春の江戸小紋と帯(袋帯・名古屋帯)

投稿日:

今日は、暖かく少し外で花の入れ替えをしただけで汗ばんできます。
お客様も「今日は暑いわね~。」とおっしゃりながら入ってこられます。

気分も春めいていらっしゃる方もおいでです。

着物という特殊?なお召し物は敬遠されがちですが、
本当に「いざ」という時には役に立つことをお客様はご存知です。

これからですと、6年生の担任の先生が卒業式に着物で出席されるたり
娘の卒業式では、担任は男性ばかりだから格式が感じられないだろうな
と思っていたら紋付き袴でご登場されて「おおおおおっ」と思いました。
先生も重きに受け止めそして涙されていました。

なんだかこちらまで「うるっ」てきそうでした。
やはり式典は着物が合いますね。

今時期ですとこちらの訪問着はいかがですか。

垣根に橘が施してあり桃の節句から5月6月くらいが良い時期ではない
でしょうか。5月にお召しになるのでしたら袷で、6月なら単衣にされて
おかれたらいかがですか。

こちらの帯は京藝謹製 「正倉院華文様」

メリハリをつけるならこちらの袋帯はいかがですか。

5月といえば端午の節句です。
お子様の成長のお喜びにお祝いをされる時に江戸小紋をお召しになって
記念のお写真を撮られたらいかがですか。
訪問着や付け下げも良いですが、少し控えめに無地や江戸小紋なども
素敵です。
むらたやの江戸小紋は、特許庁で地域商標を取得している
美濃の型紙を使用して、東京で染めたもです。本来はそうでないと
「江戸小紋」という名称が使用できないのです。

こちらの江戸小紋は、袋帯でも良いですし名古屋帯でも締められます。

例えば、袋帯ですとこちらはいかがですか。
加納幸謹製の袋帯です。お太鼓柄ですが、正統派の方にお薦めです。

こちらの袋帯は、藤原織物謹製で白地に豪華絢爛な吉祥文様ですので
おめでたいお席に重宝する一品です。結婚式でのお呼ばれや若い方が
黒留袖に合わせてお召しになったりもできる格の高い袋帯です。

こんな感じの袋帯を合わせても宜しいかと思います。
こちらは、しゃれ袋帯で吉村織物謹製で綾羅織です。全通ですので
お太鼓の柄の配置はあまり気にしなくても大丈夫です。

名古屋帯ですとこちらはいかがですか。
となみ織物謹製の名古屋帯で九百佐賀錦で六通です。
ブルーグレーの地色が上品に映ります。

こちらは、お太鼓柄ですが、締めやすい帯屋捨松の名古屋帯です。
唐華文様の柄で、江戸小紋にお締め頂いても見劣りしない名古屋帯です。

こちらは、有職柄七宝柄に若松菱を施してある 小森の帯です。
江戸小紋に合わせて濃いめの帯締めをされるとグッと粋な感じに
なります。控えめなおしゃれな方に是非どうぞ

きもの むらたや 

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TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

趣味のきもの~小紋と名古屋帯~

投稿日:

知らない呉服屋に入るのは怖い・・・・なんてことはございませんか。
だから、ウインドウ越しにかかっている着物を見る。そしてご自身の
好みと合わせてみていくと、そのお店の顔というものが見えてきます。

振袖に力を入れているお店、普段着やおしゃれ着などのお店など色々と
ございます。しかし最近は、「着物は滅多に着ないし、もし買うとしたら
正式な場所で訪問着に袋帯があれば良いわ。」そう考える方が多いので
訪問着に袋帯のようなフォーマルをウインドウに掛かっている所が多い
気がします。確かに訪問着の方が見栄えが良く目を引きやすいので
どうしてもウインドウに掛けるには、多くなりがちです。


袋帯はこちらより→京藝謹製

 


訪問着は→こちらより

袋帯は →こちらより

袋帯はこちらより→となみ織物

このように弊社でも訪問着にこの袋帯という風にコーディネイトをして
お薦めもしております。

その、訪問着ですらお買い求めされる方が減ってきています。
だから在庫を持たない呉服屋が増えてきているのです。
催事の時だけ借りて販売をするとお客様が高い買い物となってしまいます。
だから、在庫をお持ちの呉服屋に行かれた方がお安くなると思います。
むらたやでは、いつお越しになられてもお見せすることができます。

趣味のきもの

きものむらたやでは、小紋と名古屋帯そして袋帯を中心に販売しております。
その他の商品も(留袖、色留、振袖、訪問着、付け下げ、無地、紬、小物)
店舗では多数取り揃えておりますが、皆様に気軽に着物に触れて頂きたいと
思い小紋と名古屋帯を特にお薦めしております。


着物(とび柄小紋・変わり七宝)
名古屋帯(河合織物謹製)


こちらの名古屋帯は、まだサイトには載っておりません。
詳しいことがお知りになりたい方は、こちらまでご連絡ください。

西陣まいづる謹製の袋帯です。
古典的な青海波の柄を洋風なアラベスク調に変形させて仕上がった
しゃれた帯です。小紋は、細かい変形七宝柄のとび柄ですので無地感に
お召しいただけますのでこちらの袋帯を合わせてみました。


こちらの小紋は江戸五嶋紐監修のとび柄小紋です。
変わり生地を淡いパープルの地色でとび柄を蛍のようにホンワカと施し
その中には厄除けとなるウロコ文様が施されています。
女性の厄年にお求めになられたら帯を変えるだけで長くお召いただけます。

こちらの帯は、名古屋帯で小森の帯です。

着物の地色と同系の名古屋帯ですので上品にお召いただけます。
少し濃いめの帯締めをされたら全体がグッと締まります。

きもの むらたや 

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50代からの着物と帯~春~

投稿日:

春のお茶会やお花見、観劇と着物が重宝する時期となりました。

そんな時の着物と帯のご紹介です。最近若い方でも着物を着たい
とおっしゃられています。
しかしその反面、70代の方で着物はもういいわとも言われる方も
いらっしゃいます。(皆さんではございません。)
お話を聞くと『着物を持たせてもらったけど袖を通さないままだから
もったいないわ。』とおっしゃるのです。
確かに着物を着るという行為は大変で時間もかかります。みんな着物を
着る大変さは良く分かっているのです。
だからこそ、着物を着て来て頂くと喜ばれるのです。

「今日何かあるの?」なんておっしゃる方は、きっと羨ましいのでしょう。
皮肉を込めておっしゃっている様にしか聞こえません。

気にせず、着物を大いにお召しになってください。

お茶席にお薦めの袋帯です。


[加納幸 謹製 ]

[山口美術織物 謹製]

 加納幸の袋帯は光沢のある帯地で華やかに感じます。
訪問着や付け下げ、色無地や江戸小紋に合わせて下さい。
濃いめのお色の着物ですとメリハリが利きます。女性の最高礼装の留袖に
合わせても宜しいかと思います。右の山口美術織物の袋帯は大変凝っていて、帯地が黒っぽいですので留袖
には合わせにくいですが、色留ですと上品におしゃれに合わせることがで
きます。紋付無地や江戸小紋、訪問着や付け下げに合わせてお茶席にご出席
されると着物の着姿がおしゃれに、綺麗に見えることと思います。帯に使っ
てあるお色に近い着物を着られると合わせやすいです。又、グレー系の地色
の着物を合わせてもメリハリが利いて素敵です。例えばこちらはいかがですか。


上前です。

上前です。もちろん小紋で合されてもおしゃれです。
但し、袋帯に格がございますので、軽い小紋ではなかなか着物の上に袋帯を
乗せてみてもしっくりきません。

こちらの小紋ですと加工も良いですし袋帯を合わせてもチグハグな感じは
うけません。きっとしっくりくるのではないでしょうか。
本来小紋は、名古屋帯を締める方が無難と思いますが、ここらクラスの
小紋となりますと袋帯を乗せても大丈夫です。それだけ素晴らしい加工が
施してあると言うことです。

こちらは、シンプルな変形七宝柄のとび柄小紋です。
施してある柄は少ないですが、とび柄となっている変わり七宝をひとつ一つ
見ますと上品に仕上がっています。生地もしっかりしていますので、無地感
でお召しになってはいかがですか。黒地の山口美術織物の袋帯などを合わせ
たらいいのではないでしょうか。


きもの むらたや 

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初めに作る着物は何?

投稿日:

「きもの」に興味はあるけどどうしたらいいのか分からない方や
好きだけど一歩が出せない貴方に向けてお話いたします。

着物には「格」や「季節感」があるので難しいとおっしゃる方が
多いです。だから、着物離れ現象がおこって今の時代となってきたの
だと思います。気軽に着物をと言っても決まりごとは、きちんと説明を
された方が良いと思います。
その方が着物を着てまた着たいと思って頂けるような努力を私共も
していかないといけないのだと思います。

取りあえず、一枚持っておくとしたら『訪問着』ではないでしょうか。

帯→高島織物謹製[慶寿]


右の袋帯→京藝謹製[白眉]
左の袋帯→河村織物謹製[本手織]

[河村織物謹製]

[京藝謹製]

 




いざ着物を買うという時に、どんなものを買えばいいのかは難しい問題です。
洋服と違うので着物を見慣れていない方は、何が良くて何が良いのかを困っ
てしまいます。普段から目を肥やしている方ですと、何となく「これいいわね。」
とすんなりと言葉に出ます。高い買い物となるので失敗したくないというのが
本音かと思います。

むらたやのお客様のお話ですが、お母様は、大変着物がお好きでらして
その方のご子息様のお嫁さんと大変仲が良く、一緒にご来店された時、初めは
良く分からないまま好きか嫌いかでお選びになられたいましたが、今では
着付けの練習をしておひとりで着られるようになり、色々と着る機会などを
考えて欲しいものを抜粋してお選びいただいております。
何度かお母様とご来店されてからは、おひとりで色々と見るうちに目が肥え
良いものは、やはりよく見えるようになったみたいです。

どんな方も色々と見ることから始まり、決まり事を呉服屋さんに聞きながら
ひとつずつ覚えて行けば良いと思います。

初めに作るなら「訪問着」と言いましたが、それは確実に一枚はあったら
便利だからそうお話をしただけで、

普段から着物を着たいわ・・・・・とおっしゃられる方には
おしゃれ着として季節を問わない柄の小紋や紬の袷のお着物が良いのでは
ないでしょうか。

着付けの練習に、お茶のお稽古にという場合も良いかと思います。

東レの小紋(洗える着物)もいいですが、それは本当に練習着や雨の日用として
お作りになられた方が良いと思います。(むらたやでもお取り扱いございます。)

ちょっとした場にもお出かけしようと思われたら、正絹の着物にされた方が
良いのではないでしょうか。


左上の格子柄小紋 
上段の中央 蛍ぼかし
上段の右シダ唐草
左下の雪輪と貝合わせ
下段中央唐草華の宴
右下東京染め小紋、貞子好みより

上の小紋に合う名古屋帯はこちらよりお選びください。

次は、気軽に着れる小紋から帯のお話を致します。

きもの むらたや 

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お嫁入りに揃えるなら

投稿日:

最近はお嫁入りに着物を揃えて持たせるという風習は、地域や嫁ぎ先に
よって変わってきています。
ネットでも「喪服は着ないから必要ないわ。」とか「いつ着るの?」や
「着るときないし。」等とマイナスなご意見を目にすると悲しくなります。

それは、私が呉服屋だからではなく、着物ほどどんなドレスより優れている
ものは無いからです。また、日本の伝統的衣装ですので、いざという時は
着物に袖を通すゆとりが欲しいものです。

あるお客様は、お母様がお嬢様のことお思い少しずつ揃えられています。
今現在、喪服を始め訪問着をお作りになられました。次は、留袖か無地をと
おっしゃておいでです。

又あるお客様は、ご実家ではお作りにならず嫁いだ先のお母さまが大変
着物がお好きでお嫁さんに訪問着や無地をお作りになられています。

着物を誂える時期は人それぞれですが、いざという時の為に必要最低限は
持って嫁いだ方が宜しいと思います。

[訪問着・絞りに雪輪柄]

 

[付下げ・笹に花の輪]

※帯はイメージ

喪服についてですが、
こちらも必要ないし着ないしというご意見が多いです。
呉服屋の立場から言わせて頂くと喪服こそはお作りになって嫁がれた方が
宜しいと思います。
それは、葬儀の時に黒紋付を着用する意味として、
一つは家紋の入った黒紋付で故人に敬意を表し最後のお見送りするためで
故人に対する礼儀だからです。喪服を着ないからという理由だけでご用意さ
れないと言うのは、着ないのではなく喪服を持参してこられていないか面倒
くさいかどちらかではないでしょうか。
故人に対しての思いがあれば自ずと喪服を着ましょう。という気持ちになる
と思います。
二つ目は、弔問客に対する礼儀です。弔問客に対する敬意を示し、又弔問客は
故人の家族と交流がある方ばかりではなく、家族が初対面という場合も多いで
すので、その時奥さんや娘さんは、家の家紋を入れた黒紋付を着ます。
お嫁さんは嫁ぐときに実家で作ってもらった実家の家紋入りの黒紋付を着ます。
それにより、ご家族様がご挨拶するときに弔問客がある程度分かるようにと言う
意味です。

最近では、喪服をレンタルするという方もいらっしゃいます。
レンタルは祝い事で着る分(振袖)には良いですが、弔事で着る黒紋付は
あまり気持ちの良いものではないと思います。
黒は一番ごまかしの利かない色でもあり、親族席で並ばれた時に、レンタルは
一目瞭然です。お色の黒の深さや着物とお召しになる方の寸法がちぐはぐな場合
もありますのでご持参されて嫁がれる方が無難です。

黒紋付を選ばれるときは、色が1番のポイントです。柄物と違って黒無地は色
の良し悪しが1番よく分かります。葬儀の時は身内が黒紋付を着て並ぶので余
計に分かります。ですからお買い求めの際は何点か重ねて色を見比べてから、
より黒いお品を選ばれるとよいです。また御守りや保険のようなもので使わな
ければ良いのでしょうがそういうわけにもいきませんので、お求めになられる
のなら一生もので買い替えをしなくてすむような品質のある程度良いものを選
ばれたらいいと思います。

きもの むらたや 

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入学式や卒業式にむく訪問着と袋帯

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日本で最初に「デパートメント宣言」を発表した百貨店の三越が
「訪問服」のネーミングで新しい感覚のきものを売り出したことが
きっかけで、「訪問着」が誕生したといわれています。それまでの
着物の名称は特に統一化されておらず、一般に「小袖」といわれて
いました。当時の小袖には全体に柄のある総模様のタイプと、裾に
模様のある裾模様のタイプしかなく、一般の人が気軽に着られる
よそいきの着物が欲しいという時代のニーズに答えたものでした。

明治の終わり頃から始まった「和」の復活の動きもあり、西洋のものも
良いけれど、やはり“いざ”という時はきものがいいわ!という声もあり
三越が「訪問服」、白木屋が「社交着」、銀座松屋が「プロムナード」
といったネーミングで新しいデザインの着物を発表し、斬新でおしゃれ
な着物は、女性が社会に進出し始めたこともあり、大ヒットとなり今の
訪問着となったと言われています。

しかし当時の訪問着は一枚一枚手作りのものしかなく、その為どうしても
高価になりがちでした。一部の人の「ぜいたくな楽しみ」だった訪問着で
したが、昭和30年代に入ると、若い女性の間で白地の訪問着を披露宴の席
で着るのが流行した為、それをきっかけに「訪問着」は広く一般に着用さ
れるようになりました。

訪問着は着用の場所がとても幅広い着物です。タイプも様々ですので、それ
だけに「その場にふさわしいタイプ」を選び、そして「その場にふさわしい
装い」をすることが大切になってきます。 例えば披露宴に出席するのなら、
少し明るめの色で華やかなタイプを。とか、またお子様の七五三や入卒業式
でしたら、主役はあくまでお子様ですから、少し控えめで上品なタイプを
お薦めします。お茶席であったら、無地感のタイプや、ワビサビのきいた、
うんと凝った柄使いのものもおもしろいのではないでしょうか。
一枚の訪問着で着まわしをしたい場合は、かっちりとした飽きのこない
古典柄を選び、帯や帯〆・帯揚などの小物を変えていくのも一つの方法です。
しかし、あまり形式にこだわりすぎるのも考えものですので、基本は押さえた
上で自由な発想をして貴方らしいそんな着こなしを工夫して下さい。

そこでお薦めの訪問着です。
こちらは、入学式や卒業式、お茶席等にお薦めです。

柄は橘ですので、入卒時期にはぴったりです。流れるような背中の枝は
あまり強調していなくて、お色も主張しすぎていないので合わせる袋帯により
長くお召いただけます。

お薦めの袋帯をご紹介しましょう。

【となみ織物の袋帯です】


華やかな袋帯ですので、晴れ晴れしい卒業式や入学式におすすめです。

こちらは、鈴木謹製の袋帯です。
丁寧に施されている短冊の中のお柄は勢いがあり上の訪問着の
地色ともマッチしていて素敵です。短冊の文様はそれぞれおめでたい
柄となっておりますので、おめでたいお席でしたらきっと上品に
お締め頂けます。

 

きもの むらたや 

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50代からの着物と帯選び

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お嫁入りの時に持たせてもらったり、気に入って長年着てきた着物でも、
色や柄が年齢的に合わなくなってきます。
それは、だいたいが50代を境にといわれています。

ピンク系の着物については、50代から上の方は派手すぎるとか、浮きそう
などとおっしゃって着なくなります。しかし、決して着れないお色ではない
のです。着ていいかどうか悩む人も多いと思いますが、ピンクの色目が淡
かったり、ピンクのお色がくすんでいたり、帯を地味目にすればまだまだ
着れるピンク色もございます。
また、お客様ご自身がピンクのお色をお召になられても違和感が全くない
雰囲気の方もいらっしゃいます。

それでもとおっしゃられる方には、染め替えをおすすめしております。
解きハヌイをして上から一色かけて抑え目な色にしたり、無地で生地が
しっかりしていたら色を抜いてからお好きな色お染することもできます。

こちらのピンク色は、50代くらいでも大丈夫です。
付下げですので上品な柄付となっており、流水に橘が施されています。
帯によってお召いただける年代が変わります。

※帯はイメージです

こちらの付け下げに合いそうな袋帯は、
織匠小平謹製の袋帯で、こちらの袋帯でしたら年代も広いです。
明るい赤の入ったい帯締めや金の入った明るい帯締めなどを持って
くると若々しくお召し頂けて、紫系統をもってこられると少し落ち着いた
感じの印象を受けます。

お若い方ならこちらの袋帯をお薦めします。
藤原謹製の袋帯で柄はおめでたい柄ばかりです

こちらの帯もお薦めです。
となみ織物謹製の正倉院華文様柄です。
華やかな袋帯ですのでパーティーに宜しいかと思います。


格のある名古屋帯で合わせるのならばこちらはいかがですか。

こんな感じも良いと思います。
となみ織物の名古屋帯で九百佐賀錦の松の柄でおめでたいお席に重宝します。

一つの付け下げによってこれだけ帯を変えることにより雰囲気も変わります。
今のお歳に合ったコーディネイトができる一品です。
長い間楽しめる付け下げです。入学式や卒業式にもお召し頂けてお茶席にも
重宝します。

きもの むらたや 

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入学式や卒業式にお薦めの着物と袋帯

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着物は日本の服装であり、古くから多くの人に親しまれています。
最近は、普段着としてはあまり着ないものの、いざという時
例えば、結婚式や成人式などは、多くの方が着物を着た経験が
おありなのではないでしょうか。
又、これからの時期ですと入学式、卒業式と着物をお召し頂く
時期になります。
着物離れとはいえ、「いざという時に」「この際だから」「折角作って
持たせてくれたのだから」「スーツを買うことを思えば」と色々な感情が
あり着物で出席という方が増えています。

是非、入学式、卒業式には着物でお出掛け下さい。いつもと違う自分に
出会えます。そして、その式典の格が上がるのではないでしょうか。

おめでたいという思いから
訪問着に袋帯を想像しがちです。決して悪くはないのですが、
あくまで主役はお子様ですので、「どうかしら?☆彡」とならないように
訪問着でも大人しめの柄をお選びになられると宜しかと思います。

こちらは、モダンに曼珠沙華の花を施した一品です。
加工も良く、入学式や卒業式だけでなく、お呼ばれの結婚式やご親族の
なにかのお祝いのお席(米寿の会、何か賞を頂いたお祝いのお席など等)
色々とお召し頂ける重宝する訪問着です。

帯はもちろん袋帯です。
袋帯は二重太鼓とも言われお喜びのお席に使われます。
柄によって格も違いますが、上の訪問着に合されるのでしたら、こちら等
いかがですか。


葡萄唐草文様です。
葡萄だけが写実的に描かれれば秋の文様となるが、唐草と取り表されると
正倉院に由来する古典文様として季節を問わずに使えますので、入卒にも
結婚式にも色々とお締め頂けて重宝します。

モダンな感じのする袋帯【となみ織物】です。
となみ織物独特の「織宝華柄」でお色が数種類ございますので
比較的合わせやすい袋帯となっております。
華やかなイメージがございますので入学式などに適しています。
又、結婚式の披露宴でお締め頂くと華やかな感じになって宜しいと思います。

付下げですとこちらはいかがですか。
日本の四季を施してあり優しいお色ですので入学式に卒業式に
お召し頂けます。出過ぎず控えめ過ぎない柄付となっております。
着物の生地は、高級な浜ちりめんです。

※帯はイメージです

上の付け下げにはこちらの袋帯はいかがですか。名門岡文織物謹製の
唐織の袋帯です。

 

正統な所でこちらの袋帯はいかがですか。
雲取りに亀甲や梅、菊、松とおめでたい柄が施されています。
色々な柄が帯の縦に流れる感じで施されていますのですっきりと
した印象を与えます。

きもの むらたや 

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着物から生まれた言葉

投稿日:

着物から生まれた言葉に
「袖を引く」「袖にする」など

遥か昔の飛鳥時代には、女性たちは着物の袖先をおしゃれとして
指先より長く垂らしていました。その長い袖を振ることは、別れ
を意味するのではなく、恋人へのラブコールといわれています。

そんな着物から生まれた言葉を考えていきたいと思います。

袖を引く・・・・・・・・・袖を引いて注意を促す
袖にする・・・・・・・・・ないがしろにする
袖の下・・・・・・・・・・賄賂、袖の下からそっと金品を渡す
袖振り合うも他生の縁・・・ちょっとした出来事にもすべて前世
からの因縁がある
無い袖は振れぬ・・・・・・ないものはどうしようもない、仕方がない
袖を絞る・・・・・・・・・涙で袖がびしょびしょになるほど泣く

これらは、必ず耳にしたことのある言葉です。

「躾」をきちんとする
私も娘がいますので「しつけ」は厳しく飴とむちではないですが
きちんと教えなければと思っている母親の一人です。
まさか、この「躾」が着物から来ているとはさすがに知りませんでした。
仕立てあがったばかりの着物は、仕付け糸(躾糸)で閉じられていますが
家庭教育などで礼儀を教えるのも「躾」といます。これは、和語で、
つまりの所日本人の作った言葉なのです。
着物は、仕立てあがった時、仕立てが正しくされていないと型崩れして
長持ち、着にくいといった不具合が出てしまいます。
着物の仕付け、仕立ては先人達が着物をどれだけ大切にしたかを教えて
くれると言えるのではないでしょうか。
日本の礼儀作法も、そんな着物生活から生まれたと考えられています。

柄合わせから気を配ります。

訪問着ですので、肩・袖、上前と衽、後ろ身ごろ、脇など色々と考え
お客様にとって一番最善な柄合わせで仕上げます。
寸法は人それぞれですので大変ですねぇ~。

そうやって一つの着物が仕上がっていきます。

仕上がったら、私の出番です。

美装紙をいれます。シワになったりしない為です。


衿フトン(三角のクッション)を衿方の所にあてて、上に乗せる袖が
へこんでシワをふせぎます。

きもの枕を入れ折ります、腰のあたりのシワを防ぎます。
すべて終了したらたとう紙に入れます。

このような順序で納められる状態まで整えます。
そして検針をしてお客様にご連絡をしてお納めいたしております。

もちろんネットサービスでも一緒です。こちらでお仕立てさせて頂いた
商品もこのようにしてたとう紙に入れてお納めいたします。

本日お薦めの訪問着
とても綺麗なお色と流れるように刺繍をされている華が大変素敵です。

きもの むらたや 

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着物と帯の歴史

投稿日:

着物は日本の伝統衣装で長い歴史がございます。
時代によって衣服は形を変え、現代の着物と帯のスタイルに
なってきました。
着物の始まりは、平安時代に着用されていた小袖と言われています。
小袖は本来、貴族や皇族や公家の下着のようなものでしたが
室町時代末期になると、小袖のみの衣服にかわり帯が誕生しました。
当時の帯は、細長いもの(紐)でしたが、安土桃山時代には、小袖と共に
華麗な染が流行しました。
江戸時代に入ってから、小袖にも豪華さが現れ、名前がそぐわなくなり
“着物”と呼ばれるようになったといわれています。

橘柄の訪問着は、ご結婚の際に持たせて上げられれば
ご友人の結婚式や宮参り、七五三、入学式、卒業式など
色々と重宝します。

合わせている袋帯は、となみ謹製の帯です。
こちらは、無地や江戸小紋、付け下げなどにお召いただけます。
軽くて締めやすい帯です。しゃれた付下げや訪問着に合わせて
華やかなパーティーや落ち着いた色目の無地や江戸小紋に合わせて
お茶席にもお締め頂けると大変重宝する一品です。

帯について、こちらは次第に幅広になり江戸時代中期には
九寸幅と一丈二尺の長さが基準になりました。
(今は、もう少し長くなっています。)
結び方も多様化され、女装美に欠かせないものとなりました。

お茶席に最適な袋帯です。[藤原謹製]

着物は、織りのものより染のものが格が上
帯は、染のものより織のものが格が上
となっております。
[帯について]
「織り」は色のついた糸を表に出したり、隠したりして文様を表します。
有名な錦織と唐織はとても重厚感があって主に礼装用に使われます。
「染め」は白い生地に図柄を染めたものでとても柔らかいイメージがあり
準礼装から普段着まで幅広く使われます。金や銀の彩りを施したもので
したら準礼装向きです。様々な季節や個性を表現できるので普段に楽し
めます。
注意点として着物とのバランスを考えて帯を選ばないと全体のバランスが
悪くなりますので気を付けて下さい。

カチッとしたほうが宜しい方は織をお薦めします。
粋に着慣れた感じにされたい方は、染をお薦めします。

※格がもっとも高い帯は、花嫁衣裳や本振袖に合わせます。
但し最近は、振袖を着られる時に美容師さんが変わり結びを工夫されて
いますので、お値段ばかりでなく柔らかく締めやすい袋帯をお薦めします。

かなり格の高い金銀が沢山入っているものは、留袖に使われます。

[河村織物謹製 本手織の帯]


[西陣まいづる謹製]
淡い紫色をベースに金糸風で柄を施してございます。
正倉院華文様で華やかな帯に仕上がっております。

このように色々とランクがございます。
TPOにあわせてバランスの良いきものと帯選びをして下さい。

 きもの むらたや 

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