着物の染め替えできます

早い方でお子様から手が離れた方もいらっしゃいます。
逆にまだまだこれからという方もいらっしゃいます。
環境は人それぞれですので、着物へ重きを置くタイミング
というのも違ってきます。
ただ一つ言えるのは、タイミングは違っても若いころの着物は
今着るとなると厳しいかも。
色、柄とその時代に流行ったものを使っているので今着ると
『ん~どうだろう?』と考えてしまいます。

そんな経験ございませんか?

「ただ、捨てるには勿体ないし、かといって着ないし、色が派手
すぎるし。どうしようかしら。売ったらお金になるかしら。」
などとおっしゃられる方もいらっしゃいます。

そんな時は、お客様に染め替えや仕立て替えをお薦めしております。

ご存知の方は、宜しいのですが、結構、染め替えや仕立て直しができる
と言うことをお知りになっていない方も多くおいでです。

最近も、無地でお色はオレンジ系のお着物でお客様曰く
「流石にこの色は着れないからどうしようかしら。」とご相談を受けました。
無地でしたので、きれいに抜けるならどんなお色にも染め上げられますよ。
とお伝えしましたら、値段を出して欲しいとご要望がございましたので、
ざっと見積もらせて頂きました。

正直、新しい反物を買われて作られるより、はるかにお安く出来上がります。
ただ、新品ではないし一度トキ洗いをしてお色を抜いて染め上げるという
作業になりますのでお時間は多少かかります。

お色を決める時も決断力というものが必要になると思います。
こちらもできる限りの情報をご提供いたしますが、お色をお決めになるのは
やはり“お客様”です。
むらたやでは、お客様のご意見に重きをおき、満足というより納得して
染め替え・仕立て替えに入らせて頂いてます。


奥様の若いころの羽織です。それをお嬢さまにお譲りになられると言う
ことで洗張りをして一色かけて地味に染めなおしました。

お嬢様もご納得のお色となりました。
(このお色に決まるまで試し染めを2、3回していただきました。)

このお色でしたら、30代からかなり50代まではお召いただけます。

 

お客様のほうから新しいきものを作りたいとおっしゃられるのであれば
もちろんご相談にのらせて頂きます。


小紋は、京染め[江戸五嶋紐監修・ライトパープル色]
名古屋帯は、【小森織物謹製】「有職段文に菊づくし 六通」


小紋は、高級京友禅染 [とび柄七宝・ライトブルーグレー色]

帯(袋帯)は、【西陣まいづる 謹製】 「柄名銀影・シルバー色」

このような感じで合されるとお召しになる場も広がります。

きもの むらたや 

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