九月に入り少しずつ肌寒く感じる時が増えてきました。
「着物は単衣になっても少しまだ暑いのよね。」とお客様が
おっしゃられます。
そんな時は、襦袢を絽にして半襟だけを絽ではなく普通の半襟に
付け直して頂くと少しは違うと思います。
これから、お茶会も増えてきて着物を着る機会が増えてきます。
そんな時の小紋をご紹介します。
◇無地感の小紋(蛍ぼかし)
帯は、河合美術織物謹製の名古屋帯お太鼓柄がお薦めです。
上品なお色の地にハイセンスな柄付(唐花文様)を施してございます。
※垂れの部分は、本来柄はございません。地色と同じ色となります。
◇アイボリー色の紋意匠の生地に葡萄唐草の葉を施してある上品な
小紋です。お茶席、発表会、パーティーや同窓会、ご友人との
お食事会などにお薦めです。
こちらの帯屋捨松謹製の名古屋帯がおすすめです。
唐花が施してあり格の高い名古屋帯となっております。
無地や江戸小紋に合されても宜しいかと思います。
◇クリーム色の生地に橘・桐・菊の柄が華やかに描かれています。
橘は、長寿と幸福の理想国、常世国の象徴です。組み合わせは吉祥文様
ですのでパーティーやおめでたい初釜など色々とお召いただけます。
となみ織物謹製の名古屋帯をお薦めします。淡いブルーグレーのお色に
唐松を施してあり着物と大変相性が良い柄と思います。
佐賀錦織ですので大変高級感がございます。パーティーやお茶席、観劇と
色々と重宝するセットになります。
◇シンプルなとび柄小紋は、お茶席に好まれます。無地感でお召し
頂けますし、帯も合わせやすいです。同窓会、七五三のお母さまの
お召し頂く着物としても重宝致します。
スリーシーズンの袋帯はいかがですか。弥栄織物謹製で軽くて
締めやすい帯です。シックな感じになるかと思います。
又は、こちらの小森謹製の帯で格調高い柄行きのものをお薦めします。
風合いはしなやかで、柔らかくてとても軽く、締め心地の良さは群を抜いて
います。柄は正倉院文様から「七宝連珠柄」でおめでたい七宝の柄が数珠の
ような連なりで構成されています。格調がありながらモダンですのでお茶席は
もちろん、観劇やパーティー、入卒の式典、七五三のお母さま様の帯に
お薦めです。
◇お茶席で招く側のお点前をされる方々は、付下げくらいはお召いただきたい
と思います。こちらは、茶人が好むグレー地に上品に柄を施してございます。
扇の中に四季のものを施して季節を問わない一品ですので重宝します。
若い方なら、いづくら謹製の袋帯をお薦めします。柄は、季節を問いません
ので着物に合いさえすれば大変重宝する一品です。
こちらの袋帯で合されてもメリハリが効いて素敵です。秋から冬にかけて
重宝する袋帯です。模様も幾何学的ですので締めやすく合わせやすい
着物を習い始めの方に一本是非もって頂きたい一品です。
加納幸謹製の袋帯です。若い方もお締め頂けますが、
ご年配の方がお締め頂くとずっしりとした品格がでます。お召し頂く方を
引き立たせてくれる一品です。
きもの むらたや
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