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おもてなしとは広辞苑によると、「とりなし」「つくろい」「たしなみ」
「ふるまい」「挙動」「態度」「待遇」「馳走」「饗応」となっています。
それは、平安・室町時代に発祥した「茶の湯」からといわれています。
大切な方やお客様への心配りをすることで、日本の美しき「和」の文化と
言えるでしょう。
元来、おもてなしとは、もてなしに「お」を付け丁寧語としたもので
「ものを持って成し遂げる」と「表裏のない心でお客様をお迎えする」
という意味です。
そう考えると、やはりお茶の世界に通ずるものがございます。
昨日、個人的に大切なお客様がお越しになられました。
数日前から「寄らせて頂く」と連絡を頂いてましたので、準備を始めました。
取り敢えず、テーブルこちらは、日ごろ納戸にしまってある輪島塗のテーブル
を出して、お茶碗を選らび銘々皿を選びと二日前から悩んでいました。
「お菓子」は、と色々と考えたあげく(ネットで探したり)日にちもないと
いう事で地元の和菓子屋さんに出向き
「おめでたい」と「秋らしさ」を表すお菓子を作ってくださいとお願いしました。
そして当日の午前中に取りに伺い無事にお迎えすることができました。
皿は、「むらたや」の先々先代が求めたもので価値はあまりないかもしれませんが
歴史を刻んんでくれた器ですので是非にと思い久々に出して使いました。
茶碗は、京焼です。急須は、もっと違うものを使いたかったんですが、人数が
5人でしたのでそこそこ入れられるものでないとと思いこちらにしました。
湯さましの器も少し大きめにしました。
何とか、無事におもてなしができました。
多少の失礼があったかもしれませんが、私にとっては、今できる最大のことだと思っています。最低限のマナーに基づきながら、気軽にお話ができたと思います。
つくづく、お茶を習っていて良かったと思います。
お薦めの小紋と名古屋帯です
名古屋帯:特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】「源氏香に秋草文様」
小紋はもちろんのこと、無地や付け下げにも合わせることができる格のある
名古屋帯です。
小紋:正絹小紋 京染め[紋意匠に月象紋のとび柄]
とび柄ですので、無地感覚で着用できます。気軽なお茶会には重宝します。
また、ご友人とのお食事会などにも宜しかと思います。
月のがらですので、単衣にされても良いですし袷でも何も問題はございません。
名古屋帯:特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】
色々なお色が使ってあるので小紋の色目は何色を合わせても概ね合います。
合わせやすい帯と思います。
小紋:正絹小紋 京染め[唐織紋意匠に葵文様・薄クリーム色]
こちらは画像よりはるかに良いです。
先日、色違いをお求めの方が単衣にされて着用されていたところを拝見しました。
とても涼し気(蒸し暑くても)に上品に着られていました。
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