茶席に入るまで「寄付」

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今、自粛で大変窮屈な生活をされている中、皆様にどうやって楽しんで
貰えるかを考えました。

「目の保養で着物と帯の画像をアップする」
今は自粛でお茶席はないですが、そんな時だからこそお茶席マナーについて
改めて勉強するために「お茶席の心得のまとめ」などをブログに書いて
いづれ訪れる収束の日、のちのお茶会に向けて準備する。等々
私どもができることを考えてブログを書きたいと思います。

緊急事態宣言の都府県だけでなく、それ以外の県の方々も被害はあると思い
ます。だからみんなが協力するのも大切です。
他人事ではなくなりますので、今できることをさせて頂きます。

自粛ですので、なるべく外に出るのは控える。だから、こうやってブログを
書いてご覧頂きお客様と繋がる方に専念したいと思います。
勿論、セールは続いてさせて頂きます。
少しでもお気持ちに余裕が出たら是非お考え下さい。

今日は、【初心者の為のお茶会出席について】です
[寄付]
玄関を入って受付を済ませてから通されるのが寄付です。
そこでお客様はコートを脱ぎ、懐紙などの用意をしたら身支度を整えます。


◆部屋に通されたら、かかとを立てたまま座り、コートを脱ぎます


◆コートをその場で袖たたみにします


◆コートを小さく折りたたみます


◆足袋カバーを履いている場合はここで脱ぎます


◆バッグから数寄屋袋や懐紙などを出し、風呂敷の一番下にコートを置いて
からバッグをのせ、持ち手を通して結びます


◆風呂敷の左右を結びます


◆風呂敷を部屋の隅において数寄屋袋を持って、畳の縁を踏まないように
座ります。(場所によっては別の所に置くこともございます)


◆座る時は右足を引き、右膝が先にたたみに付くように座ります。
この時右裾を引くようにして一気に座ります

その後、その場所で、茶席に入る準備をします


◆扇子は片手で出し入れができるよう、着物と帯揚げの間に入れます


◆懐紙は輪の方を下にして胸に入れます


◆懐紙を胸に入れる時の注意点は、着物の衿と帯の接点に懐紙の端を合わせ
きれいな三角形になるようにします


◆懐紙の手前に輪を下にして出し袱紗を入れます


◆正客の場合は、道具の拝見に必要な使い袱紗を出します。
袱紗は、八折にして輪を下にして、懐紙の手前に入れます


◆数寄屋袋は、バッグと同様で茶席には持ち込めません。
必要なものを出したら邪魔にならないように帯の中へしまいます


◆お客様同士扇子を置いて挨拶を交わします。
茶道では、その日初めて会った方に、また始まりと終わりに扇子を置いて
一礼をします

これが、寄付に案内されて茶室に入るまでの行動です

【茶会で使う名称について】
「亭主」 茶事茶会を主催された方の表します
「正客」 主賓
「次客」 二番目の客
「三客」 三番目に座られた客、・・・・・・・・・・つづきます
「詰客」「お詰」「末客」 は最後に座っているお客様をいいます

「点法」「点前」 お茶を点てること
「半東」「伴頭」 お点前をする方が点てたお茶をお運びする方
「仕服」「仕覆」 茶入れや茶碗などの道具を入れる袋
※流派によって異なります

初心者の為のお茶会手帳より引用

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