【単衣の季節到来】春から初夏の茶会・趣味の会におすすめの着物と帯

投稿日:

桜の季節、そして新緑がまぶしく感じられるころになると
着物好きにとって気になるのが「衣替え」です。特に、茶道を
嗜む方や着物を楽しむ方にとって、単衣(ひとえ)の着物を
いつから着るか、どんなものを選べばよいかは大切なポイント
になります。

茶会や趣味の集まりが増えるこれからの季節にぴったりの単衣の
着物と帯の組み合わせをご紹介しながら、軽やかな装いで春から
初夏へと向かう心地よさを楽しむ方法をご提案します。

【単衣の着物とは?】
(5月・6月・9月に活躍する一枚仕立ての着物)

単衣(ひとえ)とは、裏地をつけずに一枚仕立てで仕立てられた
着物のことを指します。一般的には6月と9月に着るものとされて
いますが、最近では気温に応じて5月や10月にも単衣を着る方が
増えています。

春爛漫の4月にはまだ袷(あわせ)の着物を着ることが多いですが、
日中の気温が20度を超える日も出てくるため、動きやすさや快適さ
を考えると5月からの単衣デビューはとてもおすすめです。

特に、茶道をされる方は、お点前(てまえ)をする際の動きやすさ
や、着物の軽やかさを意識すると、単衣の魅力がより実感できます。

【お茶席や趣味の会におすすめ】単衣着物の選び方とコーディネート

★小紋の単衣で気軽なお茶会に

春の茶席や趣味の集まりには、小紋の単衣がぴったりです。例えば、
流水や草花の模様が入ったものを選ぶと、季節感を演出しながらも
気軽な雰囲気を楽しめます。

帯は名古屋帯を合わせると、きちんと感がありつつも堅苦しすぎません。
たとえば、博多織の名古屋帯なら、しっかりとした締め心地で動きやすく、
お点前の際にも安心です。

 

こちらの紋意匠生地は、細やかな柄をあしらった優しい淡い色合いが特徴です。
袷はもちろん、6月や9月の単衣としてもお仕立ていただけます。柄の縁取りに
は控えめな金彩を施し、細やかなデザインながらも上品な印象に仕上げました。
無地感覚でお召しいただけるため、お茶席や研修会などのフォーマルな場にも
適しています。また、趣味の集まりなどカジュアルなシーンでも活躍する一着
です。控えめなデザインのため、流行に左右されず長くご愛用いただけます。

合わせる帯は5月でしたら
西陣織九寸名古屋帯【木原織物 謹製】「唐華・六通」

こちらの帯は、お求めやすい価格ながら確かな品質を誇ります。軽やかな
風合いで結びやすく、しゃれ感のある市松柄が特徴です。一つひとつのマス
目に織り込まれた文様が控えめな美しさを演出し、お茶席など落ち着いた場
にも上品にお使いいただけます。また、紬や小紋と合わせることで粋な雰囲
気を楽しめます。帯地のモノトーンの文様は、多少色味のある着物とも調和
し、帯締めや帯揚げでバランスを取ることが可能です。6月・7月・8月は絽
や紗の帯が適していますが、9月からはこの帯が活躍します。お稽古はもちろ
ん、ちょっとしたお茶会、秋の紅葉狩りや野点など、着物を楽しむ機会が増
える季節にぴったりです。

上の小紋と合わせると同系で地味になるかとも思いましたがおとなし目で行くなら
こんな合わせ方も良いのではと思います。

シックな黒を基調とした八寸名古屋帯

こちらの八寸名古屋帯は、シックな黒を基調とし、白茶系や鼠白の滝縞模様が織り込まれています。統一感のあるデザインが粋な雰囲気を演出。博多織伝統の平織を用い、甲冑をモチーフとした柄には「災難を除ける」という願いが込められています。着物のお色と真逆でメリハリがあります。
お着物は合わせやすいお色といえるでしょう。

春らしいお色です。
正絹小紋[紋意匠に飛び柄桐竹鳳凰紋・寿光織]

こちらのとび柄小紋は、高級織物で知られる寿光織の紋意匠生地を使用
しています。細やかな地紋が上品な光沢を生み出し、落ち着いた美しさを
引き立てます。

お茶席向きの柄でありながら、色使いを抑えた上品な仕上がりなので、普段
のおしゃれ着としても活躍。帯合わせ次第でフォーマルにもカジュアルにも
楽しめる一枚です。

暖色系の優しい色合いが、顔まわりを明るく見せ、着る方を若々しく魅せる
効果も。お茶席はもちろん、お稽古、観劇、食事会などのお出かけにもおす
すめです。

合わせる帯
九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職段文に菊づくし 六通」

【紬の単衣で趣味の集まりに】

茶道のお稽古や、着物好きの集まりには、軽やかな紬の単衣もおすすめです。
結城紬や大島紬など、織りの風合いを楽しめる単衣なら、シンプルな帯と合
わせるだけで洗練された雰囲気になります。

帯は八寸の名古屋帯や、木綿の帯を合わせると、抜け感が出ておしゃれにな
ります。

正絹紬【板場友禅】|上品で華やかな社交着におすすめの着物

黒地に白抜きの四季花模様|後染めの粋な紬着物

紬は、着る人の個性を表現できるお洒落な普段着。蚕の繭から引き出した糸に
撚りをかけて織るのが特徴で、先染めと後染めの技法があります。こちらは、
後染めによって黒地に四季折々の花柄(唐華)を白抜きで型染めした、手間の
かかった逸品です。

【色無地の単衣でフォーマルな茶会に】

お茶会や茶事では、格を意識した装いが求められることも。そんなときは、
色無地の単衣が重宝します。

帯には、上品な袋帯を合わせることで、格調高い印象に仕上がります。白や
銀糸の入った袋帯を選べば、淡い色の単衣との相性も抜群です。

こちらは白生地です。お好きなお色に染めて紋付の色無地をお仕立ていたします。

[小葵文様]

[菱取桐竹鳳凰文様]

[花更紗文様]

 

お好きなお色に染めて格式の高い帯を締められたらどのようなお席でも
大丈夫です。

特選西陣織袋帯【京藝謹製】「白眉・吉祥文様尽くし」

特選西陣織袋帯【西陣まいづる謹製】「裂取花樹獅子文」

特選西陣織袋帯【山城機業店謹製】「寿宝尽くし段文」

 

6月の単衣のお着物でしたら

 

夏・特選西陣織袋帯【大光織物謹製】「華唐草文様・六通」

西陣織袋帯【大光織物謹製】「唐華と幾何学文様・スリーシーズン」

こちらは、スリーシーズン用の帯ですので6月の単衣にも十分締められます。


【まとめ】単衣の着物で春夏の茶会やお稽古を楽しみましょう

「春爛漫 特別ご奉仕」として、これからの季節にぴったりの単衣の着物や帯を手に入れてみませんか?

茶会や趣味の会での装いを考えると、単衣の着物は実用的でありながら、季節感をしっかり楽しめる素敵な選択肢です。

ぜひ、お気に入りの単衣の着物と帯を見つけて、春から初夏へと続く着物ライフを楽しんでください。

 

 

6月の単衣何を選べばいいの?気軽なお茶席向きの着物と帯

投稿日:

6月の茶席にふさわしい着物選びに悩んでいませんか?
この時期は、暑さを感じつつもまだ夏物には早い季節。
特に、かしこまらない茶会やお稽古では、涼しげで軽やかな
単衣の着物に、程よくカジュアルな帯を合わせるのがポイントです。

6月の単衣の着物と帯を選ぶとしたら「初夏らしい軽やかさ」と
「少しフォーマルな雰囲気」を意識されますと素敵にまとまるか
と思います。

今回は、気軽な茶席におすすめの単衣のコーディネートをご紹介します

1. 単衣の紬 × 博多帯|お稽古や気軽な茶会向け

シンプルで粋な印象のコーディネートです。
・着物:単衣の結城紬や大島紬(淡いグレー・水色・藤色など涼しげな色)
・帯:博多織の名古屋帯(白地にブルーや薄紫の献上柄)
・帯揚げ・帯締め:絽の帯揚げ+細めの三分紐(明るい色合いで軽やかに)

 

薩摩草木染大島紬【本場縞大島】です
淡いベージュ系がベース、淡い紫やブルー系を使用のお色で洒落た柄行です

 

正絹小紋 京友禅[紋意匠に縦縞文様]
遊び心のある縦縞の小紋です。おとなしめですが、普段に気軽にお召いただけるお品です。

 

 

遊び心のある縦縞の小紋です。おとなしめですが、普段に気軽にお召いた
だけるお品です。また、生地の具合からコートにしても面白いと面白いと
思います。紋意匠生地に縦縞ですので光沢があるように感じられます

博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、お茶席にもお勧めですが普段使いの
お着物にもお使いいただけます

 

八寸名古屋帯【繧繝霞・博多織物・全通】

春夏秋冬オールシーズン使える八寸名古屋帯です。「繧繝霞」その名の通り
まるで霞がかかているようなお品です

博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段使いのお着物におすすめです。

☆着物の選び方

[素 材]
・絽や紗はまだ早いので、6月は基本的に「単衣の織りの着物」や「軽めの
染めの着物」を選びます。
・絹の縮(ちぢみ)夏大島単衣の紬など、さらっとした風合いのものが適しています。
・染めの着物なら、単衣仕立ての小紋や付け下げ、江戸小紋も大丈夫です。

[色・柄]
・初夏ならば、淡い色や涼しげな寒色系(薄水色・藤色・白練色など)が人気で
素敵になると思います。
・透け感のない単衣なので、柄は春と同じく控えめなものが上品かと思えます。
・流水、青楓、杜若(かきつばた)、紫陽花など、初夏の季節感がある柄も素敵
かと思います。

京染め[紋意匠に縦に唐華文様]

淡いパープルグレー色の地色に縦長に唐華柄を施したとび柄と
なっています。柄自体は主張しないので、帯も合わせやすいお品です。

京染め[紋意匠に細かいとび柄]

紋意匠生地に細かい柄をあしらった優しい淡いお色です。袷は勿論ですが、
6月や9月の単衣にも是非お召いただける着物としてお誂えできます。縁取り
に金を使って柄を細かいなりに上品に施してございます。目立ちにくいので
無地感としてお茶席や研修会などにお召いただけるのではないでしょうか?

2. 単衣の小紋 × 織りの名古屋帯|ほんのり華やかに
※茶席でも上品さを演出したい方におすすめ

・着物
:単衣の小紋(流水や青楓、紫陽花など初夏の柄)
・帯:ざっくりした織りの名古屋帯(ベージュ地に優しい花模様)
・帯揚げ・帯締め:絽縮緬の帯揚げ+夏の組紐(明るめの色合いで涼しげに)

※このコーディネートなら、茶席だけでなく、ちょっとしたお食事会や
お出かけにも重宝するかと思います。

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】

しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を交互に
段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。段々によっ
て、菊の表情が変化してお太鼓に出す部分を変えると雰囲気も変わります。
単色使いですので上品に仕上がっております。又、軽くてしなやかな風合
いですので重宝する一本です。

西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦」

帯自体とても軽く締めやすいく大変重厚感があります。お色を考える
と、淡いお着物に合されるととても素敵になります。染びった柄を織
り込んだ枠の中に丸い輪があり、形は菊のようではありますが、様々
な形に施してあります。スリーシーズンお召いただける、大変重宝す
る逸品です。

夏・西陣織九寸名古屋帯【丸勇謹製】「唐織・吉祥文様」

流れるように銀糸で紋を施してある上から菊菱や紗綾型、菊や花菱
などといった唐織があしらわれていて爽やかで涼し気でこれからの
季節には大変重宝する一品です。お茶席にも、お稽古にも、ご友人
との会食にも重宝します。

※帯は先取りですので6月の単衣には良いと思います。

3. 単衣の江戸小紋 × 絽塩瀬の帯|すっきり大人の装い

・着物:単衣の江戸小紋(藍色・薄鼠色などの細かい柄)
:絽塩瀬の染め帯(シンプルな流水模様や抽象柄)
・帯揚げ・帯締め:涼しげな淡色(アイスブルーや藤色の小物)

※目上の方がいる場や、少し改まった茶会にも安心して着られる組み合わせです

6月の単衣は、春の名残と初夏の爽やかさを感じさせる装いが理想的です。
涼しげな色合いや素材選びを意識しながら、茶席にふさわしい上品な着こ
なしを楽しんでみてください。

★~茶席にぴったりな単衣の着物や帯をお探しの方へ~★
6月におすすめの着物やコーディネートのご相談も承ります。
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先:「きものむらたや」↓↓↓
https://www.kimono-murataya.com/index.php?main_page=contact_us

春のお茶会やお稽古におすすめ|小紋と帯のコーディネート

投稿日:

春の訪れとともに、着物を楽しみたくなる季節ですね。
特に、お茶会やお稽古、研修会などで気軽に着られる
着物をお探しの方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなシーンにぴったりの 「小紋と帯の組み合わせ」
をご紹介します。お茶をされていない方でも、普段のお出かけ着
として楽しめるコーデもご提案します。


小紋
… カジュアルなお茶会や研修会に最適なおすすめ飛び柄小紋

正絹小紋 京染め[紋意匠に華文様/Japanblue]
ブルーの飛び柄小紋爽やかなお色が春らしくこれからの季節を物語って
います。
丹後ちりめんを使用し、三種類の唐華華文をとび柄であしらっています。
華のある上品で控えめ過ぎず主張しすぎずといった感じの柄となっております。

合わせている帯はメリハリを持った方が持つようにと写真を撮った時がまだ
寒かったので濃いめのお色の帯を合わせました
特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

しなやかなハリと締め心地の良さを持つ上質な博多織の帯です。小紋や紬の他、
御召や江戸小紋など、普段使いのお着物におすすめです。

 

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・唐華・六通」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。帯自体
とても軽く締めやすいですが、柄は大変重厚感があります。綺麗
な黄色のお色に唐華を施してあり、格高い名古屋帯となっております。

 

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「院蔵特殊織裂・グレー色・総柄」

やや淡いグレー色を基調として、縦にやや濃いグレーストライプの
オシャレ感を演出しています。 柄は正倉院の御物にある唐花模様の
間に七宝模様の柄が施されています。 しかも全て柄のある全通の帯
という贅沢な逸品。 品格のある柄ですので、お稽古事、観劇とくに
お茶席にお奨めの一品です。

こちらの二本とも上のブルーの飛び柄小紋とは相性も良く名古屋帯とは
いえ格が高いのでちょっとした気軽なお茶会にはお勧めです。

 

季節の柄を選ぶとさらに素敵です

京友禅染高級小紋[橘桐菊文様]

 

クリーム色の生地に橘・桐・菊の柄が華やかに描かれています。
橘は、長寿と幸福の理想国、常世国の象徴としています。高貴な
象徴である桐との組み合わせは吉祥文様です。パーティーや
おめでたい初釜など色々とお召いただけます。

 

正絹小紋[紋意匠に飛び柄桐竹鳳凰紋・寿光織]

寿光織の紋意匠生地にとび柄小紋をあしらっています。 柄の雰囲気は
お茶席向きと言えます。色目も使い過ぎず上品に仕上げている様は、
お茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただてて帯合わせが楽しく
なる小紋です。
お色が春らしく素敵です。

 

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職段文に菊づくし 六通」

しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を交互に
段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。
上品です。明るめのお色を合わせると明るくなりますが、同系色の小紋
京友禅染高級小紋の上に合わせると帯が負けるかもしれません。
(ピンクの飛び柄小紋寿光織でしたら良いと思います)

そんな時はこちらの袋帯を合わせられたら良いかもしれません。

特選西陣織袋帯 【となみ織物 謹製】

バランスのよい品格の中にも、金彩はあくまでも 派手ではなく控えめな
色彩で品のある薄金、銀で表現をした配色に、優雅に装飾 された「華文唐草文様」のお柄です。

無地感のブルーの飛び柄小紋でしたら合う柄と思います。着物に比べて
帯に格が少し高いのかもですが、バランスは良いと思います。お色が軽く
春らしく爽やかなお色の着物に合っています。

しゃれ袋感覚として結ばれたら良いかと思います。

 

春らしい付け下げでお茶席にのお勧め

高級付け下げ [正絹未仕立て・松波]

さりげない古典柄で女郎花色を基本に裾は少しぐれーが入っていて
落ち着いた雰囲気です。地色が日本人の肌の色に大変合って顔映り
も綺麗に見えるお色です。古典調ですので、流行に惑わされること
なくお召いただけます。※帯はイメージ

 

特選西陣織袋帯【京藝謹製】「白眉・吉祥文様尽くし」

自ら「白眉」と帯に名付けています。お色は綺麗なクリーム色で柄は古典的
長くお締め頂けるお品です。鳳凰や華文や菊・松・桜などを施してバランス
よく仕上げています。各柄のパーツを組み合わせてできた洗練された柄行と
なっており、色々な色の糸を使っていますので無地でも色々なお色が選べます。

上の付け下げに合わせて華やかに正式なお茶席にどうぞ。

 

特選西陣織袋帯【藤原謹製】「彩王朝菱文」

落ち着いたお色がベースになっていて菱型の中に青海波・紗矢型・有職菱
などを織り込んだ中に松竹梅や紅葉・唐華を施してあるお茶席向きの袋帯です。
藤原織物の帯といえばお茶の世界では好まれて締められています。

私のサイトの藤原織物の名古屋帯は殆ど完売です。特に「しょうは」のシリーズは
大変好評でした。

帯の選び方|春にふさわしい名古屋帯&袋帯

  • 名古屋帯 … 小紋や紬に合わせて、カジュアルなお茶会やお稽古に◎

    特選板場友禅 染帯 九寸名古屋帯 【世界最大級 野蚕繭 アタカス 与那国蚕】

    全体を板で張り段ごとに柄が違っています。鳳凰の段、唐華の段、唐草、忍冬
    などの柄と様々です。生地はさらっとした紬の生地です。全通ですのでどこを
    出されても良いですのでお一人でお召しになる時も便利です。遊び心のある
    染名古屋帯(紬)となっております。エスニック風でシャレ感がございます。

    西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「三色段に桜・全通」


    淡黄色と青磁鼠色と薄青色の三色段の続きに桜が施してございます。帯は、軽く
    何処を出されても良い全通となっておりますので締めやすいです。「さくら」は
    国の象徴の花ですので結ぶにはいつでも大丈夫です。しかし折角ですので「桜」
    の時期に着用されるのも粋な着方かもしれません。

  • 袋帯 … 格のある場にもOK。付け下げやシンプルな小紋と相性抜群特選西陣織袋帯【都 謹製】「松華飾文・六通」
    白地に豪華絢爛な吉祥文様で施してある格の高い袋帯です。七宝の部分を
    松で施しその中には色とりどりの華文をあしらっています。
  • フォーマル寄りの装い(付け下げ+袋帯)

お茶席にはとても落ち着いた雰囲気に仕上がっています。

 

特選西陣織袋帯【京藝謹製】「白眉・吉祥文様尽くし」の帯を使って
訪問着と合わせてみました

 

こちらも正式なお茶会からパーティーに是非どうぞ

 

春のカジュアルお茶会コーデ(小紋+名古屋帯)

お色は黒地ですがだからこそ目立ちます。逆にお茶をされていない方ですと
オシャレにお召しになることが出来ます。
帯を替えたらもっと粋になるでしょう。

 

お稽古&研修会スタイル(お召しor紬+シンプルな帯)

このお品は黒地に四季折々の花柄模様(唐華)が白抜きで施されているように
型染めされてございます。とても手間のかかったお品です。おしゃれに、粋に
とお召しになる方の雰囲気に合わせて帯も名古屋だったりしゃれ袋だったりと
色々と楽しめます。

初心者向けの着物と帯の選び方~お茶会やお稽古

投稿日:

お茶席では、格式やTPO(時間・場所・目的)に合った着物を選ばれる
それが大切です。

初心者の方にお勧めの注意点

☆ 季節に合った素材や柄を選ぶ
☆ 動きやすく着崩れしにくいものを選ぶ
格式に(その場に)合ったものを選ぶ(普段稽古用・茶会用で異なる)

簡単に述べますとこの三点です。

では、もっと深堀してしていきましょう。

普段のお稽古のお着物を選ぶなら

★お稽古では、汚れても気にならないお着物ですとお稽古にも
集中できるかと思います。
★お茶席では着用不可のお着物でお稽古をされるとお道具から
着物の所作も集中できて宜しいかもしれません。

【例えば】
おすすめの着物の種類
☆ 小紋(江戸小紋、飛び柄小紋、総柄小紋)
☆ 紬(大島紬、結城紬などの上質なものもお稽古に)
☆ 無地の着物(一つ紋なしなら普段のお稽古に)

素材:お手入れが楽で扱いやすい生地
洗えるポリエステル
木綿   等もお勧めです。

東レの小紋(洗濯機で洗えます)

単衣にも袷にもできる東レの着物です。

左の小紋は東レ幾何学文様

右の輪繋ぎ文様も東レです

東レの小紋 (市松文様)無地感に近い反物です

これから暖かくなると袷では暑いと感じられる時期にお稽古には
綿麻の生地で単衣でお仕立てされるこちらがお勧めです

ちょっとかしこまった感じでお稽古されるなら
小紋でも飛び柄小紋が良いかと思います。こちらはちょっとしたお茶会には
お召しになれます。そのための予行練習と思ってお召しになられても宜しい
かと思います。

今ですと
手描き 糸目 友禅 着尺 正絹 [紋意匠生地 松の柄]

柄が笹蔓文様の紋意匠に松の柄というおめでたい着物です。松は飛び柄
で施されています。上品に描かれていますので帯の邪魔も致しません。
逆に帯が着物を引き立てます。お色も今の時期、これからの時期には丁度
宜しいかと思います。気軽なお茶会にもお召しになることが出来ます。
春の大寄せ茶会には宜しいのでは?

正絹小紋 京染め[紋意匠に飛び柄華文]

金の縁取りに白色の古典文様の柄を飛び柄として品良く配置しています。
地色はまさに品格を感じさせる淡いクリーム色。都会的なセンスあふれ
る高級小紋です。

お色が優しいですので春のお茶会向きです。

金の縁取りに白色の古典文様の柄を飛び柄として品良く配置しています。 地色はまさに品格を感じさせる淡いクリーム色。都会的なセンスあふれる高級小紋です。

東京染小紋(正絹)≪貞子好みより

光沢のある生地に季節を問わない柄付で帯によって表情が変わるので、華やか
な場所にも落ち着いた場所にもお召いただける小紋です。この生地にこの柄で
とこだわり『むらたや』のオリジナルの一品を染めて頂きました。江戸小紋染め
のおしゃれ美です。こちらですと単衣にされると爽やかに感じます。

☆ 
半幅帯、名古屋帯(九寸・八寸)が一般的です。楽に結べる半幅帯がお稽古に
は人気です。しかし名古屋帯を結ぶといざという時にはフォーマル感がでてお
役には立つかと思います。

八寸名古屋帯 【大光織物 謹製】「吉野間道・六通」

吉野間道は名物裂の一種で、江戸時代に茶人や大名たちに愛されていた
柄です。茶道において茶道具の袋や、掛け軸の表装などに使われています。
また、帯の柄などにも使われていてとても茶道と深いつながりのある柄です。

九寸名古屋帯(正絹)【佐々木染織謹製】
「市松に陽と陰の唐華文様・グレーが入った青蘭色」

唐華を施して華やかに織り上げています。帯地は黒。裏は黒地に御召御納戸色
で立湧柄に菊菱が施されています。おとなしめな小紋、総柄でも江戸小紋や
飛び柄小紋のシンプルな柄行ですと着物も帯も映えると思います。

西陣織九寸名古屋帯【木原織物 謹製】

確かな品質、軽やかな風合いで結びやすい帯となっております。柄は、どち
らかというと、しゃれ感があり市松柄が主でその一つ一つに柄が織り込まれ
ています。全体的に主張はしておりませんのでお茶席などの控えめなお席に
お締めいただけます。着物が濃いお色ですとメリハリが出て素敵でしょう。

博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段使いのお着物にもおすすめです。

こちらの帯はとにかくよく締まります。お着物を着られても着物がたるんで
くることはないかと思います。(結ぶ腕も関係するかとは存じますが)

茶会・正式なお席向けの着物

茶会では、会の趣旨や場所によって着物の格が変わります。

格式の高い場所の着物について

☆ 色無地(一つ紋あり) 通常のお茶会や初釜向け
☆ 付下げ  格を少し上げたい場合
☆ 訪問着  正式なお席

一般的に紋付色無地は付け下げより格が上とされています。
お茶席などでは「紋」を重要とされます。

色無地(一つ紋)が重宝されるのが分かる気が致します。
どんな場でも対応できるということでしょう。

ただ、少し寂しい気も致します。無地さえ持っていれば「安心」も良いのですが
やはりTPOを考えて着物合わせも楽しんでいただきたいです。

【季節のポイント】

春夏秋冬で素材や柄を意識しましょう。

  • :桜や若草などの優しい柄、淡い色合い
  • :絽や紗などの透け感のある生地(6~9月)
  • :紅葉や菊などの落ち着いた柄
  • :椿や南天、寒色系の着物

※帯は先取りです。6月には絽の帯を結び、9月には普通の帯を結びます

【初心者におすすめのコーディネート例】

〇お稽古向け

  • 小紋 + 名古屋帯(木綿や正絹)
  • 紬の無地 + 半幅帯

〇茶会向け

  • 色無地(紋付き)+ 名古屋帯(格のある)または袋帯
  • 付下げ + 袋帯(正式な席向け)

※一番は社中の先生や先輩にお聞きして足並みを揃えることも
大切かもしれません。

 

春の大寄せ茶会~お勧め着物と帯のコーディネート

投稿日:

春になるとお茶会のイベントとして「大寄せ茶会」が催されます。
そんな時どのような着物と帯のコーディネートで行けばいいのか
迷われることがあるかと思います。

大寄せとはございますがお茶席です。
※大寄せ茶会の格式によるとは思いますが・・・・・・

「春の大寄せ茶会では、春らしい優しい色合いの訪問着に、軽やかな袋帯
を合わせると季節感もでてお勧めです。」

例えば、淡い桜色の付け下げに、金糸が控えめに織り込まれた西陣織の袋帯
を合わせる。など

さくらネズ色に花筏に松・橘・菊・笹・梅等々の柄
こちらの付け下げなどはお茶席向きです。

※帯は、イメージです

お勧めの帯
特選西陣織袋帯 【となみ織物 謹製】 ≪優彩正倉院華文

品のある薄金、銀で表現をした配色に、優雅に装飾 された「華文唐草文様」
のお柄。 見る人に重たい印象を感じさせない女性ならではの、 気品豊かな
一品です。

特選西陣織袋帯【加納幸謹製】「縦雲取草花文様 金色・六通柄」

「雲取り」とは、古典的な模様の一つです。雲の形の曲線を図案化し
その雲取りの中に、草花などの柄が納められています。金には、シック
な泥金を使い、流行に左右されない、まさに高尚な古典フォーマルの
高級袋帯です。さすが「加納幸」の帯といえるでしょう。

格の高い飛び柄小紋(上品な柄・落ち着いた配色)
色無地感覚で着られる控えめな柄付け
帯や小物で格を調整できる場合

【きもの】
訪問着
(格式のある大寄せ茶会向き)
付け下げ(控えめながら品のある装い)
色無地(紋付き)
無難なチョイスです。


お色は春らしい柔らかな色(薄桜、若草色、藤色、水色など)が
宜しいかと思います。

柄は
3~4月なら「桜・菜の花・藤・蝶・流水」など春のモチーフ
4月下旬~5月なら「杜若・藤・青楓」など新緑の柄

格調を意識してあまり派手になりすぎないものを選ばれたら宜しいかと
思います。

【帯】
帯は格を合わせつつ、春らしく軽やかさを演出されることをお勧めします。
種類:
袋帯
(訪問着・付け下げには格式を揃えて)
名古屋帯(色無地や軽めの付け下げに)
色柄
淡い金銀やパステル系の帯(春らしく軽やか)
桜・流水・貝桶・菖蒲などの意匠があるもの
織りの帯(西陣織、唐織など)や軽やかな塩瀬の染め帯

小物のコーディネート
茶席では小物の色を控えめにまとめることで、全体が上品に仕上がります。

格の高い飛び柄小紋(上品な柄・落ち着いた配色)
色無地感覚で着られる控えめな柄付け
帯や小物で格を調整できる場合

飛び柄小紋のコーディネート

淡い桜色や、藤色、グリーン(淡い)、ブルーグレーなどの飛び柄小紋に
金糸がさりげなく織り込まれた袋帯を合わせると、上品で柔らかな印象
になります。飛び柄小紋は、無地感覚で着られるものを選ぶことで、お
茶席にもふさわしい装いになります。

飛び柄小紋は、選び方次第で略礼装として格を上げられます。帯と小物
で調整しながら茶会にふさわしいコーディネートにされたら宜しいかと
思います。

北出与三郎監修 小紋 [紋意匠生地 花菱文様に変わり七宝】

紋意匠は花菱柄です。時に変わり七宝とも思えるいう地柄。 柄の雰囲気は、
まさにお茶席向きと言えます。色と柄を使い過ぎず仕上げている様は、お
茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただけます。

正絹小紋[紋意匠に飛び柄松文・プラチナ箔使用]

紋意匠生地にプラチナ箔使用で松文を品良く飛び柄にあしらっています。
柄の雰囲気は、まさにお茶席向きと言えます。色と柄を使い過ぎず上品に
仕上げている様は、お茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただける帯
合わせが楽しくなる小紋です。

正絹小紋 京染め[紋意匠に飛び柄華文]

金の縁取りに白色の古典文様の柄を飛び柄として品良く配置しています。
地色はまさに品格を感じさせる淡いクリーム色。都会的なセンスあふれる
高級小紋です。合わせる帯も幅広く、袋帯や九寸名古屋帯で着用のシーン
が広がる重宝な一品です。

 

【着物の選び方】

:春らしい淡色(桜色・藤色・若草色・水色・薄ベージュなど)
:遠目には無地に見えるくらいの控えめな飛び柄(小さな花、吉祥文様、枝ものなど)

【帯の選び方】
飛び柄小紋は基本的に「略礼装」として扱われるので、帯で格を調整します。

袋帯(金糸銀糸が控えめなもの)→ 訪問着風に格を上げられる
名古屋帯(上品な織り帯、格調高い染め帯)→ 控えめな茶席向き

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・唐華・六通」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。帯自体とても
軽く締めやすいですが、柄は大変重厚感があります。綺麗な黄色のお色
に唐華を施してあり、格高い名古屋帯となっております。

特選西陣織袋帯【小森織物謹製】「松・梅・紅葉に巻物柄・六通」

京の老舗[小森の帯]です。松・紅葉・梅などの植物を豪華に
施し合間に雲取りの中に、波・唐華唐草・鳳凰をあしらっています。
全体的に優しい色使いですので上品に付け下げ、色無地や江戸小紋、
飛び柄小紋に合わせてお締め頂けます。

 

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職段文に菊づくし 六通」

しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を交互
に段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。段々
によって、菊の表情が変化してお太鼓に出す部分を変えると雰囲気も
変わります。

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。帯自体とても
軽く締めやすいく大変重厚感があります。お色を考えると、淡いお着物
に合されるととても素敵になります。格の高い帯です。

春のお勧めの小紋と名古屋帯

投稿日:
「三寒四温」

今頃の時期を言いますが、今年は寒さが勝っているのでこの言葉は
どうかしら?と思ってしまいます。の
2月から3月に使う言葉なのでこれから少しずつ温かくなればこちらの言葉も
生きてくるのかと・・・・・・・・・・

今こちらの小紋ですと寒く感じます。でもほんわかと柔らかい感じが何とも言えず
春らしい感じがします。帯も結びやすい八寸です同系でまとめてみました。
帯締め帯揚げで楽しめます。

博多織紋八寸名古屋帯【協和織工場謹製・本場筑前博多織】

 

板場型友禅染 小紋 正絹【幾何学模様】紋意匠生地 変わり七宝柄

 

全体を板で張り幾何学模様で染めてございます。四角の柄で丁寧に
銀で縁取っております。型染めですので全体に同じ柄が続いています。
お色も明るくて洒落ています。ミント系の地色、生地は変わり七宝柄
です。それに四角をバランスよく並べ模様化して御座います。お色が
爽やかですので春には白っぽい帯で秋にはお色の濃いめの帯にと楽
しめます。

 

特選西陣織九寸名古屋帯【小森織物謹製】「有職柄七宝に若松菱 六通」

 

こちらの帯ですとメリハリが利いて良い感じかと思います。

しなやかに織り上げられたチョコレート色をベースにした帯地。
その中に細やかに七宝や若松菱を施し、おめでたいお席に良いお柄と
なっております。

 

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職段文に菊づくし 六通」

しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を交互に
段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。段々によっ
て、菊の表情が変化してお太鼓に出す部分を変えると雰囲気も変わります。
単色使いですので上品に仕上がっております。

 

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・唐華・六通」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。帯自体は
とても軽く締めやすいですが、柄は大変重厚感があります。綺麗な
黄色のお色に唐華を施してあり、格高い名古屋帯となっております。
小紋は勿論、無地、江戸小紋、柄の少なめの付け下げ等に合わせて
頂けます。

型染小紋(正絹)[油滴天目茶碗のイメージで作られた]

小紋は油滴天目茶碗をイメージして、茶碗の黒い釉中に油の点滴に似た
小さな丸い斑点を型染で縦ストライプの紋意匠白生地に色々なお色で施
してございます。ここで4色以上のお色を使っていますので、型紙も4枚
以上使っていることになります。全体にちりばめてから、上から一色お
色を重ねます。そうすると深みのある素敵なお色になります。正に油滴
天目茶碗の様に趣のあるお品となっています。

帯は川島織物の名古屋帯です

高級小紋[伝統工芸士雅号:木永栄絹作 遊心]

地色が青丹色で一反の生地に色々な江戸小紋柄を施してございます。その柄
を絞りの伝統工芸士の木永栄絹先生がより良く上品にしてくださいました。
まさに、お茶会にふさわしい小紋です。

八寸の帯にあわせてございます。

西陣の九寸名古屋帯で合わせるとしたら、

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「院蔵特殊織裂・グレー色・総柄」

やや淡いグレー色を基調として、縦にやや濃いグレーストライプの
オシャレ感を演出しています。 柄は正倉院の御物にある唐花模様の間に
七宝模様の柄が施されています。 しかも全て柄のある全通の帯という、
贅沢な逸品。 品格のある柄ですので気軽なお茶席にお奨めの一品です。
観劇、趣味の会にもどうぞ。

SALE価格の時はお稽古や研修会などにも気兼ねなくお締めください。
重宝するお品です。

お勧め振袖ご相談会~お茶会向き小紋と名古屋帯~

投稿日:

寒さの厳しい年です。

仕事をしようにも思うように体が動きません(寒くて)
温かいお茶を飲んでもちょっと経てばすぐ冷めます。

いつになったら思い存分動けるのでしょう。

そんな中でもお直しをとおっしゃるお客様がいらしてくださいます。
「衿の繰り越しをきものと襦袢を合わせて欲しい」というご要望。
着物を触るより襦袢の方がお値段がかからないので着物に合わせて
襦袢を直すことと致しました。多少着物の袖付けがほどきか出てい
たのでそこも一緒に直すということも受け合いました。

着用は6月ですが、早めにおっしゃってくださっているので
助かっています。

 

今は2月10日 大学でいえば春休みでしょうか。早い方は来年のお振袖
を決めていらっしゃる方は多いかと思いますが、まだの方。まだまだ間に合います。ご要望があればある程度そぐうように度力いたします。

こちらは、お買い求めもレンタルも可能です

レンタルセットで合わせてみました。

こちらもレンタルです。お着物は特徴のある「波」お色は茶系写真より
渋めです。お袖はあまり見ないかぶせとなっています。

本来、レンタルの振袖でかぶせのお袖はあまり見かけません。

最近は、振袖を買われる方よりレンタルの方が増えてきています。
買われる方を待っていても、いくらいいお品でも振袖が「かわいそう」
と思い、レンタルでお出しすることと致しました。

こちらのお品も3回貸してトントン4回目から少しの利益が見込まれ
るかと思います。

先日レンタルされたお品も勿論そうです。そちらも御所解き文様で細かい
柄行きや金加工。手の込みようが違います。

このように飽きないお品、特徴のあるお品を揃えております。

これからのちょっとしたお茶会の小紋はこちらはいかがですか?

手描き 糸目 友禅 着尺 正絹 [紋意匠生地 松の柄]

笹蔓文様の紋意匠に松の柄というおめでたい着物です。松は飛び柄で
施されています。上品に描かれていますので帯の邪魔も致しません。
逆に帯が着物を引き立てます。

お色は葡萄茶色でなかなかシックなお色です

九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】「忍冬唐草文・パープル地・六通」

優しくて気品のある神秘的な紫を地色にお柄は「忍冬唐草文」で
お柄は上品にまとめてございます。お着物に対して邪魔をせず尚且つ
趣味性を漂う、洗練された表情をしていますので、ひと味違う着物姿
を演出してくれる逸品の帯です。同系色でまとめていますが、濃淡が
はっきりとしていますので帯締めで全体をまとめてください。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

白をベースに正方形のドット柄が幾何学的に配してあり、数色の
お色で施されてございます。おしゃれで粋な感じを表現してござ
います。博多織伝統の平織を利用した織物でございます。

 

正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製】 綾羅織 全通

「よろけ模様」を二重だてにして織上げ、幻想的な帯の表情を作り上げ
ました。まさに独創的な袋帯です。しかも総通しの全通ですので、お太鼓
の部分をあまり気にしなくてすむ安心なお品。軽くて、しなやかな締め心地
どのようなお方にもお薦めできます。 カジュアルな訪問着、付下げ、小紋など、
幅広いコーディネートでお楽しみいただけます。 お茶席などにもぴったりな
ひと品です。

 

正絹西陣織袋帯 【陰山織物謹製・箔屋清兵衛】 全通

多くのお着物愛好家さんやお茶をたしなんでいらっしゃる皆様ならば
ご存じの陰山織物。一般的には『箔屋清兵衛』の名で知られています。

山鳩色に近いお色が地色です。それに色々な名物裂文様が施されています。

箔を自由に綾なし深みある彩りで織り成された、お値段以上の風格が漂う
仕上がりですのでお茶のお席に結ばれたり、お稽古にも気兼ねなく結んで
いただけるお値打ち品です。柄も名物裂文様ですので正にお茶席のために
織られたお品ともいえるでしょう。お茶会に是非どうぞ。

 

春のお茶会~北出与三郎監修小紋と板場友禅小紋そして名古屋帯

投稿日:

2月はショッピングサイトを初めた月です。
写真の撮り方見せ方は全くの素人ですので未知の世界に踏み込んだ「むらたや」を
どのように成長させていくかが難問でした。

お客様とのやり取りは、対面のように手際よくはいかず手こずることも度々。

一番の難問は寸法です。
cmと尺では多少の誤差も出ます。こちらが疑問に思っていることを問いましたら
積極的に応えてくださる方が多く助かっております。
そんなサイト「きものむらたや」に成長させていただいたのはお客様のお陰と
思っております。【感謝】

 

立春も過ぎ少しは寒さも和らぐかと思いきや、今は本当に寒い日が続いています。
しかしそれも来週には少しずつ春を感じる日も増えてくるかと思います。

「春」になればやはりお茶会。大寄せのお茶席の企画を耳にする事が多くなり
ます。

お彼岸もございます。いわゆる彼岸会。春と秋の2回(春分、秋分の日の前後)
ご先祖様の供養、法要お墓参りがございます。お茶会を催すにもこの頃が季節的
に良いかと思います。ただ、お道具は仏ぽいものでなく、春を感じさせるお道具を
選ばれたら宜しいかと思います。

三月は「利休忌」がございます。
利休は秀吉の怒りに触れ、天正19年2月28日70歳で自刃しました。その日を
利休忌と定め2月28日に営まれていましたが、今は3月となっています。
利休の血統を受け継ぐ三千家では、「利休忌」には画像の前に供茶をし門弟と共に
利休を偲ぶ。
「忌」となりますので精進が主となるようです。

ひな祭りもあれば、お花見もございます。行事は目白押しです。

気軽に小紋。でも品が良くて綺麗な感じが良いですね。

そこでこちらをお勧めいたします。

北出与三郎監修 小紋 [紋意匠生地 花菱文様に変わり七宝】正絹 日本製

紋意匠は花菱柄です。時に変わり七宝とも思えるいう地柄になっています。
柄の雰囲気は、まさにお茶席向きと言えます。色と柄を使い過ぎず仕上げ
ている様は、お茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただける帯合わせ
が楽しくなる小紋です。着る方の年代層の幅も広く、まさにお薦めのお品
です。地紋と飛び柄を同じ柄にしている所がオシャレです。
見方によっては、落ち着いていてお茶席にお勧めです。

 

合わせる帯として
九寸名古屋帯がお勧めです。

九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】「忍冬唐草文・パープル地・六通」

1854年の創業以来、実に150年。その妥協を許さない物作りは大勢の
キモノ通の方には定評のある人気ブランドの機屋さんです。 優しくて
気品のある神秘的な紫を地色にお柄は「忍冬唐草文」で お柄は上品に
まとめてございます。お着物に対して邪魔をせず尚且つ趣味性を漂う、
洗練された表情をしていますので、ひと味違う着物姿を演出してくれ
る逸品の帯です。こちらでしたら皇室御用達の北出与三郎監修の小紋
を合わせたら正式なお茶席でなければ十分お召しいただけて上品に
なると思います。

しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を交互に
段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。段々により、
菊の表情が変化します。お太鼓に出す部分を変えると雰囲気も変わります。

おとなし目になりますが上品に気品高くお召しいただけます。

【北出与三郎】について
北出与三郎氏作の色無地がございますが、それは榊染めで生地に皇室の方のお印(おしるし)を地紋に織り込んだものとして知られています。
北出与三郎氏は西陣の名工で、特に紋意匠の技術に秀でており、皇室にもゆかりのある織物を手掛けていました。皇室の方々のお印を地紋に取り入れた色無地は、格式が高く、特別な場面で着用されることが多いです。この色無地は、肩山には地紋がなく全体はすっきりとシンプルながらも、地紋に繊細な意匠が施されていて、上品で洗練された雰囲気を持っています。(北出の本袋帯も有名です。オランダ線の所が丸北マークとなっています)
※本袋とは袋帯の一種で、本袋帯は織りの段階で筒状に織られるため、縫い合わせがなく、裏地も表と同じ織りの柄が続いているのが特徴です。帯の全体が一枚の生地で織られている帯のことを指します。通常の袋帯は、表と裏の2枚の生地を縫い合わせて作られます。
本袋帯は格式が高く留袖、訪問、無地着紋付などに合わせられます。

板場型友禅染 小紋 正絹【幾何学模様】紋意匠生地 変わり七宝柄

全体を板で張り幾何学模様で染めてございます。四角の柄で丁寧に銀で
縁取っております。型染めですので全体に同じ柄が続いています。お色も
明るくて洒落ています。ミント系の地色、生地は変わり七宝柄です。
それに四角をバランスよく並べ模様化して御座います。お色が爽やかです
ので春には白っぽい帯で秋にはお色の濃いめの帯にと楽しめます。

 

こちらの小紋(板場友禅染)同じところで染めた染名古屋がこちらです

流石にこちらを合わせるとくどいので、すっきりとシンプルに
そして粋にお召しいただきたいです。

小紋は、八寸名古屋帯を合わせてみるとか。それもシンプルな帯を
帯の方は、紬やお召しに合わせたらいかがでしょう。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。博多織の名門処の新柄です。
真の良い洒落帯を作っておられ、しなやかなハリと締め心地の良さを
持つ上質な博多織の帯です。小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段
使いのお着物にもおすすめです。こちらの、八寸名古屋帯は、白をベース
に正方形のドット柄が幾何学的に配してあり、数色のお色で施されてござ
います。おしゃれで粋な感じを表現してございます。博多織伝統の平織を
利用した織物でございます。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多琥珀織 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

こちらの八寸名古屋帯は、幾何学模様が全体に織り出されています。小さな菱重ねの模様がびっしりと並び、菱の中には十字の形が織り込まれ、とても立体的に見える不思議な織りです。本絹の糸だけで織られとてもしっかりとした打ち込みで、手に触れていても心地良く独特の美しさがございます。
銀色寄りの白の色でそれがまた上品に映ります。実際にお着物と合わせられるとお綺麗ですし合わせやすいと思います。

パールのような光沢が大変魅力的帯となっております。そこがシンプルですが洒落ていて板場友禅の着物には粋にお召しいただけるのではないかと思います

春の着物と帯~お茶会や普段から着物を着ましょう

投稿日:

立春とはいえまだ寒いです。蝋梅も咲き始めいい香りがしてきます。


寒いから春の着物は・・・・・とお考えになっていたら間に合わないかもです。お着物や帯にはお仕立てが必要でございます。

そう考えれば、春の着物は今頃からご用意するのがいい時期なのかもしれません。

夏のきもの(絽の江戸小紋染)は今からご準備されます。勿論、染からなのでお時間が必要ですから早めにご準備に入っていますがそうすると、お仕立ても
配慮が出来ますので私どもも有難いです。

都会でお仕立てをすると高いですが、私どもの地域はどうもあまり高はないみたいです。
ネットを調べましたがこの金額で本当にお仕立てができるかしら?と不思議に
思うところもございました。お仕立て込みの所でかなりお安いところは尚更です。

今、帯芯にしても、胴裏、八掛にしても値上がりしています。

昨年家内労働について島根県から聞き取り調査が来られました。

私どもの仕立て屋さんのお一人は、インボイスに入って欲しい。
「でないと仕立物をこれ以上出せない」と言われたそうです。
その方は入らないときっぱりお断りになられました。

その上で私どもにお仕立物の金額から消費税を抜いて良いからお仕立物を出して
欲しい。と言われたんです。

そもそもが平成16年から最低賃金が上がっていないこの業界です。金額をあげる
ことはあっても下げるなんて今の時代に反しているでしょう。

そう考えるとお仕立て上がりでいくらというお品は

さて幾らの商品なんでしょう。不思議でたまりません。

 

特選 小紋 正絹 京友禅 [ 北斎模様柄 陰浅葱色 ]
お茶会 お稽古 新年会 同窓会 観劇 お食事会 趣味の会にどうぞ

 

年齢はとはないお品です
お茶席にお召しになるなら古典柄の名古屋帯が良いでしょう。
粋にオシャレになら八寸名古屋のしゃれ感の帯もお勧めです。

正絹西陣織袋帯 【廣部商事謹製】 ≪名物裂唐花双鳳凰文様≫

ベージュの地色に鳳凰の柄と花のようなそうでないような異国を思わせる
柄行です。名物裂だけあって、締めやすく、また一般の袋帯と違った味わい
がございます。上品にそれでいてきもの選びに苦労しない帯だと思います。
袷のお着物にはもちろん、9月の単衣のお着物にも締めていただけます。
着用期間の長い袋帯として、とても便利なひと品です。 あらゆるシーンの
お出かけにお使いいただけます。

お茶会、普段にどちらでも大丈夫です。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】観劇・お茶席・お食事会など

大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。博多織の名門処の新柄です。真の良い
洒落帯を作っておられ、しなやかなハリと締め心地の良さを持つ上質な
博多織の帯です。小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段使いのお着物
にもおすすめです。

こちらの、八寸名古屋帯は、白をベースに正方形のドット柄が幾何学的に
配してあり、数色のお色で施されてございます。おしゃれで粋な感じを表現
してございます。博多織伝統の平織を利用した織物でございます。

こちらの帯と合わせると粋にオシャレになります。

 

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「幾何学模様・菱垣重ね」

若芽色の地色に菱垣のように柄を施していて、時期時期に関係なく
お締め頂ける重宝する名古屋帯です。おとなしめのお色ですが、合わ
せる着物でメリハリをつけるとおしゃれになります。
上の 北斎模様柄 等に合わせたらオシャレになるのではと思います。

ちょっとしたお茶会でしたら出席できます。

茶屋辻文様柄小紋 【板場友禅染】

 

 

丹後ちりめんんの生地に茶屋辻文様柄を板場で友禅染をしたお品です。総柄で
質感もございます。地色が黒でまたおしゃれです。正式なお茶席には難しいで
すが、気軽なお茶会、大寄せの茶会などでしたら大変見栄えのするお品かと
思います。また、趣味の会やご友人とのお食事会に是非どうぞ。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯
【本場筑前博多琥珀織 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

 

こちらの八寸名古屋帯は、幾何学模様が全体に織り出されています。
小さな菱重ねの模様がびっしりと並び、菱の中には十字の形が織り込まれ
とても立体的に見える不思議な織りです。本絹の糸だけで織られとてもしっ
かりとした打ち込みで、手に触れていても心地良く独特の美しさがございま
す。銀色寄りの白の色でそれがまた上品に映ります。実際にお着物と合わせ
られるとお綺麗ですし合わせやすいと思います。パールのような光沢が大変
魅力的帯となっております。

上の黒の茶屋辻文様の柄にはこちらのすっきり調の帯が素敵ではないでしょうか

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職柄七宝に若松菱 六通」

しなやかに織り上げられたオフホワイトをベースにした帯地。その中に細やか
に七宝や若松菱を施し、おめでたいお席に良いお柄となっております。何処を
出されても良いですし、どのようなお着物のお色にも合わせやすくなっており
ます。軽くてしなやかな風合いですので、重宝する一本です

 

新春のお茶席の着物と帯~お勧め小紋と名古屋帯

投稿日:

お正月気分もやっと抜けたような気も致します。
その代わり外は雪が舞い肌寒く底冷えがします。私どもの地域は田舎ですので
人の行き来はもっぱら車です。その車もあまり見ません。やはり流行りの風邪や
インフルエンザが関係しているのでしょうか。

お陰様で寒さに耐えれば良いだけで病院にお世話になることもなく過ごすことが
できています。ともあれ【感謝】でしょう

 

お勧めの小紋のご紹介です

☆特選 小紋 正絹 京友禅 [ 北斎模様柄 陰浅葱色 ]

西陣織九寸名古屋帯【山田織物謹製】「雲どりに七宝や青海波・六通」

地色は金茶系で正統派の古典柄の名古屋帯です。お色が濃くても淡くても
合うお色の帯です。どちらかというと落ち着いた印象を感じます。
静かなお茶席にはとてもしっくりとくる帯と思います。

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多琥珀織 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。博多織の名門処の新柄です。
真の良い帯を作っておられ、しなやかなハリと締め心地の良さを持つ上質
な博多織の帯です。
こちらの八寸名古屋帯は、幾何学模様が全体に織り出されています。小さな
菱重ねの模様がびっしりと並び、菱の中には十字の形が織り込まれ、とても
立体的に見える不思議な織りです。本絹の糸だけで織られとてもしっかりと
した打ち込みで、手に触れていても心地良く独特の美しさがございます。
銀色寄りの白の色でそれがまた上品に映ります。実際にお着物と合わせられ
るとお綺麗ですし合わせやすいと思います。
パールのような光沢が大変魅力的帯となっております。

八寸名古屋帯 【大光織物 謹製】「吉野間道・六通」

吉野間道は名物裂の一種で、江戸時代に茶人や大名たちに愛されていた柄です。
茶道において茶道具の袋や、掛け軸の表装などに使われています。また、帯の
柄などにも使われていてとても茶道と深いつながりのある柄です。しかし、合
わせ方によって粋にもオシャレにもなります。

京染高級小紋[染着尺・総柄]

お茶席や新年会、初釜や炉開き弾き初めなどおめでたい場にどうぞ

小紋なのですが柄付けが総柄でまるで訪問着のように見える小紋
です。しかし仕立てると柄はずっと続いて後ろになったときに柄が
下向きになるので小紋となりますので付け下げや訪問着とは全く
違います。が、金も使用されていて華やかになっていますのでお稽古
にはもったいないお品といえます。できればお茶席にお召しいただき
たい上品なお着物です。小紋とはいえ付け下げくらいの格のあるお品
ですのでしゃれ袋を合わせても大丈夫です。重たすぎる(重厚な)袋帯
ではないお品をお勧めします。

 

こんな感じの帯で合わせたらいかがですか
☆特選西陣織九寸名古屋帯【小森織物謹製】「有職柄七宝に若松菱 六通」

しなやかに織り上げられたチョコレート色をベースにした帯地です。
その中に細やかに七宝や若松菱を施し、おめでたいお席に良いお柄と
なっております。何処を出されても良いですので結びやすいです。

 

☆九寸名古屋帯【佐々木染織謹製】「市松に陽と陰の唐華文様・青蘭色」

唐華を施して華やかに織り上げています。帯地は黒。裏は黒地に御召御納戸色
で立湧柄に菊菱が施されています。メリハリは利くとは思いますが好き嫌いが
はっきりするタイプの帯かと思います。

 

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・市松に四季の花」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。
帯自体とても軽く締めやすいですが柄は、大変重厚感があります。お色を
考えると、透けない単衣のお着物に合されるととても素敵になります。四季折々
の草花やおめでたい柄を施してありますので、スリーシーズンお召いただける
大変重宝する逸品です。
こちらを合わせると、同系色ではございますがおめでたい雰囲気が着物と帯に
感じられメリハリを帯締めや帯揚げで作ると面白いかとも思います

上品で格のある帯です。ちょっとしたお茶席には良いお品です。