は、60近く
なってからお作り頂くとずっとお召し頂ける柄や色を選べるからです。
道行も若い時と年配になってからですと色味も変わってきます。
初めに40代くらいまではお召いただけるような色合いでお作りになって
次はご自身が必要ならお作りになれば宜しいかと思います。

嫁がせるときに持たせてあげられるとしたらこの位はお揃えになられた方が
後々お嬢様にとっても着回しができるのではないでしょうか。

お稽古事をされている方ならば、小紋と名古屋帯を持たせてあげられるのも
助かると思います。
[小紋と名古屋帯]


小紋は先日入荷したばかりのお品です。
このように着回しのきく着物やどのような色柄にも合わせやすい名古屋帯を
お求めいただければ重宝致します。

これだけのものを一度に揃えるのは大変ならば、徐々に揃えられてご準備
されておくといざという時に困りません。
思い立った時にお考え下さい。

きもの むらたや 

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お出かけの小紋と帯(名古屋帯・袋帯)

投稿日:

京小紋は、小紋柄を多色づかいで染め上げた着尺地が
特徴です。あでやかで、はんなりとした色合いはいかにも
京都らしい優美な華やかさがございます。

今は9月ですので単衣仕立てにしてお出かけにお召し頂いたり
袷にすれば10月から4月、5月まで風格のある外出着としてお
召し頂けます。

その小紋を羽織やコートに仕立てて無地っぽい紬の着物に羽織ると
なかなか素敵です。

              ⇓

長めの道行コートをお仕立て致しました。
若いお嬢様のお仕度にお持ちになられるそうです。

[京小紋]


こちらは、お薦めの紋意匠生地にとび柄小紋で白色の古典文様に金の縁取りを
施してございます。若い方からご年配の方までお召いただけるお品です。

合わせる帯について

[名古屋帯]

お茶席やパーティー、観劇や入園式・卒園式、入学式・卒業式や七五三の
お母さまの召しものに、又は、謝恩会や格式の高いコンサートの改まった
お席に重宝するお名古屋帯です。
とび柄小紋はもちろんですが、無地や江戸小紋、付下げに合わせることが
できる格のある名古屋帯です。

[名古屋帯・八寸]

メリハリを出したい方は、こちらの織成帯をお薦めです。
大変締めやすく季節の植物が施してありますので季節を問わずお締め頂けます。

[袋帯]

こげ茶色の生地に上品な華文を形や大きさを変えて位置してございます。
控えめな地色により柄が華やかになり嫌味のない品格を表しています。
軽くて締めやすい袋帯となっております。淡い色のお着物に大変マッチ
すると思います。

[袋帯]

白っぽい生地に淡いグレー色をぼかしてあります。そこに円のような異国を
思わせる柄を施してあり、中世的な感じのする袋帯です。とび柄小紋に合わせて
お出かけ用の着物としてお召し頂けます。

[小紋・雪輪ぼかし]


こちらも無地感でお召し頂ける小紋です。
「四海波」とは、日本を取り巻く四つの海の波の通称で、国の内外が平和で
ある事を文様化したものです。お茶席やお出かけのお着物として、入学式や
卒業式にお召し頂いても宜しいかと思います。

あわせる帯としてお薦めは

小森謹製の名古屋帯です。しなやかに織り上げた生地に七宝や若松菱を
施してある合わせやすく締めやすい名古屋帯です。四海波の雪輪ぼかし
の小紋に合わせるとメリハリも効いて大変しっくりくると思います。
お茶席はもちろん、観劇や七五三のお供をされるお母様や若いお婆様にも
お薦めです。

[袋帯]

お茶席にお召しいただくならしゃれ袋帯でも宜しいかと思います。
こちらは、スリーシーズン(夏以外)お締め頂ける帯で尚且つ全通
いわゆる手から垂まで同じ柄が施されていますのでどこを出されても
大丈夫ですので、締めやすい帯です。これからですと、炉開きや
忘年会でお召し頂けます。比較的合わせやすい帯の地色や柄ですので
気軽にさりげなくお締めください。

[七五三のお供のお母様にお薦めの訪問着と袋帯]


訪問着は紋意匠に様々な技法の絞りを巧みに使い描いた柄です。若いお母様や
これからお嫁に行かれるお嬢様に“むらたや”一押しのお品です。
ここまでのお品ですので、袋帯も柄的に重みのあるものでないと合いません。
そんな時に品よく合わせる帯としてお薦めなのが
“白綾苑大庭”の袋帯です。ネットにはまねっこした帯も多数出ておりますので
気を付けてください。



こちらが白綾苑大庭の品質表示証紙番号です。

こちらが、白綾苑大庭の帯であるという証拠のマークです。

良い品をお安くご提供できるように“むらたや”は、日々精進していきたいと
思います。
分からないことがございましたら、遠慮なくお電話して頂ければお応えを
させて頂きます。

 

 きもの むらたや 

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50代からの着物と帯~小紋・袋帯・名古屋帯~

投稿日:

50代となるとお子様から手が離れ自分の時間を作れる年代です。
だからこそ、習い事はこれからの趣味として始められたらいかがですか。

私共のお客様で、着付け着方教室や茶道を習う方、華道、箏、習字など
色々です。習い始めると「着物にも興味が湧いたわ。」とおっしゃられ
新規のお客様が増えた気がします。

もちろん最初は、ある着物を有効利用して頂いてます。
サイズ直し、染め替え、羽織を名古屋帯に等々色々と多岐にわたります。



こちらは、八掛だけ付けて仕立てました。(お化け仕立て)
そうすると9月の終わり位のまだ暑さが残っているに日にはお稽古に
気軽なお出かけに重宝するということでこのような仕立てにされました。

こちらなら半幅あたりを結ばれても宜しいと思います。
気軽なお茶会にご出席なら名古屋帯をお薦めします。
[弥栄織物謹製]


淡く優しい表情のライトベージュ色の帯地です。そこに異国の情緒あふれる
唐草花を品良く配置しています。 小紋や織りのきものにコーディネート
していただけます。お気軽にオシャレを楽しむことができます。

 

[小紋と袋帯]

正絹小紋 [江戸五嶋紐監修・ライトパープル色]
西陣織袋帯【弥栄織物 謹製】(更紗丸華文)

小紋は、お茶席や発表会、展覧会やパーティーやレセプッション、観劇や
コンサート等々、着用シーンは幅広いです。この辺りのクラスの小紋をご
用意されると色々と重宝致します。
本来年齢を問わないお着物ですので、帯で雰囲気を替えて頂ければ宜しい
かと思います。
合わせている帯は、あまり重厚感がございませんので気軽にお締め頂ける
袋帯となっております。更紗の柄を使った創作文様となっていて 袷のお着物
にはもちろんの事、6月や9月の単衣の着物にもお締めていただける、スリー
シーズンの袋帯です。

ライトパープルの小紋に合わせるとしたらこちらの名古屋帯はいかがですか?

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「和紙彩紐織・お太鼓柄」です。

上の小紋のお色に対してメリハリが利いていて、尚且つパープル色が小紋の
お色と和紙に色とりどりの箔を貼り付けた柄がマッチして統一感もございます。

帯締めは、暖色系で全体を締めて帯揚げは淡いクリーム色やグリーンでまとめたり
逆に濃い茶あたりでキリッとさせるのも宜しいかと思います。

[小紋と名古屋帯]


一つの着物に色違いの名古屋帯を合わせてみました。
山田織物謹製の「彩色網目織間道文様・ベージュ色とブルーグレー色」です。
網のような立体感ある地紋の中に、ところどころ帯締めかと間違えるようなストライプが配置をされオシャレ感覚のなかにも高級感があります。 見る角度によって様々な表情を見せてくれる名古屋帯です。全通の帯ですので、贅沢且つ締めやすい名古屋帯です。

[小紋と名古屋帯]

小紋は丹後ちりめん生地の紋意匠に唐花文様が施されています。
柄は、吉祥文様として四季にこだわらず身に着けることができるので
重宝します。気軽なお茶会に招かれたり、ご友人とのお食事会、これから
ですと忘年会・観劇等々とお召し頂く場面はいろいろございます。
帯は、弥栄織物謹製の名古屋帯で草花文様・黒色・六通ですので合わ
せやすく重宝します。こう合わせますとメリハリが利いています。

[江戸小紋と袋帯]


袋帯は、小倉織物謹製の四代目 蔦屋九兵衛の代表作「蔦」シリーズです。
こちらは、くれぐれもネット通販はやめて欲しいとのことですので
本店舗「むらたや」にて販売」をしております。
お気に召しましたらお電話もしくはこちらまでご連絡くださいませ。
ご対応させて頂きます。

[東京染め小紋(貞子好みより)と袋帯]

東京染め小紋は、生地が柔らかく単衣向きです。
袋帯は、にんな織物謹製で有職唐花・濃茶 ・おしゃれ袋帯・六通ですので
観劇・お茶会・お稽古色々と活用できます。お色は濃い目ですので淡い
とび柄小紋や無地に合わせるとしっくりします。

[東京染め小紋(貞子好みより)と袋帯]

 
小紋は、東京染め小紋の貞子好みより綺麗なライトブラウンの色を基調と
して、シルバーグレーとシルバーブラウンの細かい格子柄を施している
オリジナルの一品です。帯も合わせやすい色合いですので色々と楽しめます。

着物にされてお茶会、観劇、同窓会、忘年会と活躍の場は多いです。
又、コートや羽織にされてもおしゃれです。なにかと重宝する一品です。

他に合わせるとしたら

加納幸 謹製のお洒落帯「破れ市松柄」
薄いベージュ色の地に、細やかな鹿の子絞りのような柄で、ランダムな
市松模様を配置した上品なお品です。 モダンでもあり、シンプルな柄です。
さりげなく織りこまれた金銀糸が、華を添えてくれています。
ホテルでのパーティーやレセプション、お茶席やお稽古ごとでの発表会に
最適なひと品です。

きもの むらたや  

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TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

 

可愛い一つ身と羽織の仕立て

投稿日:

先日ご注文をされた、一つ身の着物と羽織のお仕立てが
出来上がりました。仕立て屋さんも一つ身は仕立てたことが
あっても、一つ身の羽織は初めてだったみたいです。
お品が大島でしっかりとした生地ですので、なかなか針が
裁ちにくく大変みたいでした。

でも、頑張って頂いたおかげで大変可愛い一つ身と羽織が仕立て
あがりました。(羽織に限っては、衿の所を折り返さず半纏のように
お仕立てをしました。)

[着物]

[羽織]


裏は八掛のみですべてまかなえました。

こちらは、お母様のお着物です。日本の風景が描かれています。

肩山から身ごろを取ると規則的に柄が左右同じ位置に来るように描かれ
ています。

こちらも独特の生地でその生地でないとなかなかこのようなお色が出せ
ないという、それほどしっかりとした生地です。
多分今は、こちらのような商品は見かけません。貴重だと思います。


[江戸更紗]のご紹介です。

江戸更紗は型紙を使い、刷毛を使って生地に直接色を刷り込んで染めて
いきます。こちらはステンシルのようなイメージで、グラデーションの
ようなぼかしの表現もすることができ、何色にも染め分けられている
のが特徴です。
更紗とは、元々インドから発祥した文様で、タイ、ジャワなどの
東南アジアや中近東のペルシャで使われていた文様ですが、室町時代に
渡来し、江戸時代末期に型染めと更紗の技術が融合して江戸更紗が誕生
したのです。

これからのお茶席や観劇、忘年会などの皆で集まってのお食事会やコンサート
色々と着用場面があるお薦めのひとしなです。

帯はこちらのような名古屋帯をお薦め致します。

お色はシックな濃い茶系ですので上品に合わせられます。
お茶席、お稽古ごと、気軽にショッピングなどお洒落にお召いただけます。

同系色で合わせるならば、こちらの名古屋帯をお薦めします。


美濃和紙を折り込んでいて同系で合わせることにより、帯の柄が引き立ち
帯を締める帯締めもいきてきます。
是非、ちょっとしたお出かけからお茶席のようなしきたりが強い場面での
およばれにいかがですか。お色もベージュですのでお着物も合わせやすい
と思います。

 

こちらは、紬の生地の袋帯です。

柄は古典調ですが、江戸更紗と相性の良いピンクで仕上がってございます。
きっとおしゃれな感じになると思います。
西陣でも名門中の名門として歴史を重ねてこられ、特に唐織の世界では他の
メーカーの追随を許さないほどの格式を誇る織元の「藤原」さんです。
唐織はとくに最高の技術で織られた逸品です。

きもの むらたや  

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