防虫剤を入れてあるから保存中も安心?
只今むらたやでは、クリーニングのキャンペーンをしております。
その時のお話です。
一回も着てないのにカビが出ていてどうしよう?
開けてみたらシミが、防虫剤を入れていたのにどうして??
そのようなお話のお困りごとが増えてきています。
一度も袖をと通してなくてもカビはきます。絹は湿気に弱く
着物を入れてある文庫紙がある程度は湿気を取ってくれますが
文庫紙の紐の所が変色し始めたら湿気を吸いすぎのサインです。
そのままにしておくと着物に移りカビシミの原因になります。
気を付けて下さい。文庫紙を変えてください。
そして虫干しまでは・・・・という方には、天気が良くカラッとし
ている日に少し箪笥の引き出しを開けておくのも良いでしょう。
注意点はその時直射日光は避ける事です。そして、普段は乾燥剤を
入れてしまわれておかれると尚良いかと思います。
そしてコマメに変えてください。
但し・・・交換する時に前の乾燥剤を取って残留臭気が消えてから
入れ替えてください。二種類以上を同時に使うと、箪笥の中で
化学反応を起こし、生地にシミができます。
実際お客様にもいらっしゃいました。
着物が入っている文庫紙の上に防虫乾燥剤を置いて又違うメーカーの
防虫剤を追加されたのです。その防虫乾燥剤の形が文庫紙に移り
そのまま着物に移ったのです。もったいないかもしれませんが、
必ず交換時には、前の防虫乾燥剤は、取って下さい。
考えてみれば、教えてくれる人もいないと知らなくて当然だと思います。
私も呉服屋に嫁がなかったらきっと知らない事だらけだったと思います。
むらたやがお薦めしている乾燥剤です。1パック4シート入っていて
箪笥の引き出しに1シート入れてください。概ね6ヶ月持ちます。
また、たとう紙も替え時期もございます。
湿気を含みすぎると今度は、和紙の含んだ水分が着物の方に移りカビの
原因になります。紐の糊の付いた部分が変色したり、全体が張りもなく
くたくたになったら、たとう紙も替えてください。
只今、むらたやにて夏まえsaleで全品40%offとなっております。
※江戸小紋、小物を除く
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きもの むらたや
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