これからのお茶会の着物と帯

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9月の単衣、10月からの袷に良い着物と帯のご紹介です

こちらは、東京染め小紋です。
江戸小紋と同じ技法で染められています。
型紙に細かい柄を彫って、伝統工芸士の方の技法で型染をします。
江戸小紋は和紙を柿渋で加工した型紙を用いて染めます。
同様に、こちらも染めています。

どちらかと言えば、オシャレに着る小紋です。遠目から見ると無地感です。
だからこそ、これからのお茶会で格のある帯を合わせると十分楽しんでお召
いただけます。

また、道行や道中着などにされてもおしゃれです。

合わせる帯としてこちらは、袋帯ですが、色のトーンが同じで統一感が
あります。この場合、帯締めや帯揚げで全体を締めてください。


江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎。彼が唯一残した図案集を専門家に依頼して
復刻した柄が、川村織物の手によって、手織りの佐賀錦帯として甦りました。
本来は八寸の全通帯だったのを当社が同じ織機で裏地の製作を依頼。
この世に一品だけの袋帯ができましたざっくりとはしていますが風合いは
非情にしなやか。 とても軽くて締め易いは、手織りならではの特徴です。
附下や、色無地、また江戸小紋と合わせて頂き幅広く着用して頂けます。

こちらは、西陣織名古屋帯 山田織物謹製です。
生地の地模様には正倉院の校倉造りのデザインをモチーフにして、その間
にはまるで帯締めを織り込んであるような別組織のストライプを配して、
とてもモダンな間道模様の柄を作り上げました。
品格を持ちながら、創作性に富んだデザインとなっております。

こんな感じの名古屋帯で上の小紋に合わせたらメリハリがついて素敵になります。

こちらは、9月のお月見の会から晩秋にかけてお薦めです。

源氏香と秋草の名古屋帯
三日月模様のとび柄小紋

こちらは、小千谷ちぢみ(麻)です。

これからお仕立されるとなると8月は終わってしまいます。
来年の為にとお考えの方は、ご連絡いただけますとセール価格にさせて頂きます。
※こちらは、kimono-murataya.com のショッピングサイトには載せており
ません。

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秋からのお茶席向き名古屋帯

投稿日:

この度、新しく仕入れました名古屋帯をご紹介します。

【ふくい(株)謹製】

【藤原織物】

【山田織物謹製】

 

【安藤謹製】

織成袋名古屋帯の織成(しょくせい)とは綴織の技法で、古くは正倉院に伝わる「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から再現された格式の高い技法です。軽くてしなやかな上に、綴織に準ずる格式をそなえているため、まさに「茶の装い」の為に存在すると言えるのではないでしょうか。芯を入れる必要がないため、軽く結びやすくて、よく締まります。一般的な袋帯に劣らない格があるので、二重太鼓の帯結びが苦手という方や、柄の位置を気にせずに結べることも重要視されます。八寸名古屋帯の中では、お値段がかなり高めでございますが、最高品質に裏打ちされたお品、自信を持ってお薦めいたします

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お茶席の着物と帯

投稿日:

 

◇初めて着物に挑戦する方におすすめ

ご友人とのお茶会やお稽古などで初めて着物をお召しになる場合、小紋が
おすすめです。
小紋とは普段着からちょっとした食事会など、セミフォーマルな場にまで
対応可能な着物です。
染め柄も多種多様で、お好みの染め柄をお選びになることが可能です。
その小紋の中でも、伝統と職人の粋が光る「江戸小紋」はいかがでしょうか。
江戸小紋とは、非常に精緻な模様が特徴の着物です。

→江戸小紋の魅力はこちらから

 

こちらの型(家内安全)に左下のお色で染めますと右のような色になります。

(染めたお色の半分のお色の見え方となります。)

遠目からは無地に見え、着物全体の色合いを。近くでは職人の技だから
こそためせる、精緻でおしゃれな模様を。一つの小紋で何度でも粋を感
じることができます。

≪格のある名古屋帯≫

帯もご一緒にお選びになるなら、名古屋帯がおすすめです。

[となみ織物 謹製 ]

[河合美術織物 謹製]

こちらのような名古屋帯をお締め頂くとお茶席に観劇にと色々な場面で
重宝します。


≪気軽におしゃれに≫

西陣織九寸名古屋帯【山田織物謹製】はいかがですか。

[山田織物 謹製]

[山田織物 謹製]


基本名古屋帯はカジュアルな場面に適した帯ですので、お太鼓は一重で
結びます。
お太鼓の部分の調整が効くのは六通でお太鼓柄は(お太鼓の部分にのみ
柄あり)出る柄の位置が決まっていますので締めにくいとおっしゃられ
る方が多いようです。

しかしこれも慣れというもので、ご自身のお持ちのお太鼓柄の名古屋帯
ならどの程度の長さを手にして締めると丁度良い位置にお太鼓がきてく
れるということが分かってきます。そうなると楽しいですよ。

≪お太鼓柄の名古屋帯≫

西陣織九寸名古屋帯
【小森織物 謹製】

[小森の帯]

[お太鼓の部分]

こちらは、一見お太鼓柄には見えません。お太鼓を作ってみると良く分かり
ます。お太鼓の部分だけ多少ひと工夫ございます。
お客さまのために仕立てられた江戸小紋と名古屋帯で、粋をお楽しみください。

 


◇初めてのお茶席の着物と帯

お茶を初めて習う方、または初めてお茶会に出掛ける方にお薦めするお着物は、一つ紋付きの色無地です。
こちらは、帯を替えることで様々なお茶会に着られます。

≪格のあるお茶会:袋帯≫
訪問着や付け下げ、紋付色無地に袋帯をお締め下さい。
お薦めの袋帯です。

[となみ織物 謹製 ]

[加納幸謹製]

[西陣まいづる謹製]

[帯清謹製]

 

≪格のあるお茶会:付け下げ≫

[高級付け下げ・正絹未仕立て]

[高級付け下げ・未仕立て松波]

≪親しい方だけのお茶会≫

小紋やお召し、紬(シャリ感のない)などお召し頂けます。
こちらは、普段使いもできるため、お稽古やお食事会など
ご友人との集まる場にお召いただけるため重宝します。

気軽なお茶会でしたらこちらの小紋に名古屋帯を合わせてください。
格のある名古屋帯をお締め頂くと着用範囲が広がります。

 

[西陣お召し・雪輪重ね文様]

[京染め小紋・唐織紋意匠に葵文様]

お稽古など、お手頃で気軽にといわれる方にお薦めの小紋です。
名古屋帯でどうぞ。

 


江戸小紋でしたら袋帯でも名古屋帯で合わされても大丈夫です。 とび柄小紋は、しゃれ袋や格の高い名古屋帯をお薦めします。
江戸更紗は、おしゃれにお召いただけます。流れるような小紋は、上品にお召しになってください。
どちらも“”格のある袋帯“しゃれ袋帯”や“
格のある名古屋帯”をお締め頂けます。
西陣お召は、風合いも柔らかく、格高く無地としてお召しいただけます。
とび柄小紋でも本当小さな柄付ならば、遠目から無地として見えますので重宝します。
こちらも格の高い名古屋帯や袋帯を合わせてお締め下さい。

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気になる事、詳しいことなどお聞きになりたい方は
お気軽にこちら迄お問合せ下さい↓↓↓

着物と季節について

投稿日:
◇着物と季節の決まり事

[袷]   透けない反物に裏地(胴裏・八掛)を付けて仕立てます。          ( 10月~5月)

[単衣]  袷用の透けない反物に裏を付けずに仕立てたものを言います。          (6月と9月)

[夏物]  絽や紗といった透けるもの麻といった夏物の反物に裏をつけずに仕立てます。 (7月と8月)

基本は、このようになっておりますが、最近は温暖化のためか季節感がなくなってきています。

春の良い日に寒かったり暑かったりとその日によって変わりますのでお召しになる着物に悩みます。
お茶会や結婚式ご出席などの格や参加されるメンバー内で統一の決まりごとがある場合を除いては、

お天気や行動する場所によって判断する方が良いかと思います。

その方がお召しになる方にとっても良いですし、端から見ていても気持ちがいいです。
ただ、春に夏物はまだ早いかと思いますのでご注意ください。

この辺りが悩むところではないでしょうか。

 

≪これからの季節に良い単衣向きの小紋≫

 

[東京染め小紋・貞子好みより]

[京染め小紋紋意匠に吉祥文様]

 

[京染め・紋意匠に蛍ぼかし]

[京染めとび柄小紋・薄クリーム色]

≪単衣の着物に合わせる名古屋帯≫

 

[大光織物謹製・伊勢型紙浪漫全通]

[山田織物謹製・三彩織格子柄・総柄]

透け感のある薄い織り地ですので春ごろからお締め頂けます。単彩ですので着物にあわせやすいです。
涼しそうな印象になりますので、濃いめのお色の小紋などに合わせても清涼感は感じられます。
これからのシーズンには最適な名古屋帯です。
汗ばむ季節ほど軽い帯をと思われる方には最適です。

 

[山田織物謹製・校倉裂さがら段文]

[山田織物謹製・院蔵特殊織裂・総柄]

左は、お洒落にお稽古にと気軽にお締め頂き  右は、格式のある柄ですので
「無地」「江戸小紋」「とび柄小紋」などにお締め頂きお茶席やちょっとし
たお出かけに重宝します。

 

 

≪単衣時期に向く袋帯≫

 

 

[吉村織物謹製・綾羅織]

[吉村織物謹製・綾羅織 全通]

スリーシーズン向けの袋帯です。礼装というよりおしゃれな感じで合わせて下さい。
お洒落な付け下げ、江戸小紋、とび柄小紋などにどうぞ。

[弥栄織物謹製 更紗丸華文・スリーシーズン袋帯]

[弥栄織物謹製 市松花立湧・スリーシーズン袋帯]

古典柄だけでなく、様々な染織り作品を手掛けて、独自にアレンジすることを得意としている西陣織メーカーの弥栄織物さんの袋帯です。
モダンで上品で軽量の袋帯ですので気軽に、改まったお席にもと きもの愛好家からも評判です。
こちらは、スリーシーズン向けの袋帯となっておりますので、特に軽く締めやすい袋帯です。略礼装やおしゃれな感じで合わせて下さい。
付け下げ、江戸小紋、とび柄小紋などにどうぞ。
気になる商品がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ

お茶席の名古屋帯

投稿日:

昨日、問屋さんがお越しになられ名古屋帯と袋帯を見せて頂きました。

お茶席向きの名古屋帯で目を引くものが数点ございました。

【品 質】
・藤原織物 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№107
・日本製
・六通柄
・絹:90% ポリエステル:5% レーヨン(金属糸風):5%
・紹巴のぶどう笹蔓文
・茶系地色
・生地幅 :約35.0㎝

   
紹巴の名古屋帯蔓笹文様      裏です

しなやかな帯地に優雅なムードのあるぶどう笹蔓文で、唐草と共に
松・竹・梅・桜を感じさせるおめでたい柄を施してございます。

こちらは、お問い合わせがあり、その時には色は違うんですが同柄の
藤原織物の名古屋帯が一日差で売れてしまっていたんです。
それから、お客様のご要望で、探して欲しいという事となり問い合わせ
をしたところ、「今はその柄は作ってない。でも注文受ければ作ります。」
という事で受注いたしました。

おめでたい柄で、尚且つ落ち着いた色目ですのでご年配の方にも
お締め頂けます。

【織成袋なごや帯】

特選八寸名古屋帯(西陣織)【安藤謹製】「市松に梅・松柄織り」

【品 質】
・老舗 安藤 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№208
・日本製
・六通柄
・絹:100%
・市松に梅・松・青海波・七宝
・生地幅 :約31.0㎝

つづれの帯ではないのですが、技法はつづれの技法を使っております。
古くは正倉院に伝わる「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から再現された
格式の高い技法です。軽くてしなやかな上に、綴織に準ずる格式をそなえ
ているため、まさに「茶の装い」の為に存在すると言えるのではないで
しょうか。
芯を入れる必要がないため、軽く結びやすくて、よく締まります。

きれいな色を市松に配した優しい仕上がりとなっています。

詳しいことがお聞きになりたい方は、お電話もしくは
お問合せ下さいませ↓
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夏名古屋帯と五嶋紐

投稿日:

雨も上がりましたが、まだまだジメジメした日が続きます。
気分転換は、人それぞれですが、
最近始めたインスタでは、かなりの方が着物を着て楽しんでいらっしゃいます。

又、お茶道具も発信されていて、最近では、昔盆略点前の盆が山道盆で習われた
という方のインスタを拝見しました。素敵でした。

着物を着られる時、雰囲気を変えたい方は、帯締めや帯揚げを工夫します

帯   夏・西陣織九寸名古屋帯【佐々木染織謹製】
帯締め 五嶋紐(こちらは、むらたや店舗にお問い合わせください)

 

 


麻の名古屋帯です。真夏にお締め頂くのが宜しいかと思います。


トンボ玉の帯締めです。
夏に涼し気な雰囲気を持ち込むことができる帯締めです

 

[きもの豆知識]

現在では結婚に至るまでの手続きが簡略化され、儀式と言うよりはパーティ感覚
と考える方が濃くなっています。

家と家の結びつきではなく、結婚する当人同士の意思で物事を決める……
表向きはそうですが、こと結婚に関しては現代っ子といえども、保守的になる
傾向がみえます。

家財道具や電化製品とともに花嫁支度のひとつを成す着物。
本来は、結婚の際に訪問着、無地、留袖、喪服などをご用意するのですが
最近は、嫁ぎ先によってお仕度に掛ける度合いが変わったり、
どうせ着ないからといって作らない。というご家庭が増えています。

私の母は、良くこう言ってました。『貴方が嫁ぐ時は、晴れ着と喪服を作って
あげます。他は既に用意してある物を持って行きなさい。』と……
確かにお茶をされている方は小紋・色無地や訪問着をお持ちの方が多いと
思います。だから改めて作る必要は無いのだと思いますが、喪服に関しては
必ず持って嫁がれたほうが宜しいと感じます。

暑い時は 「着ないからとか」「バタバタするから着てる暇がない」などは
ハッキリ言って言い訳です。本来は故人を偲んで葬の最高礼装である
黒喪服五つ紋の抜き紋を着るべきです。その方が故人を偲んでお越しの方にも
故人に対しても気持ちが伝わります。

着物離れで着ないからと言う理由だけで、喪服を作らないのではなくひとつの
お道具として是非ご持参されたほうがお嬢様にとっても嫁ぎ先に対しても宜し
いかと思います。

「さてここからが豆知識です」
「どこの紋をいれるか?」ということ。実家の紋を入れる。嫁ぎ先の紋を入れる等々、様々なケースがあります。

『関東では父方の紋、関西では母方の紋』と言う風に地域によって紋の入れ方が
違ってきています

『おんな紋』という言葉をきいたことがございますか?私も嫁ぐまで全く知りま
せんでした。

[女紋とは]
女性は父方の家紋を使うことは殆どなく、母親が自身の結婚に際して持ち込む
もので、母親の母親(祖母)から伝えられたものです。
女性は、きものや持ち物にはこの『おんな紋』を入れて、母方の血縁集団の
一員であることを示すのです。

女性は、紋つきの初めてのきものは『喪服』と言われています。
ですから、19歳の厄落としの時に喪服をお仕度される方がいらっしゃいます。
(最近は殆んどいらっしゃいません)

男の子は生まれた時に宮詣りの一つ身に五つ紋を入れますがそれが最初に
なります。

地域によって紋の入れ方は違っていますが、私共のあたりでは、家の紋を
入れて嫁がせます。

是非覚えておいてください。

江戸小紋の柄と小紋と名古屋帯

投稿日:

 【江戸小紋】

武士の裃に用いた柄が始まりとされる、江戸小紋。
次第に庶民にも広がり、富士山と茄子を描いた
「初夢」や
文字を意匠化した「家内安全」「雪月花」等
遊び心のある柄が発達しました。

家内安全
風月花

 

七福神
竹垣根に松竹梅
紅葉づくし
水紋
梅づくし
宝尽くし

やく(厄・役・薬)とおろしをかけた「大根におろし金」や無病息災を
かけた「六瓢箪」など、洒落を利かせた
「いわれ小紋」は、粋でおしゃれ
を楽しむ江戸っ子の
ユーモアが凝縮されています。
遠目には無地に見え、近づけば思わずうなる遊びがらは、さりげなく個性的
を演出するのにおすすめです。

こちらは、「家内安全」です


生地は高級浜ちりめんを使用
お柄は細かく美術的に「家内安全」という文字が配置されています。
同じ柄がつながっているとはいえ、伊勢の高級和紙を型彫りして、寸分の
狂いもなく染め付けていくという行程を人間の手作業で全て行っております。
だからこそ着物としてお召しになったときの着姿は色の濃淡が微妙に変化し
て見えて深みを感じるのです。
おしゃれ着としてお召しの場合は、染帯や九寸名古屋帯で
フォーマルでお召しになるなら袋帯や格調のある名古屋帯で合わせて下さい。
お召しになる場所に応じた幅広いお着物としてまさに好適品です。

【小紋と帯】

 

小紋 正絹小紋 京染め[江戸五嶋紐監修・ライトパープル色]

袋帯 西陣織袋帯【弥栄織物謹製】「更紗丸華文・スリーシーズン袋帯」


こちらの名古屋帯を合わせています。
九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職柄七宝に若松菱 六通」

秋のお茶会に小紋にあわせてください。
メリハリを利かせると粋におしゃれになります。
お手伝いでもここらクラスの帯を締められると華やかになるでしょう。

【小紋】

観劇やコンサート、食事会、などちょっとしたおでかけに重宝します。
ひと口に小紋と言っても
 柄ゆきの種類は豊富で、友禅染の総柄小紋や
古典柄は, よそゆきとして着ることができます。
逆に幾何学文様や遊び心のある柄などは、街着として装います。小紋に
合わせる帯は、名古屋帯が基本です。
パーティーや観劇には、織や染め
の帯をお好みで合わせ
てみてはいかがですか?
お茶席等には、無地感のとび柄小紋はいかがですか?お手伝いには重宝する
お着物です。
無地が無難と言われていますが、ちょっと寂しい気がします。紋がついて格も
上がるのですが、色無地は仏でも着用しますので、お茶会でも、特におめでたい
お席ならば、訪問着か付け下げ、お手伝い程度なら江戸小紋、とび柄小紋で
出席されると宜しいのではないでしょうか?

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染織りの着物と帯

投稿日:

六月に東京で催事がございます。
場所は 目黒雅叙園です。
こちらは、私共がいつも仕入れをしている問屋さんの催事です。
かなりのお客様(一般の方)がいらっしゃると思われます。

この時期は、私共も店にて催事を致しますので、今まであまり行くことが
無かったのですが、幸いにも東京のお客様もできましたので、こちらの催事
にも参加してみようと思います。

古典柄が得意な問屋ですので、ずっとお召し頂ける一品が見つかると思い
ます。

付下げや、オシャレな小紋、袋帯・名古屋帯、そして夏帯
色々と取り揃えてございます。

こちらのお品は色出しや柄付迄こだわっていらっしゃいますので、素敵で目を引く
商品ばかりです。

4月の受注会にも参加(京都)いたしました。
ネットに出したい商品がたまっていて(写真を撮れず)なかなか
皆様にお見せできずすみません。

新作、小森の帯(名古屋帯)は単衣にも良いですが、9月からの単衣や
10月からの袷にとてもいい帯です。(未撮影)

こちらの会社の小紋も評判が宜しいです。
生地もしっかりしていて、一目で気に入られご購入して頂きました。
八掛のお色で迷われましたが、最後は、しっくりくるお色に決められました。
お仕立も、納得いく寸法を何度も測って頂きましたが、一度お決め頂ければ
次からは、寸法を残してございますので、安心してお選びになる事が出来ます。

~お薦めの小紋~

京染め[江戸五嶋紐監修・ライトパープル色]


市松模様かと思わせるような地模様のはいった丹後ちりめんの生地に
蛍が飛んでいるかのようなボカシが所々に施されています。
その白地のボカシの中に、淡いクリーム色の厄除けのウロコ柄をあし
らっています。

こんな感じで合わせても宜しいかと思います。


帯 : 九寸名古屋帯 小森織物謹製 有職段に菊づくし 六通


帯  :  九寸名古屋帯 となみ織物謹製 三色段に桜 全通

合わせる帯によって雰囲気が変わります。

京染め[紋意匠に飛び柄華文]
金彩加工で縁取りされた柄に、白で染めた古典的な花柄を、品良く
飛び柄にあしらっています。 京染めではありますが、柄の雰囲気は
まさに東京感覚のオシャレな小紋です。

こちらの小紋は比較的帯は合わせやすいと思います。
白綾苑大庭の名古屋帯はいかがですか。

こちらですと色合いからいってもメリハリがあり、帯の宝尽くし
の柄行がお茶席には良い感じとなっております。
九月の単衣時期ににも十分お締め頂けます。


小紋だけでなく、付け下げや無地にも合わせられるのがこの帯の
幅広く重宝する所です。

令和元年6月15日よりSALEを致します。
お急ぎでなければ、この日を待ってお求めくださいませ。

 

裏千家のお茶席~万葉公園にて~

投稿日:

万葉公園でお茶会が催されました。


裏千家の淡交会の皆様が催していらっしゃいました。


つくばいとししおどし。涼し気な水の音にししおどしの竹の音。
情緒を感じます。


5月5日、端午の節句です。こいのぼりも気持ちよく泳いでいます。


まずは、お床の拝見。

お道具も拝見させて頂きました。

裏千家さんは、必ず設えを整えていらっしゃいます。
お道具もじっくり拝見できますし、目の保養になりました。


お茶碗 : 紫雲作
棗   : 幸斉作

棚  :  荒磯棚
水差し:  雪舟焼

それぞれ時期のもの柄付のものを使用していらっしゃって
お招きする方を楽しませてくださいました。

素敵なお道具を拝見できただけで楽しかったです。

お茶は外で頂きました。

天気も良かったので、万葉公園を少し散歩いたしました。

おもてなしをされている方は、小紋が多かったです。
それもとび柄小紋です。
無地感にも感じられますし、品もございます。
帯は、袋帯もしくは、格のある名古屋帯の方が多いように思えました。

この連休中に地元に帰られる方が、万葉公園を訪れた時に
ちょっと休憩して、お茶を親しんで頂く。そんなプロセスなのでは
ないでしょか。

私も、娘が帰省していましたので、折角ですので寄らせて頂きました。
ただ、散歩する格好でしたので少し申し訳ないと思いましたが、
気楽にという雰囲気でしたので良かったです。

2日間されましたので、なかなか大変だったと思います。
汗もかかれたでしょうし、そんな時は、家で数日陰干しをして
その時に帯周りのシワが落ちないようでしたら汗を十分吸っていますので
クリーニングにお出しするのをお薦めします。
さっとシワが無くなるのでしたら、気になるシミのみをシミ落としで
だされたらいかがでしょうか。

分からない時は、お近くの専門店にご相談ください。
勿論、“きものむらたや”でもご相談はお受けいたします。
宜しければ、こちらまでご相談くださいませ⇒お問合せ
お電話でよければ、⇒0856-22-0098 迄

~お薦めの小紋~

紋意匠生地に淡いパープルグレー色の地色に縦長に唐華柄を施したとび柄
となっています。柄は主張しないので帯は合わせやすく上品になります。

合わせる帯として

【名古屋帯】


こちらで合わせられると“おしゃれに粋”になります。

正統派でいかれたい方は、

これからの時期を考えますと軽くて締めやすい方が宜しいかと思います。
こちらは、袋帯ですが、軽くてお色も濃すぎなく、小紋と同系のお色
ですので違和感なくお締め頂けます。二重太鼓となりますのでちょっとした
お茶席には重宝します。
本日のようなお茶席にはうってつけといえるでしょう。

大型連休ももう少しで終わりです。

しかし、お茶事などはまだまだ色々と催しが社中ごとにあると思います。
そんな時は是非、“きものむらたや”を頼りにして下さいませ。

次回は、単衣向きの着物とそれに合う帯のご紹介をしたいと思います。

 

50代からの着物選び

投稿日:

令和最初のブログ第一弾は

50代からのお着物えらびです。

子育てから解放、または少し余裕が出てきたから趣味で。

はたまた、着物があるから何かしようかしら。

などなど理由は様々ですが、お茶に興味を抱きお稽古を始める方が

増えてきているのは確かです。

私どもの所でさえ、着付けから茶道の道へ入られる方がいらっしゃいます。

だからこそ、この年代からのお着物探しにお手伝いをさせて頂きたいと思い

令和元年5月1日のブログはこのお題にしようと決めていました。

50代からとひとえに言っても色々といらっしゃいます。

昔と違って皆様お若いです。そしておきれいです。見た目もですが、気持ちも

お若く明るいですのでお着物選びも楽しいですよ。

本日のお薦めは、

こちらはいかがでしょうか
正絹小紋 京染め[唐花文・パステルグレー色]

グレーというお色は大変お茶席に向くお色です。
かといって、濃すぎたり暗めのグレーですと地味になりがちです。
こちらでしたら、明るいイメージでお召し頂けます。
流れるように施された唐華は、地色と調和して主張していません。
ですから、お茶席に、お稽古に、ご友人との会食にと気軽に着て頂ける
そんな小紋です。

こちらは、無地付け下げに袋帯です。

無地付け下げは、「かたくり」をモチーフにされている、
鎌倉の友禅作家 坂井教人先生の作品です。
(こちらは、ネットには出しておりません。)
袋帯は、特選西陣織袋帯【服部織物謹製】
「手織・こはく錦製造織元・立浪四季花丸文様」です。
結婚式のお着物やお茶席のお着物。無地、付け下げ、訪問着
そして黒留袖にも合わせられます。
※無地付け下げが気になられる方は、お電話もしくはこちら から
ご連絡いただければ、お返事させて頂きます。

こちらは、東京染め小紋~貞子好み~です

全体的にベージュで柄は格子のようになっています。
オシャレに粋にお召しになられたい方にはお薦めです。
古典調とは少し離れた感じですが、江戸小紋染の技術で染められています。
型紙が工夫されているだけです。

本物の江戸小紋は、美濃の型紙を使って東京で染めたもの(伝統工芸士)
を江戸小紋といいます。

上の東京染め小紋は、東京で伝統工芸士が染めたものには違いありません。
“きものむらたや”がいつもお願いしている江戸小紋染のメーカーにお願い
をしてそのメーカーのオリジナルの~貞子好み~というブランドから
選んで染めて頂きました。

こちらは、正絹小紋 秋月洋子監修 [格子柄・ライトピンク色]

滑かな格子をあしらっていて、一見、洋?のように感じさせる雰囲気は
正に気軽に着て出かけられる。そんな小紋です。定規で引いたような線で
はないので、型ぐるしい感じがいたしません。
勿論、お茶会に着用できます。また、観劇やご友人とのお食事会など
多岐にわたる活用方法がありますので重宝致します。

お薦めの袋帯です。
正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製 】 全通 、袷はもちろん単衣時期にも
重宝する帯です。

「綾羅織」と題された独特なよろけ模様を織り上げた帯です。
軽やかな風合いは、単衣の時期にも重宝して頂けます。 意匠は銀色の地に
淡い桃色の横段柄です。その中は細かい市松模様になっていますので、 シンプル
且つモダンな表情の意匠なので、飽きのこないオシャレな袋帯に仕上がりました。 オシャレな訪問着や付下げ・色無地にそしてとび柄小紋などに合わせて頂けます。観劇、コンサート、お茶会など様々なシーンでご着用できます。

上の三反の小紋でしたらどれでも合いますよ。

「小紋だからやはり名古屋帯がいいわ。」とおっしゃられる方に
こちらはいかがですか。
西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「三色段に桜・全通」

お茶席やご友人とのお食事会、そしてお稽古など
気軽にお締め頂ける名古屋帯です。
桜の花模様ですが、昨今「さくら」は日本の花の象徴とされていますので
着用時期はあまり気にせずとも大丈夫です。

楽しんで着物lifeを満喫してください。

令和の時代は、また、着物に目を向けて下さる方が増えることを
期待しております。