お茶席にいい小紋をご紹介いたします

投稿日:

新しい小紋が入荷しました。
サイトに載せようと柄をよく見ていたら??????
この柄は、葵文?河骨文?と悩んでしまいました。

違いを勉強しようと比べて比べて時間が過ぎてしまいました。

こちらは、色違いもございます。ベージュのお色ですので比較的、帯も
合わせやすいと思います。

葡萄と河骨文のとび柄ですのでお茶席に向くお品です。

河骨とは、睡蓮の仲間で池や川などに自生する多年生の植物です。里芋に
似た葉を持ち、春から夏にかけて黄色い花を咲かせます。水中にある根茎は
太く長く、白くゴツゴツしており骨のように見えるので河骨と書かれるよう
になりました。多年草と言うことでいつお召しになられても良いように
その花と葉が早くから文様として使われ、流水や垣根などと組み合わせて
友禅の着物に染められてます。

時期的にもお召しいただく季節を問わないというのが、着るものにとっては
安心できる一品と思います。

帯も合わせやすいお色ですのでしゃれ感を出すのか、正統派で行くのかで
締める帯も変わってきます。楽しめるお着物になると思います。


私のお薦め小紋です。雰囲気が大正ロマン風ですが、新作で
綺麗な淡いベージュにはっきりとした柄が描かれていますが、上品で
品よくお召いただける小紋です。加工もなかなかのお品です。


このような帯と合わせると宜しいと思います。

日本とも織成の帯です。なかなか手の込んだ名古屋帯です。
こんな感じで合わせてみてはいかがですか。

これからもまだまだブログを配信してまいります。宜しくお願い致します。

きもの むらたや  

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嫁ぐ時のお道具として

投稿日:

紋は平安時代には貴族の家具調度に、鎌倉幕府には武士の旗印、
室町時代になって衣服に用いられました。
女性の礼装
に家紋として用いられたのは江戸時代からといわれています。
家紋は、権力の象徴として絶対的なものでした。

現在・・・・

結婚支度として実家の紋をつけた留袖・喪服・無地等をご用意して嫁ぐ
これが一般的と言われておりますが、地方によっては 婚家の紋をつけて
嫁ぐところも有ります。

地域によって異なる風習がある場合がございますので、最近は先方に問い
合わせ婚家の紋をつける方が増えてきました。 

現代では、家紋を大切になさっている方以外は、家紋と言うより形式に
考えられたり、装飾のように思われて 好みの紋をつけられている方も
いらっしゃいます。
よくお客様から・・・最近葬式でも『喪服を着ないから』とか『借りれば
いいのよとか』聞く事があります。

本来、喪服や留袖、晴れ着は、お道具の一つと思います。
必ず持って嫁がなければいけないことはありませんが、持っていれば安心
という事はございます。

先日もお客様がいらして、色無地がいるんです。と言われお茶でもされているのかと思いお聞きしていると・・・『嫁ぎ先で葬式の時お手伝いでも色無地を着るんです。』とおっしゃられました。

地域ごとでしきたりや決まりごとがあり、その土地に嫁ぐとそれに従わざる
負えなくなるんです。

お嬢様をお持ちの方は、よく先方様の地域性をきいてご用意されていかれた
ほうが賢明だと感じました。

また、先方のお家柄やご家族の数(お召しになる回数)をお考え頂いた時
借りるより買った方が得とお考えになられる方も多いです。

喪服はお作りになって嫁がされましたが、いざという時のお着物がやはり必要
と言うこととなり急きょお作りになられる方もいらっしゃいます。

留袖、喪服、晴れ着(訪問着又は付け下げ)、無地 以上のものは最低でも
お仕度されて嫁がされたら安心です。

付け下げです。柄を大まかに合わせてみました。


私が一押しの訪問着です。身長のある方がお召しになられると大変
映えると思います。
帯は『きものむらたや』より

きもの むらたや  

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お茶席に良いとび柄小紋

投稿日:

突然、四月にお茶会があると言うことで、小紋を見せて欲しい。とご依頼が

ございました。数点お見せしたところ気になる柄が二点あり、顔映りを見た

り比べてみたり、よくよくお考えになられて、

『この田舎で着るのだから、周りとかけ離れない方が・・・』とおっしゃって

大変お似合いの小紋は、気になるけどやめて、お好きな柄の小紋をお決め

頂きました。

それに合わせて、名古屋帯を数本お見せしたところ、やはり良いものに目が

行くのでしょう。一押しのなごや帯をすぐお決め頂きました。

やはり、お茶をされているだけあって、お着物もたくさんご覧になっていて

良いものに目が良き、自ずとご自分の物差しが広くなり良いものを見る目を

養っておいででした。

何事も経験とはよく言ったものですね。

これからお茶席も増えて来ると思います。

そこで『きもの むらたや』のお薦め小紋をご紹介します。

左から
江戸小紋 (東京染め)
江戸小紋 (貞子好みより)
更紗柄小紋(双葉苑)


小紋は、『蛍ぼかし、とび柄小紋』
名古屋帯は、『院蔵特殊織裂・総柄』

むらたや 一押しの小紋

 

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訪問着と付下げの違い

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よくお客様から質問をされることがあります。

『訪問着と付け下げどう違うの?どれが訪問着でどれが付け下げ?』
よく、お客様に聞かれます。

訪問着は、袖から胸、肩、裾にかけて、
一枚の絵画の様に模様が染められてます。

付け下げは、訪問着に近いきものです。
しかし 絵羽模様(縫い目の模様がすべて繫がっている)ではありません。
仮絵羽(反物をきものの形に仮縫いをしたもの)にしないで染めたものを
着尺といい仕立てると付け下げや小紋になります。
これらは、別八掛となっています。

着尺とは、反物の形で市販されていて、きものの形になっていませんので
仮絵羽の形で売られている留袖・訪問着と区別がつきます。
ここが一番分かりやすく区別ができるのではない
でしょうか?又、留袖は勿論ですが、訪問着も概ね共八掛となっている
場合が多いです。

しかし、今日お越しのお客様は、入学式にお召しになると言うことで
シミ抜きとプレス加工に出されたお品は、別八掛でしたが、肩から衿にかけて
柄が続いていたので、お聞きするとやはり『訪問着として買いました。』
とおっしゃられたので、その時は、別八掛の訪問着もあるのだなと思いました。
後でよく考えてみて、もしかしたら、本来白っぽい八掛が付いていたけど
別八掛を付けたのかもしれないな。とも思いました。
ただ、そのお品は確かに訪問着だと・・・それは分かりました。




付け下げと小紋(東京染め)

付け下げです。簡単にがらを合わせて帯を載せてみました。
雲取りに吉祥文・宝尽くしで大変縁起のいいお柄です。
地はクリーム色で色白の方には、映ると思います。生地も浜ちりめんでしっかりとしています。 


こちらは、訪問着です。




刺繍の訪問着です。パーティー等に大変映えます。



訪問着ですが、柄行は付け下げのような感じがいたしますが、
とも八掛で裏も同との柄が描かれています。
華々しくお召いただくのではなく、上品に粋にお召いただける一品です。
 

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江戸小紋の柄

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生地に染色を施す方法は様々ですが、型紙を使って柄を染める染め織の一つ
として、江戸時代に精緻さと文様の多様性が発達した江戸小紋がございます。


立法形に菊


点描かすみ牡丹


大小あられ


万筋


本来小紋とは、柄の細かい模様や小さな柄を染めた着物のことを指し、
その中でも江戸小紋は、特に精緻で細密な型紙を使った染め物です。

型紙を使った染めは江戸時代以前からありましが、武士の江戸城内の
公式礼装着となり、本来は無地であった裃に黒や茶、藍といった染め色で
細かな小紋柄が使われるようになってから江戸時代後期において、型紙や
型彫の為の刃物の技術革新等に伴い精緻さが増してきたと言われております。


角通し


行儀

「鮫」 「角通し」 「行儀」 といった基本の小紋柄に始まり、
一見無地と見える程のより細かい柄へと進み さらに 裃専用の
細かい柄の小紋が染められるようになりました。

すると 甲斐の武田藩「武田菱」・紀州徳川家「極鮫」・加賀
前田家の「菊菱」といったように各藩が独自の「定め小紋柄」を
制定して他藩の使用を禁止してゆきました。

武家の装束の中で次第と江戸小紋が形成化して行く一方で、
上流階級である武士の衣装である小紋文様に憧れをもった裕福な
町人を中心とする庶民の中にも衣類に小紋の柄が取り入れられる
ようになりました。

次第に商人が形成的な武士の小紋に対し、自由で洒落た柄を
江戸の旦那衆が着始め、武士の定め柄のように自らの好みの定文様を
持つ豪商も現れてきました。

当初小紋は町人の世界では、黒や色無地に次ぐ男性の略礼装と
用いられていましたが、次第に女性の着物として浸透してきました。
このような広がりの中、江戸時代後半は「幾何学文様」・「草花」
「動物」・「昆虫」・「風物」・「道具」・・・等そのバリエーション
と多様性は増していきました。このように江戸小紋にも色々とございます。
ただ一つどれにも同じことが言えるのは、
絹で染め、伊勢の型紙を使い東京で染めたもののみを
『江戸小紋』と呼んでいることです。本物は、質感が違います。良いですよ。
是非一枚は欲しい一品です。
右から二番目が江戸小紋です。
左は貞子好みより江戸小紋です。
左から二番目は、江戸更紗です。

柄は、『家内安全』です。細かく家内安全と彫ってある型紙で染め上げました。

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江戸小紋と東京おしゃれ小紋

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小紋は日本の着物の種類の一つです。

全体に細かい模様が入っていることが名称の由来であり、訪問着や付け下げ
等が肩の方が上になるように模様付けされているのに対し、小紋は上下の方
向に関係なく模様が入っています。そのため礼装、正装としての着用は出来
ません。(江戸小紋を除く)。

現在は模様の大きさや密度に関わらず、上下方向関係なく模様が入っている
着物は総称して「
小紋」といいます。染めの技法によって「紅型小紋」「絞り
小紋
」「更紗小紋」など多種多様な小紋が存在する。その中で、主な「小紋」
の技法として知られるのは「
江戸小紋」「京小紋加賀小紋」です。

 

江戸小紋は、江戸時代に諸大名が着用した裃の染めに由来する小紋です。

現在は伝統柄で基本的には単色染め絹しか使わないという特徴の「江戸小紋」
とそれに比べて自由な創作が特徴の「東京おしゃれ小紋」の二種類に分類さ
れています。


【江戸小紋】



東京おしゃれ小紋


江戸小紋でも大名の裃柄が発祥の柄を「定め小紋」、庶民の遊び心から
発祥の柄を「
いわれ小紋」と言いいます。
江戸小紋は型紙を使って染めるのが特徴ですが、この型紙は江戸で作る
ことが出来ずに伊勢に注文していました(伊勢型紙)。現在は染め職人
より型紙職人の後継者不足が江戸小紋の問題となっています。
大名が着用していたという経緯から江戸小紋の中でも定め小紋は格式が
高くて又、柄は家紋の結晶を意味します。 

 裃の柄の大きさも6段階あり殿様に一番近い席に座る上位の家臣が一番
細かい柄を着用して下位になるほど柄は大きくなります。7段階以降の
家臣は無地の裃を着用していました。これらのことから『
定め小紋』
無紋でも礼装として着られる着物であり、一つ紋つきの色無地よりも格上
になると言えます。

 

東京おしゃれ小紋

東京染め小紋の技法を用いながら現代的な模様や染料を用いたもので、
江戸小紋と区別するために東京おしゃれ小紋と呼んでいます。


京小紋
古くから型染め技法を使って着物を制作していた京都ですが、型染めを
駆使した小紋生産が隆盛したのは明治時代以降です。
京友禅の派手な柄いきと型染めを融合させたものを一般的に「京小紋」
といいます。基本的には単色染めで、絹しか使わない江戸小紋に対して
多色染めであり、様々な生地を用います。当然ながら一つ一つの柄も
江戸小紋より大きく、抽象柄より具象柄が多く、見た目が華やかです。

 

加賀小紋
「京小紋」の影響を受けて石川県で作られ始めたのが「加賀小紋」
であり、色使いに加賀友禅の技法が取り入れられています。
一方で「江戸小紋」の影響を受けて作られた「加賀小紋」も石川県には
存在します。

 

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気軽なお茶席にいかがですか

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繰り返しの小さな模様を型染めしたもの又は、手書きで描かれた着物を
小紋と言います。小紋の着物は訪問着や付下げと違い、不規則な模様が
描かれているため、反物の状態では上下の区別がつきません。

小紋の着物は、観劇・パーティーなどに幅広く手軽に着られる着物です。
最近では、ロビー等でちょっとしたお茶会をされて気軽にお茶を飲んで
頂くと言う事をされています。そんな時は、無地より華やかで明るい小紋が
多いように見受けられます。

着用する帯などは特に定まっておらず、自由に楽しみながら着物を着ること
ができます。柄によって洒落袋か名古屋帯か、又は名古屋帯でも重みのある
柄行きがあり、『この着物にこの帯で帯揚げはこれで帯締めはこれにしよう。』
と考えるのも楽しいものです。

すっきりと大人っぽい江戸小紋、色とりどりでみやびな友禅小紋(京小紋)、
エキゾチックな柄を型押しした紅型〔びんがた〕など一口に小紋と言っても
様々な種類があるため、目的に合わせた着こなしができます。

帯は、九寸なごや帯「草花文様・黒色」

しゃれ袋帯を合わせました。


名古屋帯「院蔵特殊織裂・総柄」グレー色です。

 

これからお茶会が増えてくる時期と思います。
そんな時に良い着物をご紹介します。

 

生地は厳選した高級浜ちりめんの「高砂」を使用いたしました。
伊勢の高級和紙に柿渋を塗り制作された「伊勢型紙」一柄の型紙を
作り上げるのに一か月近く要する事も・・。これは日本人だけが持つ
究極の技の世界といえます。丁寧に伝統工芸技術保持者の職人さんに
染めて頂きました。柄は、しゃれている『家内安全』のお柄。
江戸小紋は帯とのコーディネートも楽しく着回し度の高さも抜群です。
歌舞伎や観劇やお集まり、またお食事会などのシーンにいかがですか。
紋を入れて入学式にも是非どうぞ。
一枚あれば着まわしのきく、まさに上質の一品です。

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きものと帯の合わせ方

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着物と帯の色を同系色でまとめている方がっしゃいます。

これは、明らかに洋服の影響と思います。

スーツと同色の靴を履き、バックも同色にする。

更には、アクセサリーまで・・・・と言う風に全身を同色に

揃えている方は、洋服の場合悪いとは思いませんが、面白みに欠ける

気がします。もっと冒険をみても良い気がします。

その点、着物と帯の色の、伝統的な組み合わせ方は、素晴らしいと

思います。大胆な組み合わせで、粋なムードを演出する。

そんな美的センスの伝統は受け継いでいくべきだと思います。


若い女性で、こういった着こなしをされている人の場合、

必ずと言って良いほど立派なお婆様がいらっしゃって、いつも良い

アドバイスをされているようです。

この度の催事でもお嬢様のご結婚のためにきものをお誂えされるのに

お婆様がご一緒にいらっしゃって、的確なご指示をお出しになられていました。

しかし、そのように助言をして頂ける方がいらっしゃらない場合には、やはり

これをカバーするのも呉服屋の使命の一つと思います。

お客様のご意見とお好みを早く察知し、色々と提言助言をしながら、お客様との間

に信頼関係を築いて末永くお召いただける一枚を探させて頂く。それは大切なこと

と思います。

商品を売るだけでなく、お客様に合ったセンスをご一緒に考えていければと思って

います。帯締めで全体を締める。又、ご年配の方は、帯締めで

色気をだす。ともいわれます。

全体が同系統なら尚更帯締めでアクセントを付けて下さい。

 

これからに良い付け下げをご紹介します。

柄を簡単に合わせてみました。

帯を合わせてみます。

帯を変えてみます。

帯はこちらの商品です。

 


むらたやでは、帯締めは江戸組紐をお薦めしています。

沢山のお客様から・・・やはり良いわね。良く締まるしと

おっしゃって頂いて一度締めると必ずファンになられます。

確かに良いお着物と帯にはここらクラスでないと

そぐわないのです。帯締めは是非良いものをお締め下さい。

 

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江戸小紋

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東京染め小紋(江戸小紋)は正式にもおしゃれにもお召いただける
着用度の広い優れモノです。

東京染小紋(江戸小紋)は型紙を使用し、生地に防染の糊をのせて柄を

つけた後に、地色を染めて柄を染め抜く技法です。

遠目から見ると無地に見え、近くに寄ると柄が浮き出てくるような

文様で、地色と柄がはっきりと見えるのが特徴です。

小紋の歴史は室町時代にさかのぼりますが、江戸時代の初めより、広く

染められるようになりました。当時の小紋は武士の裃(かみしも)に

柄を入れて、大名が参勤交代で江戸城に上がる際、藩を識別するために

文様を入れたのが始まりとされています。その後、江戸中期には町人文化が

発展して着物に小紋を染めることが流行し、野菜柄や虫柄などの楽しい柄が

たくさん生み出されてきました。


DSC_0259

 

『きもの むらたや』が柄を選ばせて頂いて染めて貰っている工房です。

明治初頭から続くこちらは早稲田大学近く、神田川沿いに移り住んで90年以上。

現在5代目に引き継がれている東京の染物代表格、江戸小紋の工房です。

手間暇かけての作業やそれまでに至る技習得のために費やす時間もさる

ことながら、修行をしたその上で伝統工芸士になる為の試験がございます。

緻密な作業を手際よくこなしている姿や仕上げた反物の風合いを拝見すると

“日本の技術の素晴らしさ”に感銘ををうけました。

これは、残さなくてはいけない技術なんだと改めて思い知らされました。

一部ご紹介いたします。

江戸小紋 【家内安全柄・薄緑色】 《着物むらたや 別注品》

 

 

江戸小紋 【つづみと束ね熨斗柄・ピンク色】《着物むらたや 別注品》

 

 

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『きもの むらたや』特選きものと帯

投稿日:

『きもの むらたや』 では、できるだけ沢山の方にむらたやが厳選して仕入れた

商品をご覧いただきたく思いネット販売を始めました。

今までは、催事をすると必ず嫁入り支度の為にと訪問着・付け下げ・無地・小紋

と喪服や留袖・・・他色々と可能な限り誂えるためにいらして下さっていました。

今は本当に必要な方だけという感じになってきました。

それでも 晴れ着・喪服一式を持たせてあげられるお家はましな方です。

今は、着ないからとか、管理ができないとか、面倒くさい等と言って
お嬢様の方からいらない・・・と言われご用意されない方が増えてきています。
特に弊社がある町で、特にそのような雰囲気があります。

それでも、派手な地域に嫁いだり、古くからの歴史のあるお家に嫁ぐ方は、

きちんとご用意をされます。やはりそれは親心なのだと思います。

娘が嫁いでから肩身の狭い思いをしないようにとご用意し、嫁ぐお道具として

お誂えされます。

むらたやでは、いつお客様がいらしてもご覧いただけるだけの量とご満足して

頂ける質感の物をご用意しております。

先日も、色留袖、袋帯、江戸小紋、道行コート、雨コート、名古屋帯三本をご用意されました。もともとお茶をされておられましたので、無地等はすでにお作りになられていましたので、又、喪服のセットも以前ご準備されておられました。とりあえずこのくらい用意すれば大丈夫でしょう。と言う所までお決め頂きました。

折角ですので、『きもの むらたや』の自慢の商品をご紹介いたします。

きちんとした問屋で一品一品厳選して仕入れをしました。


江戸小紋(柄:家内安全)


正絹九寸名古屋帯 【小森織物・謹製】 粋華七宝連珠柄



特選西陣織袋帯 【加納幸 謹製】 ≪華文平≫

次回は、入学式に良いきものをご紹介いたします。

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