江戸小紋

東京染め小紋(江戸小紋)は正式にもおしゃれにもお召いただける
着用度の広い優れモノです。

東京染小紋(江戸小紋)は型紙を使用し、生地に防染の糊をのせて柄を

つけた後に、地色を染めて柄を染め抜く技法です。

遠目から見ると無地に見え、近くに寄ると柄が浮き出てくるような

文様で、地色と柄がはっきりと見えるのが特徴です。

小紋の歴史は室町時代にさかのぼりますが、江戸時代の初めより、広く

染められるようになりました。当時の小紋は武士の裃(かみしも)に

柄を入れて、大名が参勤交代で江戸城に上がる際、藩を識別するために

文様を入れたのが始まりとされています。その後、江戸中期には町人文化が

発展して着物に小紋を染めることが流行し、野菜柄や虫柄などの楽しい柄が

たくさん生み出されてきました。


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『きもの むらたや』が柄を選ばせて頂いて染めて貰っている工房です。

明治初頭から続くこちらは早稲田大学近く、神田川沿いに移り住んで90年以上。

現在5代目に引き継がれている東京の染物代表格、江戸小紋の工房です。

手間暇かけての作業やそれまでに至る技習得のために費やす時間もさる

ことながら、修行をしたその上で伝統工芸士になる為の試験がございます。

緻密な作業を手際よくこなしている姿や仕上げた反物の風合いを拝見すると

“日本の技術の素晴らしさ”に感銘ををうけました。

これは、残さなくてはいけない技術なんだと改めて思い知らされました。

一部ご紹介いたします。

江戸小紋 【家内安全柄・薄緑色】 《着物むらたや 別注品》

 

 

江戸小紋 【つづみと束ね熨斗柄・ピンク色】《着物むらたや 別注品》

 

 

きもの むらたや  

https://www.kimono-murataya.com/

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