着物ブームに乗りましょう

着物ブームもあって、着物に関心を持ち着付けを習いたい方が増えて
いるみたいです。
呉服屋にとっては有り難いお話です。
着付け教室が多くあった時代は、自分で着られるようになって、何れは
人に着付けができるくらいの知識と技術を得たいという人もいらっしゃって
お免状を頂く為に、技術とペーパーテストに挑んだものです。

最近は、定年や子育てがひと段落して、自由な時間ができてから
「着物を着てみようかしら。」と思われる方が増えています。ですから
むらたやのお客様の年齢層は30代から50・60と上がっていっています。
今まででしたら、ご結婚の際にお道具として親御さんが揃えてお買い求め
頂いていたお客様が殆どでしたが、「自分のために」とか「今必要だから」
昔の着物は、色や柄がとおっしゃられる方もいらっしゃいます。

少し余裕ができたのでお稽古事でもと思われてる方もいらっしゃいます。

「お茶を始めたから。」「若い時に親が作ってくれた着物を着たい。」
「お姑さんをみて私も素敵に着こなしたい。」
「嫁ぎ先のお母さまが譲って下さったから。」
「嫁ぎ先で着物をお仕立てして頂いたから」等々
着物を着たい、着れるようになりたいと思われる方は、確実に増えています。

初めは、洗える着物の小紋あたり練習をして、帯は正絹をお薦めします。
袋帯・名古屋帯どちらにしても他の着物にも合わせるので、練習しておいた
方が良いと思いますので、帯は練習用と考えずに締める時にその帯を練習
したらいかがですか。
私の知っている着付け教室の方でお茶を習っていて、お茶会があるたびに
違う着物と帯を合わせてお出かけになられます。そんな時すんなりとした
着方ができるために何回か練習をされます。すると本番が練習通りにすれば
手の位置、締め具合、どのあたりで太鼓を作るのかが分かっているので
スムーズに着物が着れるのだそうです。

お茶会でも色々とございますが、
「気軽にいらして下さい。」などといわれた場合は、正直どこまで気軽に?と
思ってしまいます。
そんな時は、江戸小紋やとび柄小紋あたりをお召し頂いてご出席ください。
間違いはないと思います。

例えば、
江戸小紋[家内安全柄]

江戸小紋[扇子に小花柄]

京都手描き友禅 付下げ小紋

七宝柄のとび柄小紋

お茶席にぴったりの落ち着いたブルーグレー色ですので抑え目であり
ながら品よくお召いただけます。

これらは、袋帯でも名古屋帯でも合わせられる上等なお品です。
「いづくら謹製」の袋帯です。柔らかく優しいイメージのする
袋帯です。上記のどの小紋にも合わせることができます。

こちらは、「加納幸謹製」の袋帯です。帯に濃い色を使っていますので
パーティーでもいけますが、お茶席ですと淡いお色のお着物で合わせら
れたらメリハリがきいて素敵になると思います。



名古屋帯で合わせるならばこちらはいかがですか?
三色のお色の段重ねに桜の文様です。四季を問わない花ですので
お召し頂く期間も長くなります。
「となみ織物謹製」

「河合美術織物謹製」
お太鼓柄ですが、品も良く格も高いですのでお茶席向きです。

 

きもの むらたや 

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