初釜
お正月を迎えたことを祝って、新年に初めて釜をかけます。
そして、新年、最初に行われるお茶会でもあります。
茶道の毎年の行事の一つで、その年の初めてのお稽古をする日でも
あります。又、新しい年を祝う新年会のような意味合いでもあります。
思わず初釜に招待された場合。初めてですと困りますよね。
参加するにあたって服装など決まりがあるようです。
基本的には、女性は和装です。(ご亭主の意向で洋装でもOKの場合もあります。)
髪型は、長い髪ならばまとめた方が良いです。
持ち物について
・懐紙(かいし)・手拭・替え足袋もしくは足袋カバー使用・袱紗など
初釜の主菓子(おもがし)
新年最初の行事にふさわしい鮮やかな色合いと正月の華やかさを表す
お菓子が使われます。
表千家は「常盤饅頭」
裏千家は「花びら餅」となっています。
実は、昨日初めてのお稽古でした。
先生が花びら餅を買ってきて下さり、おいしいお茶と花びら餅を
ごちそうになりました。
八掛は、金茶色でも良いですしブルー系統でも年齢に合わせて赤かピンクでも
宜しいかと思います。
こちらのとび柄小紋の着物に、特許を持つ「あぜなみ織」の帯を合わせては
いかがですか?
うねり紋様を形成し、独特の陰影のあるボリューム感と生地のしなやかさが
特徴の袋帯です。
帯締めは赤系で全体を締めるとメリハリが出ます。
帯揚げは、淡いベージュか淡いブルーなどを合わせても面白いです。
とにかく上品にまとめたい時は、淡いお色の帯揚げにされると間違いが
ないでしょう。
こちらは、蛍ぼかしの小紋です。地色は紫系です。
ほのかな感じになります。
帯を合わせるとしたらこちらの名古屋帯はいかがですか?
「牡丹唐草文様・全通」お茶席・お出かけに
お稽古で締めるなら
こちらの帯はいかがですか?
お色は統一感があり全体的にバランスが取れています。
帯締めは、帯の中の幾何学文様の中にある点のお色を持ってきても
良いのではないでしょうか。
色々と合わせる楽しみも着物の良さではないでしょうか。