お薦めの袋帯・名古屋帯

節分も過ぎ立春となりました。

「春」となれば気持ちもウキウキしてきます。

『これからの茶会に何を着て行こうかしら?』

『友達との食事会もあるし、普段と違った雰囲気で行きたいわ』

『卒業式何着ようかしら?入学式もあるし同じ着物では~??』

そんな色々なお気持ちの方にご提案できるのが“きものむらたや”です。

先日、「春に孫が卒業式なのよ。お嫁さんに一枚訪問着をと考えている

んだけどお手頃な着物、ないかしら?」そういったご相談をお受けしました。

気に入った着物がありましたので早速ご購入され、加工、お仕立てに

出しました。

ある方は、京都に行くから一枚訪問着を作ろうかしらとご相談を受けました。

一枚とても気に入ったのがございましたが、その時は決まらず、再度

違う訪問着を仕入れお薦めするべくお電話をしましたところ、お越しになって

結局、一番最初に「良いわ~。」と気にかけておられた上野街子作の訪問着に

決まりました。

やはり、最初ご覧なられたお気持ちが残っていて頭から離れずにいたので

色々とお見せしても納得がいくお品には出会えず、

「先日見せてもらった訪問着もう一回見せてくれる。」そうおっしゃったときは、

やはり良いものは良いとお分かりになる素晴らしい目利きの先生だわ。

世の中には、目利き1000人、目くら1000人がいらっしゃるとは言うけど、

良いものを比べて見れば、自ずと分かる数少ない方だな。そう思いました。

訪問着のお話をしましたので、今度は袋帯のご紹介を致します。

【山城機業店謹製】「雪輪取吉祥文」

結婚式で黒留に合わせたり、訪問着に合わせてご出席いただけます。
紋付色無地に合わせて茶席等にもどうぞ。

正式な場面でのお締め頂くのが間違いがなく宜しいかと思います。

【洛陽織物 謹製】 「輪(リン)・粋の極み」

こちらは、お茶席に私一押しの袋帯です。
上品で、出しゃばらず、おめでたい柄が施してありどのような色合いの
お着物にも合わせやすい重宝する袋帯です。

【高島織物謹製】「九寸唐織 蜀江華文 白地 お太鼓柄」
こちらは、色無地にもお締め頂ける格のある名古屋帯です。
入学式や卒業式に色無地や付け下げに合わせてお締め頂けます。

 

【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・松の柄・六通」
豪華絢爛の名古屋帯で松の柄ですので、おめでたいお席
茶席や、入卒のお着物に合わせてお締め頂けます。
上品な作りですので、重宝する一品です。

金茶の色無地、淡い紫系統の色無地ですと上品になります。
濃いお色を持ってきても大丈夫です。その時は帯締めをはっきり
させた方が全体が締まるのではないでしょうか。