重陽の節句、お月見、秋の七草など色々となぞらえたお茶席を
ご用意することができます
【重陽の節句】
聞きなれない言葉の方もいらっしゃるかとおもいますが、
五節句の一つで、菊の節句のことです。
では、五節句とは何でしょう。
勿論お分かりとは存じますが、急に聞かれては、「えっと・・・・」
と一瞬考えてしまいます。
☆人日(七草の節句) ☆上巳(桃の節句) ☆端午の節句 ☆七夕(しちせき)
そして ☆重陽の節句 で五つです
菊の節句ですので菊が着物のもしくは帯に入っていると素敵に思えます。
【お月見にお勧めのお着物】
紋意匠に三日月の月象紋をとび柄で施した無地感の小紋です。
ちょっとしたお茶のお稽古や気軽なお茶会などにお召しいただける着物です。
月(三日月)をモチーフにしていますので女性らしい優しい雰囲気になります。
さりげなく着こなすおしゃれな名古屋帯。帯地の織も変わっていて、菱の中に
ウサギや菊といった秋の単衣から春先までずっと結べる重宝するお品となって
おります。かわいらしさの中にも優しく粋な表情を持っています。
特選西陣織九寸名古屋帯【河合美術織物謹製】
「納経唐花文・クリーム色・お太鼓柄」
きれいなクリーム色に、品のよい色彩で表された「唐花文様」
西陣を代表する「唐織」は帯地の上に多彩な絹糸をもちいて柄を刺繍するように縫い取りで表現する技法で、もっとも高級とされています。
特選天然草木染江戸小紋【車輪梅染・紅藍舎(東京・京都・鹿児島)】
濃藍色染・流水短
江戸小紋の染料に鹿児島・奄美大島・沖縄に自生してタンニン酸と
褐色系の色素を含む染料(車輪梅のエキス)を混入させることで一層
のコクとキレのある染を実現。それを、濵ちりめんに草木染で全体に
は江戸小紋の万筋、その上からいろいろな柄を短冊の中にあしらって
います。
【秋の七草】
覚え方
秋の草花の入ったきものや帯をお召しになると今時期ですとベストです。
9月とはいえむし暑く、台風の多い時期ですので小紋でも涼しく感じるお色
も宜しいかと思います。
正絹小紋 京染め[紋意匠に華文様/Japanblue]
丹後ちりめんを使用し、三種類の唐華華文をとび柄であしらっています。
華のある上品で控えめ過ぎず主張しすぎずといった感じの柄です。